消えた8時間 ~私は何をしていたか?~
今日は、『ある作品の改稿をしよう!』と意気込んでいたはず。であるのに、どうしてだ。気が付けば昼を過ぎて、もうじき3時になる。
私は6時に起き、カーテンを開けて陽光を浴び、朝食にタラのムニエルを食べた。ごちそうさま。
……。
…………。
は? 今午後3時頃ですが。何故? ホワイ?
改稿どころか作品を通して読むことすらしていないのだが。一章まで読んだ。そこまでの記憶はある、落ち着け落ち着くんだ、私よ。まだ間に合う。世間はゴールデンウィーク。忙しい人や、遊び惚けている人(言い方)や、帰省している人も多いはずだ。
まだ、遅れては居ないはず。なにせ完結作品を改稿するだけなのだから。あれ? ならどうしてすぐに出来ないのだ。おかしい。
い、いくらツイッターに入り浸っていたからって、何もしていないわけじゃないぞ。ちゃんと一章までの人物をA4紙に控えていたさ。さすが私だ。やったぜ!
えっと、その人数は……、
(18名!?)
え、え。
こんなに居た!? これは減らせってことかな。でも読み返してみると、どのキャラも愛着があってその存在を削除したくない……!
(あぁ、まだタラのムニエルのにおいがする。ごちそうさまでした)
じゃないよ!
どうすんのこれ。
ガッツリ力入れて改稿しなきゃいけない作品なのに、気が付けばツイッターばっかやっている。これがいわゆる『廃人』というやつか。うぐぐぐ。
私が8時間の間。やったことは、18名の第一章キャラを書き起こしただけだ。それ以外の記憶はあまりない。ヤバいな。ボケてきたかもしれない。
というよりも、今日暑いな。うん、きっと熱中症。そのせいで記憶が消えたのだ。そう思おう。消えた8時間分。これから2時間でも動ければ万々歳だ。
がんばるぞ!
……がんばるぞ!
『復讐は冷凍コロッケ製造所で』という作品を改稿しようと思っていたのです。これはかなり骨が折れる作業かもしれない。がんばるぞ!(3回目)