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【第6章:第3節】 「Pi上で何を作るか?」アイデアの出し方と注意点


「Piでアプリを作ろう」と言われても、最初にぶつかる壁は――**「何を作ればいいのか分からない」**という発想の課題だ。


アイデアとは、実は“制限の中”でこそ生まれるもの。

ここでは、Pi上でのdApp開発において有望なテーマや注意点を紹介していく。



● Piで作るべき“現実的なジャンル”とは?


今のPiは、スマートコントラクト未実装であること、Pi Browser内での動作が前提であることなどから、できることには制約がある。


だが、それでも作れる&求められているアプリのジャンルは意外に多い。


たとえば…

•eコマース系:Piで商品を買えるネットショップ

•ミニゲーム系:報酬としてPiを獲得・消費するゲーム(例:じゃんけんバトル)

•学習支援系:Piで支払う代わりに資格勉強・語学などのサービス提供

•投げ銭系:クリエイター支援やライブ配信におけるPi決済システム

•レビュー・投稿系:書き込み報酬としてPiがもらえる口コミアプリ


こうした“日常の延長線”にある仕組みが、最も歓迎されやすい。



● 「実需」と「ゲーム性」の両立がカギ


重要なのは、ただ機能を提供するだけでなく、“使っていて楽しい”仕掛けがあること。


たとえば、同じ「Piで商品を買えるショップ」でも、

•カートに商品を入れるとPiのマイニング風アニメが動く

•購入時にスロット演出が出て、おまけPiが当たるかも?


こういったゲーミフィケーションがあるだけで、体験が全く変わる。


また、ランキング機能や参加者同士の競争要素も効果的だ。



● ユーザー目線に立ったアプリが求められている


特に意識したいのが、「Piに詳しくないユーザーが、迷わず使えるか?」という視点。


たとえば…

•Pi決済ボタンがどこにあるか分かりづらい

•認証後の動線が複雑で離脱率が高い

•表示されるPi残高が更新されない/遅延している


このような“地味なUXエラー”が多いアプリは、どんなに機能が良くても継続的には使われない。


初心者でも使えるUI設計と、日本語対応は、特に国内ユーザー向けには必須といえる。



● 注意点:「規約違反」は絶対に避けること


現在のPi Browserにおいて、以下のようなアプリは規約違反として弾かれる可能性がある。

•ギャンブル性の高いアプリ(Piを賭ける、Piを倍にする…など)

•過度に性的・暴力的な表現を含むもの

•他の仮想通貨や法定通貨とPiを交換するサービス(事実上のSwap行為)

•不正な広告表示やスパム誘導を含むアプリ


これらは審査対象となり、掲載取り消し・アカウント凍結のリスクもある。


アプリ開発前には、Pi Networkの公式ガイドラインを必ず確認しておこう。



● 作者の視点:dApp開発の“黄金ルール”とは?


私(作者)が考える、Pi上で成功するアプリの条件は以下の3つだ。


① ユーザーが「毎日開く理由」があること

② Piを“楽しく”使わせること(ゲーム性/報酬/ランキング)

③ 利用ハードルが極端に低いこと(面倒くさくない)


この3つがそろえば、アプリは少しずつ定着し、クチコミで拡散していく可能性が高まる。


そしてそれが、Piの経済圏を“実需ベース”で拡大させる起点となる。


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