【第2章:Piはどこで使えるの?“実需”というリアルな話】 第1節:「“お店で使えるPi”はもう始まっている?」
「使えるって言ってもさ、どこで?ほんとにPiってお店で使えるの?」
こんな疑問、めちゃくちゃ自然だと思う。
この章では、“実需”――つまり「Piが実際に使われているかどうか」について、リアルな事例や仕組みを交えて解説していくよ。
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■ 実際にPiで買い物できるの?
結論から言うと――できる。
たとえば、PiFestっていうグローバルイベント。
これは「Piを使って商品やサービスを提供する加盟店を増やそう!」っていう取り組みで、
2024年の公式発表では世界中で27,000店舗以上が参加してる。
•飲食店(ピザ屋、カフェ、ラーメン店など)
•雑貨屋さんや美容院
•オンラインショップやデジタルコンテンツ販売
日本国内でも、SNSで「#Pi支払いOK」みたいな投稿をしているお店がちらほら出てきてる。
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■ どうやって支払うの?
専用のウォレットアプリを使って、QRコードで送金するだけ。
仕組みはこう:
1.お店側が「Piで〇〇円相当」と価格を表示
2.お客さんがウォレットアプリを開いて、Piで支払い(送金)
3.お店側が確認して完了!
めちゃくちゃシンプルで、クレジットカードやPayPayよりも直感的に使えるのが魅力。
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■ 相場が安定してないのに大丈夫なの?
確かにここは気になるところ。
Piはまだ価格が不安定(2025年時点で1Pi ≒ 1ドル前後)。
でも、加盟店側はあくまで「Piを“仮想のドル”として扱う」感じで運用してる。
たとえば:
•「このラーメンは1Piで提供します(だいたい1,000円)」
•Piの価格が変動しても、それに合わせて調整
つまり、現時点では“プロモーションや実験的”に導入している店が多い。
だけど、そこから「Piで払える店」が広がっていくのは確かな流れなんだ。
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■ なぜお店側はPiを導入するの?
いちばん多い理由はこう:
•「未来の客層を取り込みたい」
•「新しい決済にチャレンジしたい」
•「Piのコミュニティとつながりたい」
特に個人経営のお店やWeb3に興味あるオーナーが導入してるケースが多く、
Piを通じて“新しい人の流れ”を作ろうとしてる。
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■ でも、まだまだ広まってないよね?
それも事実。
日本国内では、現時点で「Pi決済OK」の店はごく一部。
ただし、“芽”は確実に育ちつつある。
特にアジア圏や発展途上国(フィリピン、ナイジェリア、インドネシアなど)では、
Piの実店舗採用が加速してる。
これは、「銀行口座がない人でも使える通貨」としての役割があるからだ。
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■ Piが使われる未来はどうなる?
これからPiがどんどん使われていくと、こんな未来が見えてくる:
•飲み会の割り勘はPi送金で
•ネットショップでPi決済が選べる
•海外旅行でもPiで支払い可能に
•Web3上のゲームやアプリでアイテムをPiで購入
•そして、実店舗で「Piでラーメン1杯」が当たり前になる世界
これは、ただの妄想じゃない。今、世界のあちこちで始まってる“現実”なんだ。
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■ おわりに
「Piって実際に使えるの?」
そう思ってた人も、少しイメージが湧いたんじゃないかな。
使える場所はまだ少ないけど、
“価値のある通貨”って、こうやって育っていく。
次の節では、その“使われる仕組み”について、さらに深く掘っていこう。
(→ 第2章 第2節へつづく)