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プロローグ

みなさんは高校の部活っていうとどんなことを想像しますか?


過去何十人もの女性に振られた赤髪の不良が、バスケ部に入って心も技術も成長していくとか?


プロ野球選手の息子が、人生のいろんな挫折を乗り越えながら成長し、強豪の高校を辞めて新しい高校で野球部を1から作って挑戦して、後々メジャーリーガーになったり?


天才サッカー少年が日系ブラジル人の元プロ選手に会って、オーバーヘッドをすぐにマスターし、数多くのライバルとともに成長しあいながら、世界レベルの選手になっていくとか?

あ、これ高校行ってねーか。


いいよね、部活モノ。

仲間と共に自らを高めあい、時には衝突し、時には協力し。

圧倒的な強さを持つライバルが現れて、勝つために地獄の特訓をしたり。

かわいいマネージャーに恋して、マネージャーを賭けて激しい争奪戦を繰り広げたり。

2人とももうやめて!私のために・・・こんな・・・!!!


ベシッ。

軽いチョップが俺の頭に落ちてくる。


「レ~イ~ジッ!あんたは吹奏楽部でしょ、マネージャーなんて居ないの」


「ううぅ、カナさんひどいっすよ。夢くらい見させてくださいよ・・・」


「それは夢じゃなくて妄・想!ほら、パー練(パート練習)するからさっさと来る!!」


「いてててててててて!そこ、そんなとこ引っ張んないでくださいぃぃぃぃぃ・・・」


これは、少年誌の部活マンガじゃなかなか見られないような、男子<女子 の吹奏楽部のトランペット吹き(俺)の、ハーレムラブコメとは程遠い熱血青春根性日常系物語です。

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