卵を孵化させよう
卵に魔力を流し込むと徐々に大きくなる。
40センチ位の所で止まり中で動いている感覚がある。
パキッ
すると中から
全体は黒く額の十字と尻尾の先だけ白いイタチのような魔獣が産まれた。
「ごしゅじんさま、おはよー?」
「喋れるんだ!?あっおはよ。僕はコウだよ。」
「コウさまー?」
「コウでいいよ。君は名前あるのかな?」
「コウわかった!んーとね、名前はないけどライトニングラーテルって種族なんだぁ!」
「じゃあ…名前を付けないとね。ライトニングラーテルだから“テル”でどうだろう?」
「テル、テルうれしー!コウありがと!」
そう言ってテルは仰向けになってスリスリしてくる。
はァはァ。何この子可愛すぎるでしょ。
「ねぇ、テル。ナデナデして顔を埋めてもいい?」
「うんいいよー!」
一礼して、お腹に顔を埋めながら前足の付け根あたりをもふもふ。すぅーーーーはぁーーーーー。もふもふ。
お腹の毛はふわふわだ。
背中側の毛は固めだが艶々していて触り心地いい。最高です!!
その行為は10分続いた。
「ふぅ、ありがとう。」
「コウはナデナデ上手だねー!」
天使なのかっ!?うちの子は天使だったらしい。
もっともふもふしたい所ではあるけど、日が落ちる前に食料を確保しときたい。近くに村や街があればいいけど。
「テル、食料を集めたいから森に入るんだけど一緒に来てくれるかな?」
「いいともー!テルねー遠くまで匂いわかるの。美味しいのいっぱい探すね!」
「頼りにしてるよ。」
「うん!任せてー♪」
読んで頂きありがとうございます。
それに加え、ブクマ、評価してくれた方感謝感激でございます(^^)
初作品で至らぬ所もございますが今後ともよろしくお願いします!!




