第7話「仕組み」
――――…
やぁどうも、亜崎 然だ。
…新たな戦場だ、さぁ行こう。
――――…
『第107回編入式』
亜崎 然達が通っていた学校の土地を買い取った金持ち学校、
その近くに本校舎を構え、開校たった3年しか経っていないにも関わらず、行った編入式の数は107回。
1年に約35回、これは普通あり得ない数字だった。
生徒総計約17000人、
一学年約8000人の超マンモス校。
男女比率は8:2という亜崎 然にとっては格好の狩場なのだ。
――――…
然「狩場とか言うな。」
スゴい広い学校だね~
然「これは30000は見たぞ。」
っでさっき編入式が終わったワケで…
然「ボクは2-19だ。」
何クラス中?
然「一クラスあたり200人単位だから総計40クラス、」
うわぁっ!!
いっぱいいるね!
然「教員は約2000人」
ウソ…?
然「まぁ…これはあれだ。」
「大したことのない連中の群れだ、」
そ…そうかもしれないけど…!
打つ手はあるのっ…!??
然「――――…」
「やってやれない事はない。」
「だからこそ…情報がいる。」
分かった――――…!!
――――…
編入式終了後、即下校。
だが然は編入式が終わり、
クラス割り
↓
5分休み
↓
担任紹介、学校説明
↓
5分休み
↓
下校集会(帰りの会)
↓
下校
このサイクルの中の休み時間、
たった10分で然は調べ上げた。
然「たった10分、されど10分。」
「時は金なり、正論だ。」
然君が何を調べたかを説明するねっ!!!
この学校の仕組みとは――――
会長 副会長 総務 庶務 書記
以上の生徒会で成り立っており、この学校の決定権は全て生徒会にある。
その中で生徒会長には親衛隊がついており、その人数は総計10000人以上。
その過半数は女の子である。
―――――――――――――――
然「まぁそんな所だ。」
ってことはまず生徒会長を?
然「そうだ。」
「一番の情報源だよ。」
情報源?
なんの情報?
然「俺達が此処に来た理由だ。」
理由…か、
然「なんの意味も無く土地を買収するわけ無いからな、」
「それに沢山の生徒が此処にいるが、様々な県から集められてる」
なにか法則は無かったの?
然「特にこれといったモノはないが唯一挙げるとすれば‥」
挙げるとすれば‥?
然「女の子の比率が多い学校ばかり集められてるって所だ。」
う~ん…
それだけじゃあ何も掴めないよ…
然「確かにそうだ…、」
「何が起きてる…?」
「何に巻き込まれたんだ…、」
でも…
生徒会長を落とすんでしょ?
それはどうするの?
然「目だよ。」
目?
どういうこと?
然「明日になれば分かるさ。」
――――…
翌日
然「さぁ学校に行こうか、」
それで然君、目って何?
然「まぁまぁ、すぐ分かるからそう焦るな。」
「その前にまずはラスクだ。」
そして然はラスクを頬張りながらいつもよりも少し遠い学校へと向かう。
15分後…
然「よし…着いた所でっと…」
「この学校の生徒会長室に行きますか」
え?
場所分かるの?
然「昨日配られた資料に学校内の地図が記してあったぞ。」
ちょっと待って…、
ここものすごく広いよ…?
全部覚えたの?
然「あぁ。」
「この位少し見れば模写出来る」
へぇ――――…、
っで生徒会長室に行くの?
然「あぁ、直接話そうと思う。」
でも親衛隊がいるんじゃない?
然「心配いらない、目がある。」
だから目って何なの?
然「ほら、よくあるだろ?」
「女の子が男の目を見て、
“キュンっ”とか“ドギューン”とか“ブシャアッ”とか」
最後の子の目おかしいよ!!
然「ん…?」
「じゃあ“ドキッ”とか“ドッ…!”とか“ズゥウン…”とかかな」
だから最後の子の目はいつもどうしちゃったの!!!?
然「まぁまぁ、生徒会長室には確か親衛隊は誰も入れない…
だから周辺に10000人近くいるハズだ。」
多っ!!
ここはドームなの!!?
然「いや…アリーナだろうな」
アリーシャ!!?
然「アリーナ!!」
「よしっ…なら一気に突っ走るぞ。」
突っ走る?
然「そうだ…、」
「この階段を上がればその300m先に生徒会長室があるという特別棟だ。」
生徒会長室だけ!!??
然「あぁそうだ…!!!」
「行くぜぇッッッッッ!!!」
ダッ――――…!!!
然は階段を駆け上がる、
自らの追い求める信念を信じて、どこまでも、無限以上の可能性を信じて、
然「必殺!!」
「『アイ・オブ・ザ・ガール』!!!!!!!!!!!!!」
ギュォオオオオ!!!!!!!!
然の目は今、
一度見れば目がハート、
二度見れば心が釘づけ、
三度見れば脳が溶ける、
という女の子(限定)のかなり
スペシャルデラックスウルトラ
インターナショナルインフィニティな、
目になっている!!!!!
ダダダダダダ!!!!!
然「オラオラオラオラぁ!!」
然は走り抜ける、
女の子の溢れかえる廊下を、
その姿はさながら
『ウサイン・ボルト』!!!!!!
そして聞こえてくるのは…
女の子達の目のトキメキ…!!!
“ドキッ!”
“ドギューン!”
“グリーン!!”
“ビクタァアァ!!!”
“ブシャァァア!!!!”
“のぺぇー…”
“へっくしょい!!!”
“ドゥッ――――…!!!”
“エクスカリバ――!!!”
“じぃいぃいん…!!!”
“ズゥゥウン…!!!”
“グォォオン…!!!”
“キラーン☆!!!!”
“暑ッッッッッい!!!”
“チーモンチョーチュウ!!”
“Cyber-shot!!!”
“リージェンシー、”
“ファイアアアア!!!”
“キュンっ!キュンっ!”
“ビジネスマンション”
“大変だ!大変だ!”
“大変だよ!!!”
“大変大変って何がだ!?”
“宝くじに当たったよ!!”
“何ィ!??でかしたボニー!”
“やったよ父さん…!!!”
“もう働かなくていいぞ!!”
“やったね!!!!”
“で、何等なんだ!!?”
“一等だよ!!!”
“何ィ!!?見せてみろ!!”
“はい父さん!!!”
“どれどれ…”
“一等でしょ…!!!”
“おい待て…ボニー!”
“なぁに父さん?”
“これ一昨年のじゃないか!!”
“なんだっとぅぇぇえ!!??”
“シートン原西”
“ニュッ”
“ハラショー!!!”
“ビクタァアァ!!!”
“マッスル真宵”
“へゃぁああっぶしゅん!!”
“ヤーディアー!!!”
“インターネットダイエット”
“麺無しラーメン”
“ブランドシリーズ!!!”
“ドキドキっ…!!!”
“ッッッッッ!!!!”
“一刀両断、”
“マルス!!愛してる!!”
“僕もだよジェニファー!!”
――――…
然「ふぅ…ふぅ…」
生徒会長室を前に、
自分の目に悶える女の子達の姿があった。
然「結構…ふぅ…長い‥道のりだったな‥」
そんなことより女の子達の目の反応が大分おかしかったよ!!!
然「ふぅ――――…」
「よしっ…。」
「まぁいいじゃないか、ここまで来たんだから。」
ならいよいよ…!!!
然「生徒会長とご対面だ。」
続くから次も見てねっ♪