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クールな才女は俺にだけちょっと変  作者: 柴咲心桜
第1章 高校生編

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番外編 屋上での秘密の約束

いつものように屋上で過ごしている俺と詩織。

今日は少し風が強くて、彼女の髪が揺れている。


「ねぇ、遼」


「ん?」


「さっきのテスト、よく頑張ったわね」


「ありがとう、詩織。でも俺、君ほどできなかったよ」


「そんなことない。あなたの努力はちゃんと見てる」


彼女はふいに小さく笑った。普段のクールな顔とは違う、柔らかい表情だ。


「そういえば、もうすぐ文化祭ね」


「うん。楽しみだな」


「その時、私たちだけの秘密の約束をしない?」


「秘密の約束?」


「ええ。みんなには内緒で、二人だけの特別な思い出を作りたいの」


俺は少し照れながらも、頷いた。


「いいよ。俺もそれがいい」


夕陽が沈み始め、屋上の空気は温かく包まれる。


「遼、これからもずっと、一緒にいようね」


「もちろん、詩織」


二人の間に交わされた約束は、言葉にしなくても強く心に刻まれた。

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