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クールな才女は俺にだけちょっと変  作者: 柴咲心桜
第1章 高校生編

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9/16

初めて名前で呼んだ日

春の暖かな陽気が校庭を包み込む頃。

俺と詩織はいつもの屋上で、いつもの時間を過ごしていた。


「ねえ、神谷くん」

「ん?」

「私、あなたのことを“遼”って呼んでもいい?」


その言葉に心臓が跳ね上がる。


「え、えっと……あ、ああ、もちろんだよ」


詩織は少し恥ずかしそうに微笑んだ。


「私、ずっと呼びたかったんだ。

神谷くんって呼ぶのは、なんだか遠く感じて」


その日から、詩織は俺を「遼」と呼び始めた。

それは、彼女の中で俺が特別な存在になった証だった。


俺もいつしか、詩織のことを「詩織」と呼ぶようになった。

お互いの名前で呼び合うことが、自然で嬉しいことだと感じていた。


「遼、ありがとう。これからも、よろしくね」


「こちらこそ、詩織」


二人の距離は、言葉以上に近づいていた。

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