ー第5章ー
名前のセンスがすごいね。みんな。(これは読者視点です)
ー第5章ー
「おい!!聞いたか!?」
「ああ、無菜 苦出酢が死んだんだろ?」
「憂津久 椎凪が殺したんだってさ。」
教室では、その話でいっぱいだ。
しかし、女子は…
「うらやまし〜!!私も椎凪君に殺されたい!!」
「最高だね!!椎凪君に首を締められるなんて!!」
人を殺すなんて犯罪だけど、椎凪君は警察に捕まらなかったの。
なんでか分かる?
それは私が椎凪君を捕まえようとした警察官全員を殺したから。
ちなみに死因は、『交通事故』とか、『通り魔に刺される』、とか『肉食動物に食べられる』とかの、その死に方はしょうがないよね、ていうのにしといた。
学校ではこんなに広まってるけど、この街とか国には広まっていないの。
それもなんでか分かる?
それはこの学校は寮があって、みんなそこに住んでて、家に帰れないし、まず学校の外にも出れないようなセキュリティがあるからなの。
便利だよね。情報が漏れなくて。
ご飯も寮のおばちゃんたちが作ってくれて、美味しいんだ。
でも、どうやって警察官は知ったんだろう。
女子生徒Aの殺害事件のこと。
わかんないや。
もうこのことを考えるのはやめよ。
どうでもいいじゃん、そんなこと。
沙来が通っている学園には、何か謎があるようですね…ふむ…これも、後々わかるでしょう。ちなみに、これホラーなん?と、思った読者の方々!これは、多分、ホラーです!!てか、ホラー目当てで読んでくださっている方がいるなら、ぜひこういうのにもはまってみてくだいさい!あはは!ブクマ、よろしくお願いしまーす!!