道なき道
目覚めた場所・・ここは何処だろう?何も無い場所、目を擦り立ち上がる。
この先には、いったい何があるのか?そう脳が話しかけてくる。その声を聞きながら、また歩き出してしまう。
自分は何処に向かって歩いて、何を求めているのか?そんな思いが出ては、また消える。
先が見え無い、でも歩くしかないのは、道の先を見たいからだ。恐怖はあるし自信も無い。でも歩くしか無い、ただひたすら、まだ見ぬ道の先を知りたいから・・。
でもその道は、到底道とは言い難い、舗装はされてい無い荒れた道。
それでも、人が歩いた後は綺麗になり、道らしくなり、他の誰もが使える様になっていく、そしてそれを初めて道だと認める事が出来きた時、それはやがてみんなの道となる。
だから今日も、道なき道を歩き続ける、荒れた道を歩き続けた奴だけが見える、最高の場所と最高の景色を目掛けて。