ある母子の恋愛模様

甥の健太を引き取り、育てている坂下美希。実の息子同然に健太を育ててきたが、彼が思春期に差し掛かり、美希は自分の限界を感じ始めていた。
一方、健太も美希を実の母親同然に思っていたが、彼女の中にチラつく男の影に、不安を覚え始める。
母親（仮）に対する複雑な感情に揺れ動く少年と、息子（仮）に対する複雑な感情に揺れ動く三十路女。
ある出来事をきっかけに、回り始めた歯車に巻き込まれていく二人。
注）母親と息子が愛し合うという話ではありません。