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黒い海

作者: 昼月キオリ
掲載日:2025/08/02

揃えられた二足のハイヒール

崖から身を投げ

夜が明ける頃

あなたがいる街へ運ばれたい

あなたが私の顔を忘れていようとも

屍と共にこの黒い海へと

ゆらりゆらり流れゆく


それは悲劇か喜劇か


並べられたショルダーバッグ

それと口紅とチーク

夜が明ける頃

あなたの元へと運んで欲しい

あなたが私の名前を忘れていようとも

心と共にこの黒い海へと

ゆらりゆらり漂いながら


それは絶望か幸福か



崖から身を投げ・・・

黒い海よどうか私を運んで・・・あなたの元へ


それは悲劇か喜劇か


次にあなたに会うのは天国か地獄か・・・


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