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古竜との戦い 1

すみません、今回は短いです( ;´・ω・`)

さて、竜退治に来たんだけど。思わず、ため息を溢した。あの、オカマ野郎と脳筋バカ騎士め……。


『ふむ、少しは歯ごたえがありそうだな。』


古竜に、人間が勝てるわけないだろう!


「さて、この道化は竜が暴れていると聞いたのだが?ギルドマスター、これはどう言うことだ?」


冷たい魔力を纏い、アルドを見つめる。


「私も、まさか古竜だとは思わなかったわぁん。」


その言葉に、嘘を感じられずため息を吐き出す。


「古竜殿、ここに何か用か?」


『むっ、特には無いが?』


そう言うと、目を輝かせてからジッと知略の道化師を見る。リベルテは、ステータスを覗かれる気持ち悪さに仮面の下で眉をひそめる。


『ほぉ、お主の名は?』


「申し訳ないが、このような人の多い場所では言えない。私の、仲間に迷惑がかかる。」


『ふむ、仲間思いなのか気に入った。少し、我と遊んでくれないか?お前のような、強者とはもうずっと出会ってなかったのでなぁ。暇で暇で ……。』


嬉しそうに、ニコニコしながら暇だと言う。


「暇潰しで、他人に迷惑をかけるなぁ!」


思わず、口調を崩して言う。古竜は、それがよほど嬉しかったらしく笑いだす。


『さて、少年よ。さっそく、遊んでもらおうか。』


「そもそも、私は遊ぶとは言ってない。」


『えぇい、行くぞぉ!』


まったく、人の話をちっとも聞きやしない。このままだと、重傷は免れないな。仕方ない、全力でお相手するしか無いな。不老になったとは言え、死ぬことには変わりないのだから。


「はぁ……。では、この道化……全力で相手する。ギルドマスター、先程から古竜に攻撃している冒険者を下がらせろ。」


「了解よぉん!撤退!撤退よぉーん!」


それでも、引かない冒険者の一部にギルドマスターがついにブチギレた。男らしい声で、ドスのきいた声で冒険者達に向かい歩く。


「おい、てめぇーら!撤退だって言ってんだろうが!聞こえねぇのか!それとも、死にてぇのか!」


うん、真面目に格好いいぞアルド。その、オカマキャラを捨ててそのキャラに戻れよ。


「終わったわよぉん。」


さて、やるしかないか。普段、体の中に閉じ込めている魔力を解き放つ。


『さて、待ってやったのだ楽しませろ!』


迫る攻撃を、回避したり潰したり隙あらば攻撃をいれたりする。竜は、楽しそうである。


こっちは、一撃でも当たれば致命的。でも、相手はこちらに手加減してるんだろうな。


『この動きは、まるでノワールのようだな。』


親父の知り合いだったの?


「えっと私は、ノワールの息子なんだが。」


『なんと!それは、真か!』


頷いて、古竜を見上げるのであった。


『ならば、全力を出さなければ我でも危ういな。』


「全力を出されれば、私は死ぬぞ!?」


『ほーれ、いくぞぉー。』


えっ、マジか。

さて、古竜との戦いの決着は次の話です。(* ´ ▽ ` *)


読んでくださり、ありがとうございましたm(*-ω-)m

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