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朝、班別行動が始まった。浩一は千沙と一緒の班だ。まずは浅草寺に行こうと思っている。浅草寺に参拝して、高校受験がうまくいくように願をかけてこようと思う。そして、何かのグッズを買いたいな。それから、上野動物園や新宿御苑に行きたいな。そして、宿に帰ってくる。これが今日の予定だ。
千沙と浩一のいる6人の班は営団銀座線に乗っていた。昭和2年に開業した日本初の地下鉄が始まりという。銀座線には多くの人が乗っている。これが都会なんだな。みんな車内を見ていた。見慣れない地下鉄の内外装にびっくりしている。これが東京なんだな。そして浩一は思った。いつかここに住んで、これに乗って様々な観光名所を巡りたいな。そして、家族と一緒にまた様々な観光名所を巡りたいな。
6人は浅草駅に着いた。浅草駅の改札を出ると、そこは地下街だ。だが、梅田に比べて少し狭い。6人はそこを進んでいく。まだ朝早いためか、やっている店はあまりない。夜になれば、多くの店が開き、多くの人で賑わう事だろう。それを見て、浩一は思った。いつか大人になって、東京に住んだら、ここで飲み歩きしたいな。
6人は地下街を抜けた。目の前には松屋浅草がある。松屋浅草の2階には東武電車の浅草駅があり、この駅を出ると右に曲がり、隅田川をゆっくりと越えていく。地上に出たその時、隅田川を渡る東武電車が見えた。その先には日光や鬼怒川温泉がある。いつか、東武電車に乗って、日光や鬼怒川温泉に行ってみたいな。
「着いた!」
「ここが浅草か」
6人は浅草に驚いていた。これが浅草なのか。写真でしか見た事がない。これが浅草なのか。多くの人が行きかっていて、とても賑やかだ。これが東京の賑わいなんだろうか?
6人は浅草寺に向かっていた。そこまでの参道には多くの人が歩いている。みんな、浅草寺を目指していると思われる。彼らはみんな楽しそうだ。みんな、浅草寺に行くのを楽しみにしているようだ。
「これが浅草寺か。すごいなー」
浩一は辺りを見渡した。これが浅草寺の風景か。よく覚えておこう。そして、東京に住んだら、いつかまた来よう。特に、初詣で行きたいな。
「これが憧れていた東京か」
「うん」
千沙は思った。これが浩一のあこがれている東京なのか。確かにそうだ。様々な物があり、多くの人がいて、とても豊かだ。浩一が憧れるわけがわかる。浩一はこれまで大変な人生を歩んできた。だからこそ、明るい、豊かな人生にあこがれているのだ。そして、普通の人生を歩んで、多くの子供たちに囲まれたい。千沙は浩一の気持ちがわかった。
「いつか住んでみたいわー」
「そやね」
6人は浅草寺に行き、お参りをしてきた。みんな、浅草寺の参拝を楽しんでいた。東京観光って、こんなに楽しいんだな。もっといろんなところに行きたいな。だけど、今日はここと上野動物園と新宿御苑ぐらいだ。でも、もっと巡りたいな。そして、みんなに自慢したいな。だけど、時間の関係でそれはかなわない。成長したら、もっといろんな所を巡りたいな。
「こんなとこなんだね」
「東京って、夢があるようで、住みたいと思うんや」
千沙は笑みを浮かべた。浩一は東京に住むのに憧れている。いつか、本当に住めるように頑張ってほしいな。そして、住むようになったら、私を誘ってほしいな。
「いつか、東京に住めるとええね」
「うん」
浩一は東京に住む事を夢に描いていた。参拝での願いも、東京に住む事ができますようにに決まっている。でも、そのためには受験などの勉強をしっかり頑張らなければ。東京の大学に進学するためには、それぐらい頑張らなければならないだろう。苦しい日々になるだろうけど、頑張らなければ。
「いつか東京に住むようになったら、僕も誘ってや」
「うーん・・・」
川島の言葉に、浩一は戸惑った。一緒に行きたいと思ったけれど、どうしよう。
「それはまだ考えてへんか。でも、僕も住みたいわ」
「そやね」
ふと、浩一は思った。これから、東京はどのように発展していくんだろう。そして、どう変わっていくんだろう。それを東京に住み、生で見てみたいな。
「東京って、これからどう発展していくんやろね」
「そやね。発展する日本を見ていくのも、ええね」
そう言われると、千沙も東京に住んでみたいと思うようになった。1945年8月15日まで戦争をしていた日本は、これからの戦後、どのように発展していくんだろう。想像できないけれど、今以上にもっと豊かに、大きく発展していくだろうな。
「やろ? 戦争で負けた事を感じさせん日本の成長。これから平和へ向かって進んでいく日本を、この目で見ていきたいんや」
「うん! 僕も見ていきたい」
川島は笑みを浮かべている。川島も東京に住みたいと思っているようだ。その為には、浩一に負けないように受験などの勉強を頑張らないと。
「そやね」
浩一は笑っていた。また1人、受験勉強を頑張ろうと思う人が増えて、本当によかったと思っているようだ。




