第5話『表紙を作ろう&ドリル子さんのドリルクッキング』
カレーちゃんの初稿を槍鎮に渡した翌日。カレーちゃんはまたドリル子の部屋で作業をしていた。
「初稿が帰ってきたら修正をWordに打ち込まんといかんが、とりあえず槍鎮から戻ってくるまで校正は一時中断じゃ。先に別の作業をするのじゃ」
「なんでわたくしの部屋で……」
「お主の部屋で作業をしていれば昼飯が出るからじゃが?」
「……後で動画を撮りますからね。せめて客寄せパンダにおなりなさいな」
ジト目で見てくるドリル子をスルーして、ノートパソコンを起ち上げた。
「さて。本に必要なのは原稿だけではない。最低限、電子書籍として売り出すには表紙が無ければいかんじゃろう」
「まあ、そうですわね」
「なので表紙を先に作っておくことにする!」
「カレーちゃん、絵とか描けますの?」
「くくく……儂の腕前を見るがよい!」
カレーちゃんはテーブルに置かれているチラシの裏に鉛筆を走らせて素早く絵を描いてみせる!
シャッシャッシャッと鉛筆が擦れる心地よい音を出して描き出されたそれは。
「……猫ですの?」
怪しみながらもドリル子はそう聞いた。なんとなく耳が尖っている変な動物、ということ以外は把握できないアウトサイダー・アートと小学生の落書きを混ぜたような出来だ。
「南米に住んどる知り合いのチュパカブラじゃが」
「下手くそですわ! もうなんか四足獣という情報しか伝わりませんわ!」
もうなんかひたすら稚拙な絵だった。カレーちゃんはため息をついて鉛筆を置く。
「そもそも儂からすれば、今どきの若い者は誰でも彼でも一定の画力がある気がするぞ。儂なんか絵の書き方なんぞ習った覚えはないのに」
「まあ……普通の人からすれば、十代で学校に通っている間に美術の授業なり、写生大会なりで絵を描きますし、なんなら子供の頃から漫画だのを読むから絵には親しいのかしら」
「無いものねだりは仕方ないが、儂は絵は描けん。ドリル子さんはどうじゃ?」
「わたくしも売り物にするような絵は描けませんわ。だいたい、イラストで売上がどうのなんて恐ろしい話も聞きますし、素人なのに引き受けたくありませんもの」
「ぬう……」
カレーちゃんは呻いた。割と頼りにしていたのだが。
彼女としても、商業作品のように綺麗な表紙イラストを描いて欲しいとまで望んでいるわけではない。こう、ゾンビな曾我兄弟でも描いてくれればいいのだが。
「なんなら前一緒に仕事をしたイラストレーターさんに頼めませんの?」
「いや! 駄目じゃ! 言ってみれば儂は、相手からすれば小説のデキが悪くて仕事を打ち切らせた取引先じゃぞ。連絡なんぞ取ったら失礼にあたる!」
「死ぬほど卑屈ですのね……」
もはや哀れみすら感じる。明らかに被害妄想である。
しかしながら、カレーちゃんが卑屈になるのもある程度仕方がないことではある。趣味で書いていた小説が出版社の目に止まって書籍化……ここまではアマチュア小説家なら夢のような嬉しい出来事だろう。
だがその小説が売れずに3巻で打ち切りを受けたのは、自信喪失するには十分な出来事だった。本を読み返しても、もっと上手く書けたはずだという後悔すら感じる。
書籍化作家の一部が、書籍化打ち切りによってWEB連載が永遠に途絶えるのもそういったショックによりやる気が無くなってしまったこともあるだろう。中途半端に売れ無さそうな書籍化は、WEBを追っている読者からするとエターナル未更新にならないかハラハラものでもあるのだ。
カレーちゃんはヤケクソのように自作電子書籍を作っている途中だが、無理やりにでも創作・生産活動をしていないと、もはや他人に唯一褒められる小説すら書けなくなったウンコ製造機になるのではないかという恐れと鬱に近い気持ちがあった。
「……というか前のイラストレーターさんは別のライトノベルのイラスト仕事をしておるようじゃからのう。忙しいかもしれんし……そもそもじゃ。割とイラストレーターに依頼するというのは発注から受け取りまで納期が長く掛かるものなのじゃ」
「そうですの? サラサラっと筆の早い人なら描けそうですけれど。なんでしたかしら? 何日以内に描いてもらうskebとかいうものもあるらしいですし」
「かー! お主のような者がやたら安い値段と短い納期で描かせようとするのじゃ! 大体、絵師が好きに描く絵と違って仕事じゃからな。キャラクターの造形は指定されるし、そもそも存在しないキャラクターをパクリにならん姿で一から創造せねばならん。時代小説じゃと小物や服装、背景なども気をつけんと時代警察がやってくる!」
「タイムパトロールみたいですわね……」
「とにかく。ちゃんとしたイラストレーターに依頼するとまあ三ヶ月か半年ぐらいは期間が必要じゃと思うので、来月の金にも困っておる今はナシにしよう」
依頼金も詳しくないが、結構掛かるはずだ。とにかくカレーちゃんの預金はもはや風前の灯なのだからここは表紙も自作するしかない。
「でも絵も描けない素人の表紙……どうなりますの?」
「そこらは他の者の作品を参考にしてみよう」
「他の者?」
「AmazonのKindleで小説を売り出そうという者は儂だけじゃなかろうし、絵が描けんイラストレーターにも頼まんという輩もおるじゃろ。まずはAmazonで、セルフ出版である『Kindle Direct Publishing』で検索してみる」
そうするとセルフ出版のやり方を書いた本や、実際にセルフ出版された本などがカタログに表示された。
「ふぅん……確かに、こうして見ると今どきのライトノベル風イラストが表紙を飾っている作品は少ないですわね」
「うむ。表紙の背景は『風景写真に文字』『人物写真に文字』『文字だけデザイン』が結構多いのじゃ」
「じゃあこのグラビアみたいに、カレーちゃんが水着で表紙を飾ったらいいんじゃないかしら。多分売れますわよ。特殊な趣味の殿方に」
「なんで小説の中身はゾンビ+仇討ち歴史ジャンルなのに、儂みたいな美少女吸血鬼がエロい格好して表紙飾らにゃならんのじゃ! 表紙詐欺じゃろ!」
カレーちゃんはその提案を即座に却下して、腕を組みながら言う。
「……大体、ろくなカメラもないのに雑な写真を取って文字を上に貼り付けても安っぽくなるだけじゃ。うちにある画像編集ソフトはペイントだけじゃし」
「無料でもそこそこの画像編集ソフトはあるのではなくて?」
「今から使いこなすにしても時間が……表紙に凝りたいとか暇な時にやるべきじゃな。とにかく、絵や写真に頼らん時点で表紙のデザインは決まったようなものじゃ。見ておれ」
カレーちゃんは早速ペイントを開いて表紙画像の作成に入る。
「まずは画像サイズの寸法を表紙にビシッと合わせるため、縦2560ピクセル、横1600ピクセルに設定する」
「へぇー、それが表紙サイズですのね。出版社から指定されたサイズなのかしら?」
「いや。ググったらKindleの表紙はそのサイズにしろってAmazonから作り方の説明があったのじゃ」
「……」
「もしイラストレーターに依頼するときもこのサイズでお願いしますって予め指定が必要じゃからメモっておかねばな」
サイズを合わせて、カレーちゃんは次に塗りつぶしを選択した。
「まず全画面を真っ黒に塗りつぶす」
「黒いですわね」
「黒背景に白字とか赤字で文字入力し、タイトル名を入れる。フォントはお好みで」
「それで?」
「完成じゃ!」
「早っ!? 雑っ!」
単に黒い背景に、『ゾンビランド・曾我兄弟』と明朝体で書かれているだけである。
上手とか上手じゃないとかそういう次元ではない。
「いいじゃろ別に。伊藤計劃の『虐殺器官』も似たような表紙じゃったし。どっかの漫画だと黒背景に白字のSF小説は名作が多いとかなんとか言っとった気がするし。どうせ儂はデザイン力とか皆無なんじゃからこれで行こう。なんとなく力強いデザインな気もするしの」
「プロの表紙屋さんが計算してデザインした表紙と、カレーちゃんがペイントでチャチャッと作ったそれを同じにしたくありませんけれど……」
まあ、カレーちゃんの作品だからいいか、と納得することにした。
確かに他の作品でも、漫画やライトノベルを除けば表紙が文字だけという本も少なくない。それにこの『ソンビランド・曾我兄弟』はまったくもって美少女キャラクターが登場しない小説だ。可愛いキャラクターを表紙に描いて客層を吊るのは無理がある。カレーちゃんグラビアを表紙にするのと同じ程度に詐欺だ。
とりあえず完成した表紙をJPEGファイルにして保存。
「よーし、出来た出来た。後は原稿が完成すれば商品はとりあえず出来上がるのじゃ!」
「販売までもう一歩ですわね」
「そうじゃのう。むふふ」
「なんですの、不気味な笑い声を出して」
「いや、やっと小説家らしくなってきたからのう。これまでは無職のぷーみたいじゃった。そもそも好き勝手に書いていた小説を持ち込むでもなく、出版社の人間に発見されて書籍化されるなんぞ受け身で小説家になった身じゃから、自らこれを売るぞ!と気合をいれて作品を作ったとなると、なんとも言えん楽しさがある」
「カレーちゃんの喜びポイントって微妙に贅沢なところありますわよね……」
普通、そうやって出版社の目に止まって書籍化されただけで十分小説家らしいし、喜ばしいことだとは思うのだが。
「まあ、とにかく一段落ついたのなら動画も撮りますわよ」
「ふむ。まあ約束じゃからの。その代わり儂だけじゃなくてお主もちゃんと動画に出るのじゃぞ」
「わたくしも?」
「儂だけだと恥ずかしいじゃろ」
そういうことになった。とりあえず二人はテーブルを片付け、動画撮影のスペースを作る。
ドリル子の撮影している動画はドリルを使ったDIY、裁縫、料理などだ。それをしつつドリルを紹介して販売も行っている。
しかしながら主に手元しか動画に映さないので絵面は非常に地味である。ドリル動画だって沢山他に投稿しているジャンルである。それでもチャンネル登録者数は5000人ほどはあった。
今回の撮影に大きなまな板、豚肉、牛肉、玉ねぎ、食パン、ニンニク、クミン、ナツメグ、調味料などがある。
照明で部屋を明るくしカメラをセットして、ドリル子とカレーちゃんはエプロン姿でカメラの前に出る。
「こほん。それではドリル子チャンネル、始まりますわよー……恥ずかしいですわね、なんか」
「お昼のクッキング番組みたいじゃのう」
「今回はドリルを使ってハンバーグを作りますわ」
「おなご二人でハンバーグ作ってるのを撮影しておると藤崎竜版『封神演義』を思い出すのう」
「グロいですわ!」
※人肉ハンバーグを作るシーンがある。
「ドリルはなんでも使える! 皆様もドリルを料理用に一台欲しくなりますわよ。助手は以前ちょっと映った、わたくしのお友達カレーちゃんですわ」
「カレーちゃんじゃよー」
適当に挨拶をして手を振るカレーちゃん。コミュ障気味な彼女だが、目の前に相手が居ないとなると多少はどうとでもなる。
二人は小型のハンドドリルを片手に持って見せる。
「今回使うのはこのドリルですわ。先端部のアタッチメントが取り外し可能で様々な場面で使えるものですけれど、ちょっとアタッチメントを変えれば料理にだって使えますの」
「ハンドミキサーで良くないかの?」
「まずは玉ねぎをみじん切りにしますわ。カレーちゃん、このえぐり取りねじ切りアタッチメントを玉ねぎの中央に当ててくださいまし?」
「アタッチメントの名前怖っ」
言われた通り、中心部が空洞になっていてらせん構造が見える太めのドリルを、まな板に置いた玉ねぎの真上から押し当てる。きゅいいいぃーん。
さほど抵抗もなく玉ねぎの中心を貫き、やがてまな板にまでドリルは達した。
「はいストップ……ほらこの通り、玉ねぎの芯を綺麗にえぐり取りましたわ。内部に吸い込んだ芯の部分は粉微塵になってアタッチメントの根本から排出されますの」
「チュパカブラの舌みたいじゃな」
「知りませんわよチュパカブラの舌なんて。それで玉ねぎの皮を剥いたら、まるごとボウルに放り込んでアタッチメントを変えたドリルで粉々に粉砕しますの。カレーちゃん、器を押さえてくださる?」
「ほい」
カレーちゃんが透明なボウルを押さえて、中に入れた玉ねぎにドリル子がスパイクシューズの裏みたいに棘のついたアタッチメントを回転させながら押し当てる。
ボリュボリュボリュ。ゴリゴリゴリ。豪快な音を立てて玉ねぎが崩れていくが、凄い振動でカレーちゃんが押さえているボウルが揺れまくった。
「ちょっとカレーちゃん! しっかり押さえて!」
「凄い振動なのじゃー! しかも玉ねぎの汁が目に跳ぶのじゃー! 染みるー!」
「頑張ってくださいまし!」
「ふちゅうにほーちょーかみきしゃーでやったほうがいいのじゃー!」
ボロ泣きするカレーちゃんであった。ひとまず玉ねぎは微塵になった。カレーちゃんが顔をタオルで拭いて、次の作業に移る。
「玉ねぎをフライパンで炒めます。ここはホットドリルを使いますわ」
「ホットドリル!?」
「まあ言ってみればお風呂の湯を沸かす棒状のヒーターがありますわよね。あれをドリルにしたものですわ」
「なんでドリルに!?」
「これで混ぜながら炒めます」
「フライパンめっちゃ傷つきそうじゃ……」
「玉ねぎに火が通ったら混ぜるために冷ますので、ドリルのアタッチメントをファンに取り替えてミニ扇風機みたいにしますわ。はいカレーちゃん、玉ねぎを冷やしておいてくださいまし」
扇風機の羽みたいな先端部を取り付けたハンドドリルでカレーちゃんが玉ねぎに風を当てているうちに、ドリル子は自分のドリルの先端を格子状の構造が組み合わさったものに入れ替える。
「その間に合い挽き肉を作っておきますわ。豚肉と牛肉をミンチアタッチメントで混ぜ合わせますの」
「スーパーで合挽き買ったほうが早いのじゃ」
「うるさいですわね……はい、あっという間に挽き肉の完成ですわ! 人に押し当てて使っちゃいけませんわよ」
「グロいこと言うのう」
「ちなみに∀ガンダムで出てくる『ミンチ・ドリル』という名のモビルスーツの武器ですけれど、あれは多分挽き肉のミンチではなく解体作業をする際に内装ごと全部乱暴に粉砕解体してしまう『ミンチ解体』から来ている名前だと思うのですわ。だって構造的に挽き肉を作れませんもの、あの形」
「解体作業にも使わんと思うがのう」
その後もニンニクをお湯の中に付けてドリルで皮を剥き、ドリルで粉砕。食パンをドリルでパン粉に分解。ナツメグとクミンは粒を入れたミルにドリルを接続することにより砕いて粉にした。
ドリルで材料を撹拌し、次の工程。
「ドリルでタネを成形しますわ。この肉団子成形アタッチメントで!」
「そうじゃのう。比較で儂は手で成形しようかのう。っていうか普通に手で作った方が旨そうじゃし」
「ふっ……科学が勝つか人間が勝つかの勝負ですわね」
「いや……なんかそのアタッチメント、釣りでコマセを撒くアレみたいじゃしなんかのう……」
半球型の入れものを二つ組み合わせたアタッチメントに肉を詰めて高速で回転させることにより空気を抜く仕組みだ。ぎゅおおーん。
カレーちゃんはそんなことよりハンバーグのカロリーで2日ぐらい生きていけるかのうと思いつつ、小さい手で器用にハンバーグをペシペシと形作る。
それをフライパンに並べて、ホットドリルで熱を加える。
「ええ匂いがしてきたのう」
「待っている間にソースを作ってくださる? ケチャップとウスターソース、それにカレー粉を少量混ぜるのですわ」
「カレー粉!」
カレーちゃんは嬉しそうに、小さな赤い缶に入ったカレー粉を手に取る。
「ケチャップもウスターも非常に多くの種類の香辛料が使われていて、市販のカレー粉も含めれば40種類ものスパイスを混ぜたソースが出来上がることに……カレーちゃん、入れすぎ、入れすぎですわカレー粉を! カレー味になりますわ!」
「美味しいから大丈夫じゃよ~」
注意をしてもドリル子の方はハンバーグを一つずつホットドリルで焼いていっているので動けない。はっきり言ってフライパンを火に掛けて焼いたほうが効率がいい。
ひとまず完成してハンバーグを皿に見栄え良く盛り付け、二人でテーブルを囲んだ。
「それではいただきます」
「いただきますなのじゃー」
むしゃり。
「……カレーちゃん、ドリルを褒めまくりなさい」
「なんでいきなりヤラセをこのタイミングで指示するんじゃ!? 自信が無いのか!?」
「ドリルの宣伝ですのよ! 余ったハンバーグあげますから!」
「あー美味い美味い! 最高じゃのう! ドリルバンザイじゃ! えー、じゃあ次回は失敗作のハンバーグが余った際に挽き肉のカレーにする料理をお届けするのじゃ」
「わたくしのやつが失敗だと言いたいのかしら!? あ、ちゃんとカレーちゃんのTwitterでも宣伝なさいね! チャンネル登録よろしくですわ~」
ワイワイと二人で作ったハンバーグを食べるだけの映像が続いた。
ほとんど編集されずに投稿されたこの奇怪なドリルクッキングの動画はカレーちゃんが自分の、小説が書籍化した際に作ったTwitterのアカウントで宣伝したところ妙にバズった。@yari-thinというフォロワーの多いアカウントがRTしてくれたこともバズった原因だろう。
というかWEB時代からカレーちゃんの小説を読んでいた読者らが「カレーちゃん、自称ロリ吸血鬼って言ってたけど本当だったの!?」と驚き、一部では「銀髪ドリルお嬢様と金髪ロリモンペの動画とかこれヴァーチャルのリアルなやつじゃないの?」とか言われた。まあ何気に見栄えはいい二人である。
動画はすごい勢いで再生回数が増え、アップしたその日のうちにドリル子が販売しているドリル製品も幾つか売れたという。
「カレーちゃん」
「な、なんじゃ……」
「今度はライブで出ますわよ! あれならもっと稼げますわ!」
「ええええ面倒じゃし嫌じゃああー……」
「カレーちゃんの小説を宣伝するためでもありますわ!」
金に目がくらんだドリル子によって、本の宣伝も兼ねた動画出演をやらされることになるカレーちゃんであったという。
自作電子書籍化作業進展状況。
1:下書きを作る CLEAR!
2:下書きを推敲・校正して初稿を作る CLEAR!
3:初稿を更に校正・他人に確認して貰う CLEAR!
4:表紙を描こう CLEAR!
表紙作り(絵師さんに依頼編)はまた今度
いや……作者もどう依頼すれば失礼に当たらないか教えて欲しいぐらいだよ!