表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
302/500

お姉さまたちは華音と藤原美里たちの会話を読む。

華音は、お姉さまたちと、雨宮瞳に「監視」されていることなど、全く頓着はない。

もう一人の高校生親善大使の藤原美里と、普通の自己紹介の後、官房長官たちと食事をしている。

あまり口数はないものの、少々の会話はあるようだ。

そのため、今西圭子と松田明美は「裏柳生の読唇術」にて懸命に言葉を読む。


今西圭子

「華音ちゃん、オマール海老のタルタルが美味しいって言ってる」

松田明美

「藤原美里さんは、神の御恵みに感謝とか」

シルビア

「マジに、オカタイ会話だ、何の色気もない」

春香

「まあ、今のところはそれで安心できる」

エレーナ

「でも、本当に海老が美味しい、また太りそう」

「華音君の作法が美しい、私・・・イマイチ・・・」

様々に、感じる部分が微妙に異なるけれど、会食は続いていく。


今西圭子

「官房長官が、定例的に顔を合わせてとか言っている」

「外務省からも招待があるみたい」

松田明美

「華音ちゃんは、ドンとしている、でも藤原美里が外務省で緊張している」

シルビア

「でも、華音のほうが高一でしょ?藤原美里がお姉さんのはず」

春香

「華音がここで変にサポートすると危険」

雨宮瞳

「うーん・・・そのやさしさは、出来れば私だけに欲しい」

エレーナ

「抜け駆けは厳禁、このスズキの蒸し煮のソースが独特、甲殻類かなあ、後で教わって帰る。華音君がモリモリ食べているし」


会話を読んでいた今西圭子の表情が変わった。

「藤原美里が、華音のお屋敷に行きたいって言っている」

シルビア

「却下、面倒のもと」

春香

「仏像とか多くあるから、キリスト教信者は問題がある」

エレーナ

「私は、そんなことを乗り越えましたから、ご心配なく」

雨宮瞳

「実に、ご都合主義だけど、藤原美里さん・・・いきなりすぎでは?」

松田明美

「うん、会ったばかりの日に、男の家に行きたいって、ありえないやろ?」

「普通は、何度も顔合わせをしてからや」


今西圭子は、華音の口元を読んで、安心顔。

「さすが華音、かわしたよ、またいずれと」

松田明美

「簡単に、女の誘いには乗らんよ、華音は」

シルビア

「単に、面倒なだけでは?」

エレーナ

「逆に私たちとの実力差を見せつけてもいいけれど」

雨宮瞳

「いずれは来るのかなあ、でも、まだ時期ではない」


今西圭子

「でも、ホッとした感じ、華音は冷静」

松田明美

「でもさ・・・藤原美里の目が、熱いよ、何やら」

シルビア

「御仏の力で、引き付けたかも」

春香

「御仏も余計なことを・・・」


料理は、メインの肉料理に移りつつある。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ