表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/25

第二十一話「父はどうしてる?」

「あちし、写真家になるために冒険してる、アーリャといいます。今日、ここ、ドメルワッカ民宿にたどり着きました。」


 アーリャが簡単な自己紹介を終えると——


「感心しないな。こども一人で旅だと?親はなんて言ってる?」


 勇者シグルドは呆れ返ったような口調で言った。


「え〜と、あちしの母が一流の写真家になるためには、世界中を旅して、感性を磨きなさい、って言うので、この旅が始まりました。母を悪く言わないでください。」


「ふんッ!それで、父親は?同じ意見なのか?」


「父は、え〜と、長い間、旅に出ていて、今どうしてるかわかりません。写真家です。」

(正確には連絡取れてるけど、不定期だからな……、話がややこしくなるから言わないでおこう)


「なら、その父と合流するのが一番じゃないのか?悪いが、オレらにはこどもを連れて旅をする趣味はないぞ?あらかじめ言っておくが」


「も、もちろん、そんなことは全く考えてません。ただ、戦士のバーハーさんのご厚意で、勇者さま一向のみなさんと面会させていただける、という事になりまして……」


シグルドは目をキッとさせて——


「バーハー!」


 睨まれたバーハーは動揺して——


「へへ、いいじゃね〜か」


 すると、部屋の奥の最新式〝テレビジョン〟スクリーンに、何気なくニュースが流れた——


“世界的に有名な写真家、ぺドス・コッポラがキジマ共和国とサーニャ民国の内戦の取材中に流れ弾に当たり、三年前に亡くなっていた事が分かりました——”


 アーリャは激震して——


「ええ!?お父さん!三年前!嘘だ!!」


 勇者シグルドは——


「何?お前の父親なのか?ぺドス・コッポラって言ったら、世界一の写真家じゃないか!」


 アーリャは泣きじゃくって——


「嘘だ嘘だ嘘だ!だってあちし、最近まで連絡取ってたんだもん!この電子カメラで!」


 勇者一向は——

「で、電子カメラ?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ