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009.真実と選択

この物語は、知識で世界を救うか、想いで世界を守るかという究極の選択の物語です。

第九話では、主人公ミサキが白い「システム空間」で観察者と対峙し、過去と未来、そして記憶の重みと向き合います。

SEとしての合理性と薬師としての慈愛が交差する瞬間、仲間たちの想いがシステムを揺るがし、新たな「第三の道」が開かれる過程を描きました。

読者には、決断の前後にある静かな余白も感じ取ってほしいと願います。

第一章: 観察者との対峙



観察者が、私の前に立っていた。


黒いフードの下から見える顔――それは、橘美咲の顔。


でも、その目には感情がない。まるで、人形のような。


「ミサキ」


観察者の声が、空気を震わせた。


「お前は、よくここまで来た」


私は、灰色と共に立っている。


背後では、町の人々が城壁から見ている。





エリカ、グレゴール、セバスチャン、トマス。


そして、意識を失った公爵。


みんなを、守らなければ。


「観察者……あなたは、誰?」


私は聞いた。


「お前の顔をしている。でも、違う」


「誰か……」


観察者は、かすかに笑った。


「私は、お前だ。そして、お前ではない」


観察者のフードが、風で落ちた。


そこには――完全な橘美咲の顔があった。


でも、その髪は白く、目は赤く光っている。


「私は、選択を誤った橘美咲だ」


「選択を……誤った?」


「そうだ。私も、お前と同じように転生した。同じシステムを与えられた」


観察者は、水晶を手に取った。


「でも、私は知識を独占した。力を求めた。そして――」


観察者の背後で、巨大な影が動いた。


複数の顔が重なり合っている。


「システムに取り込まれた」


システムに、取り込まれた……?


「今、私はシステムの一部だ。観察者として、次の転生者を選別する役割を担っている」


観察者は私を見た。その目に、一瞬だけ感情が浮かんだ。


悲しみ。


「お前は、私とは違う選択をした。知識を共有し、人々と共に戦った」


「それが、正しいと思ったから」


「正しい……か」


観察者は、笑った。苦い笑いだ。


「私もかつて、そう信じていた。エルという名の友がいた。でも――」


観察者の声が、震えた。


「力を求めすぎて、彼女を失った。それが、私の罪だ」


観察者が手を上げると、周囲の景色が変わった。


町が消え、森が消え――。


私たちは、真っ白な空間にいた。


システムの内部だ。


でも――遠くから、声が聞こえる。


「ミサキ!」


エリカの声だ。ノイズのように、かすかに。


「戻ってこい!」


グレゴールの声。


仲間が、呼んでいる。


「ここで、戦え」


観察者が言った。


「知識で、知恵で、そして――お前の意志で」


---



第二章: 記憶の戦場



白い空間の中。


私と観察者が、向き合っている。


「さあ、始めよう」


観察者が手を動かすと、周囲に無数の光る本が現れた。


本、本、本――天井まで届く書架が、空間を埋め尽くしている。


「これが、お前のアクセスした全ての知識だ」


観察者が一冊の本を開くと、映像が浮かび上がった。


グランベルで病を治した場面。


トマスが回復する姿。母親が泣いて喜ぶ姿。


「この時、お前は何を思った?」


「……人を助けたいと思った」


「なぜだ?」


「誰かの役に立ちたかったから」


次の本が開く。


赤目の群れとの戦い。


冒険者たちが戦う姿。ミサキが作戦を立てる姿。


「この時は?」


「みんなを守りたかった」


「なぜ、お前が守る?」


「私にできることだったから」





また次の本。


公爵との対決。


レオノーラが鎖で繋がれている場面。


「この時、お前は自己犠牲を選ぼうとした」


「……うん」


「でも、選ばなかった。なぜだ?」


私は――考えた。


「それが、試練の失敗になるって、システムが教えてくれたから」


「違う」


観察者が言った。


「お前は、仲間を信じたからだ」


観察者の目が、少し柔らかくなった。


「私は、信じられなかった。だから、失敗した」


---



第三章: システムの真実(前編)



観察者が手を動かすと、新しい映像が現れた。


地球の映像だ。


でも――何かがおかしい。


空が、赤く染まっている。


東京タワーが、崩壊している。


渋谷のスクランブル交差点に、誰もいない。


「これは……私が通っていた……」


通勤路だ。あのカフェが、瓦礫になっている。


「これは……?」


「地球の未来だ」


観察者が答えた。





「二百年後、地球は滅亡する」


滅亡……?


「環境破壊、戦争、疫病――全てが重なり合い、人類は絶滅する」


映像が、さらに変わる。


荒廃した都市。乾いた大地。誰もいない世界。


私の知っている場所が、全て死んでいる。


「それを防ぐために――」


観察者は、空間に映像を映し出した。


一人の老人が現れた。


白髪で、皺だらけの顔。


研究室で、何かを作っている。


機械、プログラム、そして――転生システム。


「彼が、このシステムの創造者だ」


「誰……?」


「未来の科学者だ。地球が滅亡する直前、最後の希望としてこのシステムを作った」


映像が動く。


老人が、孫娘の写真を見ている。


「リナ……」


老人が呟く。


「お前を救えなかった……でも……」


老人は、システムを完成させる。


「誰かなら……多くのリナを救える……」


そして――最後に、メッセージを残した。


『もし、このシステムを見ている者がいるなら――』

『選択に迷っているなら――』

『答えは、お前の心の中にある』

『知識は、人を救うためにある』

『でも、それ以上に大切なのは――』

『誰かを想う心だ』


映像が消えた。


誰かを想う心。


それが、答え……?


---



第四章: システムの真実(後編)と千人の橘美咲



「まだ、続きがある」


観察者が言った。


空間に、新しい映像が現れた。


そこには――無数の橘美咲がいた。


「お前は、何人目だと思う?」


「何人目……?」


「お前は、千人目の橘美咲だ」


千人目……?


映像が、次々と変わる。


知識を独占して暴君になった橘美咲。


知識を使いすぎて記憶を失い、廃人になった橘美咲。


試練に敗北して、魂が消滅した橘美咲。


「そして、私もその一人だ」


観察者が言った。


「私は、試練の六段階目で失敗した。そして、システムに取り込まれた」


観察者の目に、涙が浮かんだ。


「エルを失った。大切な友を。力を求めて、独占を選んで――彼女の信頼を裏切った」


失敗した橘美咲の、後悔。


視界にメッセージが表示された。


【システム真実開示: レベル3(第一段階)】

【真実10: 転生は、人類救済のための選別プログラム】

【真実11: 成功者は地球に帰還し、未来を変える使命を得る】


「お前が全ての試練をクリアすれば――」


観察者は私を見た。





「お前は地球に帰り、未来を変える力を得る」


地球に、帰れる……?


---



第五章: 究極の選択



「でも、その代償は――」


観察者が続けた。


「この世界の全ての記憶を失うことだ」


全ての記憶……?


「エリカ、グレゴール、トマス、セバスチャン――全てを忘れる」


観察者の声が、冷たくなった。


「お前は、橘美咲として地球に帰る。この世界での出来事は、全て夢だったことになる」


視界にメッセージが表示された。


【システム真実開示: レベル3(第二段階)】

【真実12: 代償として、異世界の全記憶を失う】

【真実13: 失敗者は、観察者として次の転生者を導く】

【真実14: このサイクルは、成功者が現れるまで続く】


【最終選択を提示】

【選択A: 地球に帰還し、人類を救う】

【選択B: この世界に残り、仲間と共に生きる】

【警告: 選択Aを選んだ場合、記憶消失100%到達】

【警告: 選択Bを選んだ場合、地球は滅亡する】


私は――言葉を失った。


地球に帰るか、この世界に残るか。


人類を救うか、仲間と共に生きるか。


「選べ、ミサキ」


観察者が言った。


「お前の選択が、全てを決める」


私は――手を上げた。


その瞬間、視界の片隅に――。


エリカの笑顔。


グレゴールの厳しい顔。


トマスの元気な姿。


灰色の温もり。


一瞬のフラッシュバック。


選べない。


どっちも、失いたくない。


「……待って」


私は言った。


「一つ、聞きたいことがある」


「何だ?」


「なぜ、橘美咲なの? なぜ、私が選ばれたの?」


観察者は、少し考えてから答えた。


「お前は、過労死した」


「……うん」


「最期まで、人のために働いた。自分を犠牲にしてでも、誰かの役に立とうとした」


観察者の声が、わずかに柔らかくなった。


「その心が、選ばれた理由だ」


誰かの役に立ちたい。


それが、私の願いだった。


「でも――」


私は拳を握りしめた。


「私は、もう橘美咲じゃない。私は、ミサキだ」





「ミサキ……?」


「そうだ。この世界で、私はミサキとして生きてきた。エリカと笑って、グレゴールに叱られて、トマスと話して」


涙が、溢れてきた。


「この世界の記憶が、今の私を作ってる。それを全部忘れて、地球に帰るなんて――」


「でも、地球の人類は――」


「待って!」


私は叫んだ。


「もう一つ、道があるはずよ!」


「もう一つの道?」


「そうよ。選択AでもBでもない、第三の道!」


---



第六章: 第三の道の発見



観察者は、驚いた表情を見せた。


「第三の道……そんなものは――」


「ある! 絶対にある!」


私は、視界のシステムを見た。


SE的思考で、考える。


「システムが転生を許すなら、帰還もまたプログラムのステップの一つ」


私は論理を組み立てる。


「ステップには、条件がある。実行条件がある」


変数……ステップ……実行条件……


待って。


その言葉が、頭の中で霞んでいく。


激しい頭痛が走った。


「ぐっ……!」


【記憶消失: 急速進行】

【85% → 90% → 95%】


記憶が、どんどん消えていく。


エリカの顔が、ぼやけていく。


グレゴールの声が、遠のいていく。


そして――SE時代のコードが、砂嵐のようなノイズに変わる。


「変数」「ステップ」「実行条件」


その言葉が、口から出なくなる。


技術的思考が、消えていく。


「ミサキ!」


遠くから、声が聞こえた。


エリカの声だ。


「ミサキ! 私たちの声が聞こえるか!」


【システム異常】

【外部からの感情干渉を検知】


「何だ……これは……」


観察者が驚いた。


声が、次々と聞こえてくる。


「老夫も、お前の教師として誇りに思う」


グレゴールの声。


「ミサキ先生、またみんなで笑おうよ!」


トマスの声。


「あなたがくれた希望、絶対に無駄にしない」


セバスチャンの声。


声が、光となって私を包む。


【想いの共鳴により、記憶安定化】


【記憶消失: 95% → 停止】


止まった。


「まさか……他者の想いがシステムに干渉するとは……」


観察者が呟いた。


「これが……お前の選んだ道の力か……」


私は立ち上がった。


「そうよ。私は一人じゃない」


私は、観察者を見た。


「だから、第三の道が見える」


「第三の道……」


「そうよ。システムには、上位の実行条件があるはず」


私は、論理を組み立て直す。


「もし――記憶を保持したまま、地球に帰還できる条件があるなら」


【システム解析中】


視界にメッセージが表示された。


【検索: 上位実行条件】

【発見: 隠しプロトコル】

【条件: 真の想いの力を証明すること】


「あった!」


私は叫んだ。


「教えて! 真実への扉を100%にする方法を!」





観察者は――沈黙した。


そして、ゆっくりと口を開いた。


「……一つだけ、方法がある」


「それは、システムの核心に触れることだ」


観察者が言った。


「このシステムを作った者――その真意を理解することだ」


「創造者の真意……」


「そうだ。彼が、本当に望んだものは何か」


視界にメッセージが表示された。


【真実への扉: 55% → 85%】


一気に、30%上がった。


「でも、まだ足りない」


観察者が言った。


「最後の15%――それは、お前自身の選択だ」


「私自身の……選択?」


「そうだ。地球に帰るか、この世界に残るか――」


観察者は、私の目を見た。


「それとも――両方を救うか」


両方を、救う……?


「私は、どっちも選ばない」


私は言った。


「地球に帰ることも、この世界に残ることも――どっちも選ばない」


私は、拳を握りしめた。


「私は、両方を救う」


「両方を……救う?」


「そうだ。地球の人々も、この世界の仲間も――全員を救う」


観察者は、言葉を失った。


「そんなこと――」


「できる! 絶対にできる!」


私は叫んだ。


「私には、知識がある。仲間がいる。そして――誰かを想う心がある!」


---



第七章: 真実への扉完全開放



視界にメッセージが表示された。


【真実への扉: 85% → 100%】


【最終真実開示】


【真実15: 第三の道が存在する】

【真実16: それは、システムを超越する道】

【真実17: 記憶を保持したまま、地球に帰還する】

【真実18: 異世界との繋がりを維持し、両世界を救う】

【真実19: この道を選べるのは、真に誰かを想う心を持つ者のみ】


【条件達成】

【真実への扉: 完全開放】


空間が、光に包まれた。


その光の中で、創造者の姿が現れた。


老人が、優しく笑っている。


「よくやった、ミサキ」


老人の声が、聞こえた。


「お前は、私が望んだ答えを見つけた」


「知識だけでは、世界は救えない」


「想いがあって、初めて知識は力になる」


「お前は、それを証明した」


老人の姿が、消えていく。


「だから――お前に、新しい力を授ける」


【新システム起動】

【異世界連携モード】


【機能詳細】

【1. 知識の双方向橋渡し】

【地球の環境技術 ↔ 異世界の魔法エネルギー応用】

【異世界の薬草学 ↔ 地球の医薬品開発】


【2. 限定的な次元間転送】

【小さな物品(種子、薬、設計図)の転送可能】

【1ヶ月に1回、合計重量1kgまで】


【3. 時間流速調整機能】

【地球:異世界 = 1:10】

【ミサキは年を取らずに長期間活動可能】


【4. 緊急帰還プロトコル】

【異世界が危機的状況の場合、一時的に地球へ避難】

【使用回数: 5回まで】


【制約】

【精神力システム継続】

【記憶消失リスクなし】

【大型技術は現地で再構築が必要】

【補足: 両世界を救う使命を継続】


【選択してください】

【今すぐ地球に帰還しますか?】


私は――少し考えた。


そして、答えた。


「今じゃない」


【了解しました】

【帰還は、準備ができた時に実行可能です】


光が消えた時。


私たちは、元の場所に戻っていた。


---



エピローグ: 新しい始まり



グランベルの町の前。


エリカ、グレゴール、セバスチャン、トマス――みんながいた。


「ミサキ!」


エリカが駆け寄ってきた。





「無事だったの!」


「うん。大丈夫」


観察者も、そこにいた。


でも――その姿が、変わっていた。


白い髪が、黒く戻っている。


赤い目が、普通の色に。


「これは……」


観察者が、自分の手を見た。


「私は……解放された……?」


「そうだ」


私は言った。


「あなたも、もう観察者じゃない。自由だ」


観察者――いや、もう一人の橘美咲は、涙を流した。


「ありがとう……ミサキ……お前は、私ができなかったことを……」


彼女の体が、光に包まれた。


「私は、次の人生を歩む。今度こそ、正しい選択をする。エルに、謝らなければ」


「うん。頑張って」


彼女は、光の中に消えていった。


公爵が、ゆっくりと立ち上がっていた。


彼の目は、何かを見ていた。


空中に、幻影が浮かんでいる。


小さな女の子。


彼の娘だ。


幻影が、笑って消えた。


公爵は――涙を流した。


「ミサキ……お前は……勝ったのか……」


「はい」


公爵は、笑った。苦い笑みだが、どこか穏やかだ。


「そうか……ならば、私も協力しよう」


「公爵……」


「お前の道を、私も歩む。知識を人々に広める道を」


公爵は、剣を地面に突き刺した。


「これからは、戦いではなく、知恵で世界を変えよう。娘が望んだ、平和な世界を」


---


一ヶ月後。


グランベルの町は、賑わっていた。


薬師ギルドが新しい校舎を建て、人々に知識を教えている。


公爵は、王都で改革を進めている。


レオノーラは、新しい騎士団を作り、平和を守っている。


ルーカスは、地下組織を解散し、町の復興を手伝っている。


そして、私は――。


「ミサキ先生!」


子供たちが駆け寄ってきた。


「今日は、何を教えてくれるの?」


「今日はね、異世界の薬草と地球の医学を組み合わせた、新しい治療法を教えるよ」


私は笑った。


これが、私の道。


両世界を繋ぎ、知識を広め、人々を助け、世界を変える。


夜。


私は一人で、空を見上げていた。


星が、輝いている。


いつか、地球に帰る日が来る。


でも、それまで――


ここで、できることを全部やる。


視界に、メッセージが表示された。


【精神力: 80/80(完全回復)】

【記憶消失: 95%(安定)】

【橘美咲の記憶: 5%残存】

【核となる記憶: 「誰かの役に立ちたい」という願い】

【ミサキの記憶: 100%保持】

【異世界連携モード: 稼働中】

【地球帰還: 待機中】

【使命: 地球滅亡まで残り50年】


【補足: お前は、両世界の希望だ】


「両世界の希望……か」


私は笑った。


「大げさだけど――頑張るよ。みんなと一緒に」


灰色が、隣に座った。


「ありがとう、灰色。これからも、一緒にいてね」


灰色が、小さく鳴いた。


新しい物語が、始まる。


地球を救う物語。


この世界を変える物語。


そして――私が、ミサキとして、両世界を繋ぐ物語。





---


第九話 完

そして――物語は続く


次なる章へ


第2章以降続けるべきか?

ちょっと迷っていますので、一旦ストップします

--------------------

第九話は「選択」と「代償」を鏡のように並べた章です。

物語の核心が開かれると同時に、多くの問いが残ります。

観察者の過去、創造者の真意、そしてミサキのこれからの歩み――それぞれが物語の次章へと繋がります。


読んでくださった方の解釈が次の物語を一層豊かにすることを願っています。

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