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狼との上手な付き合い方  作者: シャハル
1/2

狼と少女(1)

《注意》

この物語は

①作者の妄想

②趣味全開

③文才皆無

でお送りしております。


 薄暗い路地裏。

 誰一人として好んで行こうとは思わない場所に、一人分の荒い息づかいが響く。

 小さくて華奢な身体に、長い亜麻色の髪。

 瞳は大きく、不安げに辺りを見回している。

 まだ15歳ほどの少女だ。

「…ここまで来れば──」

「大丈夫だとでも思ったか?」

「──っ!?」

 はっとしたように振り向く。

 そこには、大柄な2人の男がいた。

「勝手に逃げ出してもらっちゃあ困るぜ、姫さん」

「か…勝手に逃げ出してなんか──」

「なら、何で俺達はこんなところに居るんだろうなぁ?」

「…っ、それは──」

 少女が答えを探していると、片方の大柄な男が腕を掴んだ。

「じゃあ、一緒に来て貰おうか」

「い…いや、離して!」

「姫さんが大人しくしてれば、悪い様にはしないからよ」

「どこの悪役の台詞よ…って、離してったら!」

 もう片方の大柄な男が腕を掴むと、弾かれた様に暴れ出す。

「くそっ、大人しくしてろ!」

「は・な・し・て!」

「この!!」

 片方の大柄な男が、少女の鳩尾に蹴りを食らわせる。

「…かはっ」

「はん。だから大人しくしてろって言ったのになぁ」

 嘲笑する様な男達の顔を最後に、少女の意識は途絶えた。

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