クリスマス会の計画、そしてお正月は?
クリスマスを数日後に控え、文学研究会の部室では「クリスマスをどう過ごすか」の話し合いになっている。
部長の長谷川直美
「みんなで集まってパーティーをしたいと思うの」
佐藤美紀
「お料理持ち寄りとかも、面白いかも」
花井芳香
「私はケーキを焼くかなあ」
志田真由美
「それで、どこでやるの?」
華音
「僕のお屋敷でもいいですよ、料理人に話をして、厨房も使えるように」
瞳
「シルビアさんも春香さんも、結衣ちゃんも、エレーナさんも喜ぶかな」
長谷川直美
「私、シルビアさんのベルギー料理も楽しみなの」
「フランス料理に近いのかな」
佐藤美紀
「いや、エレーナさんのルーマニア料理も絶品」
花井芳香
「春香さんの京都風散らし寿司とか、おばんざいも捨てがたい」
華音は、苦笑い。
「食べ物ばかりですね、それとお風呂も準備します」
長谷川直美
「お風呂?それって?」
瞳
「一度、担任の萩原先生と、華音君の本を整理した時に、大きなお風呂に入れてもらったことがあります、その後は、マッサージ付きで」
長谷川直美が全員の顔を見た。
「これで決定だね、華音君のお屋敷にお邪魔して、クリスマス会、それから大風呂も全員で」
誰からも異論はなく、華音のお屋敷でのクリスマス会が決定した。
華音が文学研究会での打ち合わせを終えて、瞳と廊下を歩いていると、学園長室の前に、吉村学園長が立っている。
吉村学園長
「華音君と瞳ちゃんもいいかな、学園長室に入って」
吉村学園長は華音と瞳が、ソファに座ると、話し出した。
「まずは華音君、沖縄でのこと、お疲れ様」
「瞳ちゃんも、わざわざ出向いてもらって、ありがとう」
華音は、冷静な顔。
「いえ、それほど大変ではなく」
瞳は、顔を赤らめる。
「私は、ハラハラしていただけで・・・」
吉村学園長が華音の顔を真正面で見る。
「ねえ、それはともかく、華音君、お正月はどうするの?」
「奈良の実家には?」
華音は、素直に答えた。
「いや、まだ決めていなくて」
「その前にクリスマス会もありますし」
吉村学園長は、次に瞳に声をかけた。
「あのね、瞳ちゃんのお母様とお話したの」
瞳は、驚いた。。
「え・・・何でしょうか・・・」
吉村学園長
「お正月は、華音君のお母様と、私、瞳さんのお母さんの好子さんと一緒に奈良で迎えようって、古い付き合いだし」
「それと、ついでにシルビア、春香、結衣、エレーナさんも連れて、奈良の華音君の実家でお正月にしましょうと」
華音は、あ然とした顔。
吉村学園長はクスクスと笑い、瞳は小さくガッツポーズを取っている。




