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初恋ロジック  作者: 夜泡
1/20

第1話「スペシャリスト」

初めまして、

「初恋ロジック」という作品を書かせてもらってます、

夜泡やあわと申します。

自分が小説を書き始めたキッカケは、

SSを読んで感銘を受けたことからきているので、

まだまだ初心者で拙いかもしれませんが、

読んでいただければ幸いです。

――――…

やぁどうも。ボクの名前は、

亜崎あざき ぜん


自分で言うのも何だが、ボクは恋愛のスペシャリストだ。

え?いやいや…

ボクは映画 小説 ドラマ ゲーム等etc…

で学んだ恋愛術を駆使して数多くの男友達の恋愛を成就させた。


小学6年から高校1年までの間、

学校 ネット SNS等etc…

ざっと40,000人はカップル成立。

え?ボク自身の恋愛?

ボクは恋愛なんてしないよ、

だって付き合っちゃったら女の子を落とす楽しみがなくなる訳じゃん?


あ、でもあくまでボクは女の子が好きだって意味の反映がそういう事になってるって…事で。

――――…

高校2年始業式――――、


先生(女)「はーいでは2ーAの皆さん宜しくお願いしまーす…」


然「(ボクの席は一番左後ろの位置でグラウンドを眺める。)」


「(始業式、席の位置、映画 小説etc…でざっと6,000,000は見てきたな、)」


先生「はーいでは皆に転校生の女の子を紹介しまーす。」


生徒達「オォオオオ!!!」


然「(始業式、席の位置、転校生(女の子)このパターンならざっと4,000,000はあったかな)」

「(ありきたりなパターンだな)」


先生「それじゃあ、入って」

「転校生の椎名しいな つばささんです。」

「それじゃあ挨拶して、」


翼「椎名 翼です!」

「皆さん宜しくお願いします!」


生徒達「ワァアァアア!!!」

「キャ――――!!!!」


然「(男子にも女子にも人気…か、今時珍しくもない。)」

「(このパターンなら1,000,000は知ってる…)」


男子生徒「おい亜崎!!」

「見て見ろってめちゃめちゃ可愛いぜ!!」


然「んー?」

「っお!?(これは…、)」

「(スレンダーか、素晴らしい。いやはや流石に好みぐらいはあるよ、ボク自身、女の子が好きとは言ってもふくよか過ぎても痩せ過ぎてても嫌だ。)」

「(若干着痩せするくらいがボクはいいな‥)」


先生「はーいじゃあ椎名さんの席は亜崎君の隣ねー。」


然「(転校生が隣の席か…)」

「(30,000は見たな‥。)」

「(はいここでっ転校生がする行動ベスト5を紹介しましょう)」


・よろしくねっ!(軽く挨拶)

・手を振る

・ウィンクする

・軽くお辞儀

・無視


「(上記5つの行動を取るパターンなら80,000は知ってる、)」

「(さぁどうくる…?)」


徐々に椎名が近づき然の隣で、

手を差し伸べた。


然「…ん?」


翼「ん?」


然「(違う、違うぞパターンが、そうか!こういう時こそ、)」

「(心のカードだ。)」


説明しよう!『心のカード』とは亜崎 然の持つ女の子の選択肢の裏をかいた選択肢の持ち主に出会った時に、亜崎の心の中では一度整理が行われ、また新たな選択肢を生み出すのだ!!!

ようは自問自答だ!!!


然「(そうかこれは握手か…)どうも。」


翼「よろしくねっ!亜崎君!」


然「(名前まで言うのか…これは500パターンしか知らんな‥)」


説明しよう!

亜崎君は約1000京の選択肢を取り揃えているのでまずほとんどのパターンを知っているのだが、

500とかになってくるとそれはもう、それとない程少ないのだ!


然「(まぁまずは色々情報を取り入れていくとしよう。)」

「(属性を分けなければ…

天然かツンデレかヤンデレかクーデレか男勝りかレズかビッチか痴女か…)」

「(選択肢を絞ろうじゃないか…!!!)」


1日目 終~~了~~~。

――――…

1週間後――――…


然「さて…(1週間たってとんでもない事が判明した…。)」

「(あの椎名 翼の属性及び性格は…)」


―――――――――――――――

椎名 翼報告レポート


1日目は挨拶を多用し、存在感をアピール。


2日目は自らがお嬢様をアピールし男への感心を取り、美貌と立ち振る舞いで女子のハートも鷲掴み

さて3日目、

男ども&女の子達を我がものにしてファンクラブを設立。

更に教師を手玉に取った。


4日目、

学校への援助金を始める。

あくまで悪い奴ではなさそうだ。

5日目は男ども&女の子達に囲まれるスタイルが確立。

無論、全員ではなく椎名に興味の無い男女もいる。


6日目、椎名ファンクラブの男友達に連絡を取ると皆で遊園地にいったらしい。しかも奢り。


7日目、椎名宅でパーティー。

…―――――――――――――――


然「調査結果は…5/1だ。」

「そうだな…わからないよな…

説明しよう。」

「知らない女の子のパターンなんて皆無だが、

そのパターンの組み合わせから難しいとされる属性を割り出したんだ。」

「その属性に分けられる女の子はこの世でたったの5人!!!」

「そのうちの1人が椎名 翼、というわけだ。」


まだ分からない人に説明しよう!

然が言いたいのを簡単にいうと、砂漠に行って300種類はあると言われる砂の種類から、

希少な新種を探すのと同等。


…まだ分からない人にとっても簡単に説明してあげよう!!!

自分の友達と同姓同名の1000人から自分の友達ご本人を探すのと同じくらい難しいのだ!!!

も…もういいだろう?


然「面白いじゃないか…」

「決めた…、」


何を?


然「こんなの初めてだ。」


何が?


然「いや誰だよナレーション!」


ナレーションの莉亜りあですっ!


然「お前女の子だったのか?」


これからは然の言うこと説明とかしてくからね!


然「急に可愛くなったな‥?」


嬉しい…っ!!


然「ならこんどからナレーションと心のカードな、」


了解っ♪


然「俺は決めた。」

「本当の意味で…」


本当の意味で…?


然「椎名を落とす。」


続くっ♪

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