出会いは最悪から始まる
初めましての方は初めまして、前作を見ていただいて方は、お久しぶりです!風見先生です!
さぁ新シリーズが始まります!その為に二か月お休みを頂いていました!
キャラの設定、諸々を考えとうとう!本日11月3日に連載開始です!
やった~風見先生!大勝利~!精神的な話で(笑)
読書の皆様!これからも風見国寿をよろしくお願いいたします!
「俺は洲島歩…私立星丘高校に通う高校三年生だ…」
「彼女歴はゼロ…勉強はいつも十位から上がる気を見せない…だけど」
「注文は入ったぞ~洲島」
「はーい!」
「お待たせしました!オムライスとシーフードサラダです」
「このようにファミレスでアルバイトをしお金を貯めている」
「うちは俺より五つ違いの姉が二人、俺より三つ下の妹が居る、」
「他にも兄が居るが…兄はアメリカで大工から機械のエンジニアをやっている」
「結構有名な何でも屋さんだ」
「母親と父親は二人とも仕事の都合上…沖縄に行っており帰るのは年に一、二回だ」
「一番上の姉は不動産の大手企業、有里建設の営業ウーマン」
「二番目の姉は有名料理店のオーナー兼小説家だ、WADONAWA文庫で現在ライトノベル連載中」
「妹は俺の出た中学校、天ノ川中学校の中学一年生、学校内で天ノ川の織姫なんて言われている」
「ちなみに妹は現在私を幸せにしてくれる彦星(恋人)募集中との事…将来は心配なさそうだ」
「そんな忙しいながらも楽しい生活を送っている…何気ないこの愉快な生活…それが続けばいいな」
「そう思っていた…自分が居た」
2030年九月十八日午後九時の出来事である
「ありがとうございました~」
明るいコンビニからそれを見送るかのうな言葉と共に歩はコンビニから出て来た
「遅くなったちゃったな…急がないと…姉さん達心配しそうだ」
歩はコンビニ弁当を入れた白いレジ袋を持ちいつもの街灯が多い道を歩いていた
そこで歩にどんどん近寄る謎の大きな影とドンドンという足音が迫っていた
「ん?花火でも上がってるのか?でも雨だしな…花火が上がるわけないよな」
次の瞬間、歩のいる住宅街の路地から黒猫が飛び出してきた
「うわぁ!なんだ猫かー少しビックリしたな…」
「ニャーン」
「どうしたんだ?お腹空いたのか?」
「ニャーン」
猫は首を振った
「じゃあどうしたんだ?」
「ニャー!!!」
猫が叫んだ次の瞬間、歩は後ろからの足音に気づき振り返るすると
「見つけたぞ!」
黒いフードを被った男が歩の後ろに居た
「やばい!逃げろ!」
歩の本能がそう言い歩はその場から走り去った
「逃がすか…」
黒いフードの男は走って歩を追いかけて来た
「残念だな…鬼ごっこは…終わりだ」
歩の目に前にさっきの黒いフードの男が立っていた、どうやら先回りしていたようだ
黒いフードの男は歩にゆっくりと手を伸ばす
「誰か…助けてくれ…!」
「鬼さん~こちら~手の鳴る方へ」
黒いフードの男の後ろから手を叩く音が聞こえる
「ん?なんだ…」
「振り向きやがったな~黒フード!」
次の瞬間、黒いフードの男は後ろを振り向いたすると、白髪の少女に頬をドロップキックされた
「くっ…TOPの撲滅者か…よりにもよってこんな小娘をよこしたか」
黒いフードの男は少し吹き飛ばされたが気絶はしていなかった
「誰が小娘だ~?」
白髪の少女は左の拳を握り黒いフードの男の顔面を思いっきり殴った
「ぐはぁ!くっ…」
男は隣にあった電信柱にぶつかって気絶した
「ちぃ…汚ねぇな…折角買ってもらった靴なのによ…はぁ~」
白髪の少女は靴を地面に擦り水溜まりで汚れを落としている
「き…君は…」
「おい…てめぇ…付いて来い」
「え…なんで…」
「言うこと聞かねぇとここでてめぇもああすんぞ!」
白髪の少女は歩の胸ぐらを背伸びしながら掴み気絶している黒いフードの男を指す
「わ…分かったから…」
「んじゃあ付いて来い」
白髪の少女は歩き出す
それが彼女との出会いであり壊れていく日常の始まりでもあった
今回もご愛読ありがとうございます!さぁさぁ!新シリーズのタイトルは
普通の青年と少女の黒歴史に決まりました!
最初はおっ?これはいいんじゃないか!?と思いこのタイトルにしました、
アニメが好きな親友と色んなところに遊びに行くときに意見やネタの提供をしてもらい自分なりに繋げてみました、ありがとう親友!お前のおかげでいいネタが浮かびそうです!
さて次回はごく普通の高校生はその生活を壊されて行きます、お楽しみに
それでは次回も乞うご期待!