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いつか消えてなくなるとしても

作者:
掲載日:2014/11/26





君との思い出がたくさん出来た。 君に愛をたくさん伝えた。 僕の側に君がいることが、当たり前になった。 ずっと二人でいよう、そう誓った。




でもね。 二人がいつまでも一緒にいることは無理なんだよね。 永遠なんてあり得ないし。 たとえそれが存在してもさ、そこに幸せはきっとない。 終わりがあるからこそ、一瞬一瞬が儚くて、美しいものになると思うんだ。






こんなこと考えたくはないけれど。 僕と君にもいつかは終わりがくる。 それがいつ、どんな形で訪れるかは分からないけれど。 それは必ずやってくるんだ。




だからこそ。 思い出を残そう、忘れてしまわないように。 愛を残そう、消えた寂しさを和らげるために。

でもね。 幸せだけは、残さないでおこう。だってさ、幸せまで残していったら置いていかれた方が困っちゃうでしょ? 二人だから生まれた幸せ、それを一人で背負うなんてさ。幸せを残すことで、不幸が生まれてしまうでしょ? 他なんてない、僕は君とだから、幸せを感じているんだから。 君とだから見つけた幸せ、それを他の人と見つけるなんて不可能だよ。 見つけられたとしても、それが君を越えることは出来ないさ。







君が先にいなくなったら。 僕は泣いてしまうだろう。 駄々をこねる子供のように、君のいない世界を嘆くだろう。 君はどうかな? そもそも、君は僕といて幸せかな? その笑顔を見る限り、多分幸せだと思うな。 ……作り笑いかもって? そうは思いたくないし、君がそんなことで嘘を付く人じゃないって知ってるよ。 何年一緒にいると思ってるのさ。


君が笑顔でいてくれる。 それだけで僕は君を幸せに出来ているって、胸を張って言えるよ。 それだけが僕の生涯の自慢になるかも。一番大切な人を、幸せに出来たって。








何年、何十年先。もしかしたら明日とも言い切れない終わりの時。 そんなの考えてもしょうがないかな? でも考えてしまうよ、大切なことだから。 この幸せがなくなってしまう、そう考えることで。











今、君との一瞬一瞬の時を大切に思えたりするんだからさ。







ありがとうございました。

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