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ジョーカーは常に手元に

(*´Д`)はぁ~やっちゃった、先生一年もやってて失敗してしまった~でもやり直しは効くぞ~うぉぉぉぉ~


と熱くなりたい風見先生です!先生の座右の銘は失敗は成功の基!なので大丈ブイ!(*^^)v


歩は夢を見ていた、それは憂さなされるよな、残酷な夢、だった、どうにも説明できない夢だった、熱くて…燃えるような業火の中に一人白髪で服装は白でファーが付いているジャケット、

ズボンは黒、


チェーンが付いていてそこには十字架の真ん中が剣で貫かれているペンダントトップ、


まるで蒸気のような白い息と狼のような凶暴な牙、血に塗れた手と一本の輝く刃物を持っていて目は赤く血のように彼の体から吐きたくなるほどの血の匂いがした、それも、彼は俺の方を向きこう言った


「こっちに来やがれ、クソガキ、てめぇは生かしては返さねぇからなーひゃひゃひゃ!」


その夢を見ているときの俺は膠着していた、しかし決してここから逃げたいとは思いたくなかった、でもあの男の声が耳から離れなかった


「こっちに来やがれ、こっちに来やがれ、命は助けてやんよ、」


その声は甘く聞いていて女性ならイチコロだろうと思えるほどイケメンボイスだった


俺は…成す術がなかった、相手は一瞬で俺の前に現れてナイフを突き付けて俺にこう言った


「もしよーてめぇがまだそこにいんならよー殺しちまうぜー?あいつ等を捨てるか、俺達と来るかよー自分で決めな?クソガキ!ひゃひゃひゃ!そう焦ることはねぇよーまた夢で逢える時に答えを出しやがれ、じゃあな!」


男はナイフを振りかざしズサッという殺傷音でその夢は終わった、


「うわぁぁぁぁ!はぁ…はぁ…何だったんだ…今のは、夢か…よかったー」


歩は大声を出しながら飛び起きた、歩は胸を撫で下ろし落ち着いた


「そりゃ良かったなークソ学生―」

琴未の怒っている声が聞こえた、俺はそっと視線を下げるとそこにはとんでもない光景が見えていた


「自分より小さい存在を踏み付けておいて,よく呑気に寝てられるなーてめぇはロ、リ、コ、ン、の印を押してやる!」


歩は足に琴未を踏み付けていた、この状況言えば、歩は被疑者兼変態として見られる、琴未は朝の散歩に出かけようとして居たところをうなされていた歩の足に蹴られそのまま踏まれていた


「うわぁ!待って!誤解なんだ!音無さん!これは不可抗力で!」


歩は殺されると思いあたふたしている


「安心しやがれ、殺しはしねぇからな!音無流!火竜獄滅!「かりゅうごくめつ」


火を両手に纏い歩の頬にその拳でサンドする


「ごめんなさーーーーい!!!!」


「アハハハハ!まさか彼に踏まれて殺しかけるなんてね!アハハハハ!」


クランがヴァルキリーの進行をレコードで聞きながら笑っていた


「笑い事じゃねえよ!ボス!ちぃ…あんなクソ変態連れてこなきゃよかったぜ、全く」


「あれー?琴未、君が弱音を吐くなんて珍しいね、お父さんに言い付けるぞー?」


「わーったよ!安心しろよ!軽く医務室送りにしてやった」


歩は医務室で治療していた、


「両頬を跡が残らない程度だけど、やけどかな、骨は折れてないし皮膚も溶けてない、軽いやけどだね、熱々のおでんを顔に食らったくらいかな?」


水色の長髪の白衣の眼鏡をかけた少年が治療していた、その隣で銀髪の女性もいた


「ジョークも言えるようになりましたか、貴方は、ドクター瑞咲」


「やめてよーお世辞なんて、アメリカに研究の用事で行ったときにたまたま外国人に習ったんだよ、愉快な国だね、アメリカは、今は色んな種族が住んでるよ」


「そうですか…えぇ愉快な国ですよ、アメリカは、ウェルハイストリートのクロック&アリゲータズのワニバーガーは召し上がられました?」


「もちろん食べたさ、刺激が強かったけどね、ワニの肉は美味しかったよ、血の匂いもしなかった、」


「ですね、最高ですよね、ワニバーガー、あのマスタードの刺激が美味いんですよ?」


「うっ…何だ…話し声が…聞こえる」


歩は二人の声でゆっくりと目を覚ます


「ドクター瑞咲、患者さんが目覚めましたよ」


「起きたかな?お寝坊さん、災難だったね、大丈夫軽い、やけどだから心配しないで?」


「貴方は…誰ですか?」


歩は瑞咲を見てそう言った


「ふーん、僕の事を知らない人もいるんだね」


「ドクター瑞咲、彼は寝ぼけてます、だって目が半開きしてますよ?」


「あーそれは僕の事見えてないよね、ハロー、洲島歩君、僕は瑞咲・ユウリ、ここの専属ドクターだよ」


「瑞咲って?あのドクター瑞咲なのか?」


歩は少し驚いた、目の前にいるのは世界的有名な医者であり発明者でもあったからだ、


「ほらねー僕の事を知ってたじゃん、あ、そういえばねクランさんが30分前にここに来て言ってたよ、君が見た夢の話が聞きたいって」


「俺が見た…夢…うっ…」


歩は頭を抱えた、頭の中にあの光景がよぎる、火の中であの白髪の男が獲物を見つけた動物のような目でこちらを睨んでくる、姿が、そして俺に向かって彼奴が言った言葉が耳に反響するように聞こえてきた


【もしよーてめぇがまだそこにいんならよー殺しちまうぜー?あいつ等を捨てるか、俺達と来るかよー自分で決めな?クソガキ!】


そして俺はズボンの右ポケットに何か入っているのを感じた、そしてその右ポケットに恐る恐る手を伸ばし中の物を取り出す、それは、一枚のトランプだった、俺はゆっくりとそのカードめくると、言葉を失った


トランプの絵柄はジョーカーのカードだった


生と死は常に隣り合わせなどと言うがこのジョーカーのカードの暗示は危機は常に隣りあわせ、てめぇはもう逃げれないぞと、これはジョーカーが送った一つの俺への死亡宣告ように俺は感じた


今回もご愛読ありがとうございます!明日がある~明日がある~明日が~あ~る~さ~って!先生は今動揺してて!明日も明後日もあるか~!でも大阪のグリコ像にように頑張るぞい!(^_^)


次回は、歩が語る夢の話と、歩の夢に関係する人物が明らかとなる!


それでは次回も乞うご期待!



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