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イ国の魔女  作者: ネコおす
第二部 ロ国編
214/293

防衛戦の後始末 一


パァン!…パァン!…パァン!


…これで最後か。


持ってきた全ての弾薬を費やした。とは言え私が持ってきた弾は弾倉4つ、20発だけ。必要であればこの場で造り出す事もできるけれど、今の戦況を見るにそこまでの必要はないだろう。


元々、東側に偏っていた敵陣は敗走となった今でも、その群衆の多くは私たちの居る西側の森からは少し距離がある。東側の山手に兵を控えさせていたから逆に此方へと流れてくる者が少なからずいるけれど、その多くは私が撃つまでもなく遊撃隊の餌食となっている。私が撃ったのは早くに敗走を始めただろう少数を迎撃していただけだった。


「もういいのか?」


「ええ、これ以上私が仕留める必要もないでしょう。一応、監視はキノたちに続けさせます。」


私はぶすぶすと今だ火種の残る狼煙のための焚き木に水をかける。ジュワと音と白い煙を立ててその残り火も消え去った。


「だが本当に一方的な戦いだったな。被害皆無とは言えなさそうだが…」


ユーコンさんは望遠鏡で敗走する兵と遊撃隊の戦いを眺めつつそう呟く。


敗走となれば相手も必死。いくら圧倒的優勢な状況とはいえ、戦いとなる限り不確定要素は発生するし、近接戦ならそれは特に顕著となる。逃走する敵の経路、偏り、足場、奢り、傭兵であっても強者もいる。その全てが不確定で運次第では我方にも犠牲となる者も当然出るだろう。

だからといって彼らを逃がせば、逃げ切った兵は再び敵となる者もいるだろうし、この戦での此方の情報も伝わってしまう。一人残らずは無理でも可能性は最小限に抑えたかった。


「どうする、本営に戻るか?」


「いえ、陣営に行きます。陣には敵の攻勢は届いていませんが被害はそれだけでは無いかもしれませんから確認はしておくべきです。」


別に戦で被害が出るのは戦闘によってとは限らない。その負傷者の数や状況の把握はしておきたかった。


「冷静だな…今この地で数千の兵たちが空へ還ったってのに。」


「全て空に還りますからね。戦って散った者に敬意は称しますが、作戦通りに済み、今はむしろ安堵してますよ。」


ユーコンさんは「そういう意味じゃない…」と呆れた目線でボヤいていたけれど無視する。


この世界の人々は死すれば青い光の塵となってその身体も血すらもその姿を消し去る。そこに残るのは散った者の遺品と玉と言われる翠綠色の石だけ。遺体の山と焼けた肉臭、肉片飛び散る地が残る世界に比べれば正直いくらか心は救われた。


自分で操作できる範疇はどうにかした。残るは私の手には操作できない範疇だ。そこは考えても仕方がないことだし、考えたくもないというのが私の本音だった。



……


「ヴォルガ様、戦況はどうですか?」


「無事戻ったか。見ていた通り君の思惑どおりに事は進んでいる。」


「私だけの作戦ではありませんよ。囮の前衛を配置する案はヴォルガ様の発案だったではありませんか。それより遊撃隊と敵兵との戦況です。」


あれが無ければ最初の榴弾モドキはもっと陣奥地へと撃ち込まれていたかもしれない。そう考えると今回の作戦で最も功業だったのは彼だろう。そんな事よりも現在の状況の方が気になる。


「そうだな…通信兵は陣営と観測地にしか配置していないから確証は持てないが、被害は最小で済んでいる。いくらか負傷者などは出ているようだが分隊が全滅したなどの情報は来ていない。」


「そうですか…」


「君のことだ、自分も掃討戦にでると言い出すかと思ったが?」


「私の戦い方は奇を狙ったものです。敗走で必死になっている各個の兵には不向き、逆に足手纏になりますよ。」


「ユーコンが守ってくれるのではないか?」


私はユーコンさんの方を見ると突然名指しされた彼は焦りもせず、ただ私を見ていた。


「辞めておきます。分相応ですから。」


私が出ることで救われる者もいるかもしれないが、逆に犠牲者が増える可能性もある。向いていないと解っているのなら分の悪い賭けはするべきじゃない。


「そうか。」


「それよりも先ほどの戦闘での陣営の被害がどのくらいですか?」


「敵の攻撃は陣営まで届いていない。よって構築した陣地などに物的被害はない。人的被害としては補給員が弾薬などの配備中に負傷した者が数名いる。他にも塹壕などから出る時に足を滑らせ怪我を負った者もいるようだがいずれも軽症だ。死者は出ていない。」


「そうですか…負傷者は診療所へ向かわせて下さい。放置しておけば化膿するかしれませんから。」


塹壕はその特徴として不衛生になりやすい。陽も当たりも悪く、湿気を帯びて雑菌の多い土に直接触れるのだから仕方がない。ある程度は耐えて貰うけれども、衛生面については気を使わなくてはならないのだ。


「わかった。陣営からも遊撃隊支援が出たところだ、弓隊は最小限を残し退かせよう。」


「陣からも遊撃隊が出たのですか?」


「イスモイル長官殿自ら率いる掃討部隊だ。まぁ問題はないだろう。」


ジッとしていられなかったのか…でも、あの人はどちらかというと現場向きだし、立場上、率いる兵たちも尖鋭だろうから心配する必要はなさそうだ。


「一度、本営に顔を出してきます。何か伝え事はありますか?」


「そうだな、まだ掃討には時間がかかる。現状は本営に既に伝えてあって、詳細な情報をお伝えするのはもう少し後だ。」


「解りました。」


私はその場を後にして本営へと向かう。交代要員や補給物資を忙しく運ぶ兵たちを横目に塹壕内を西側へと歩いた。

指揮処より本営の方が前にあるのは少し変でもあるけれど判りやすい形で本営があれば狙われる。電信もありったけ指揮処に回していているので本営には指揮所とを繋ぐ一線しかない配置していない。かといって戦況の見えない場所に置くわけにもいかなかった。そこで一見、只の兵の待機所のようにしか見えない外見の天幕を第三線と第四線の間、西側に配置してあった。


塹壕の最も端までいくと地上へと上がるための土形成と土嚢で組まれた階段を上るとそこに本営の天幕はあった。周囲にはもしもの為に騎士兵が配置されているけれど、その姿は敵陣から見えないよう工夫がされている。


入り口に立つと中に立つ王族直衛のマレーさんが私の姿を確認して幕を開けてくれる。


「ナイル=ホシノ只今戻りました。」


「ナイル!良く無事で戻った。」


入るなりニメレン様が歓迎してくれる。アグニン様も言葉はないけれどその表情から私の無事を喜んでくれていることが解る。ただルウェリンさんだけは何故か最初から怪訝そうな表情だった。


「ナイル、君に聞きたいことがある。この戦、いつから想定していた。」


「2年前でしょうか…正確にはアグニン様からロ国にも対抗できる新しい武器を造って欲しいと依頼されたときですから3年以上前になりますが…」


私の回答に質問をしたルウェリンさんよりもアグニン様とニメレン様の方が驚く。


「なんと…その頃から今日の事を想定して準備をしていたのか?」


「ええ、その頃ではロ国の詳細までは解っていませんでしたけれど、ロ国が攻めるならどこから侵攻するか、防衛するならどこに陣を引くのか、ならば対抗しうる陣地構築は、それに最も適した武器は、そのために必要となる資材は…というふうに考えていました。」


「まさか私と初めて会った時から考えていたとは…」


正確にいえば騎士団の雑備庫で銃をつくる算段ができた時からだけれど、大差はないだろう。その頃は部隊の編成なんてまでは考えてもいなかったけれどね…

アグニン様の驚きの言葉とは別にルウェリンさんは話しを続ける。


「3年以上か…それならば納得だな。練りに練った戦略、見事であったぞ。」


「有難う御座います。しかし、これは防衛のための戦に過ぎません。戦況が落ち着き次第、ロ国領土への進軍部隊の編成をお願いします。」


「なに?もう攻め入るというのか。」


「今、なるべく情報を漏らさないよう敗走する敵兵を掃討、捕らえようとはしていますが全ては無理でしょう。今回の戦いで銃の存在や塹壕などロ国の想定していない戦力が明らかになりました。ならば此方の利があるうちに間髪入れずロ国攻略に移るべきでしょう。まずはラギヤンを制し国境東の安全を確保します。」


敗走兵だけじゃない、これだけ大きい戦なのだから私なら観測兵をつける。その姿は未だ見かけていないけれどインジギルカ王ならば必ずそうしているはずだ。


「ふむ…相手が対策を練って再度侵攻をしてくる前に此方から攻め入ってその足を仰するか。しかし、それは進軍する部隊に負担が大きくはないか?」


「はい。だからこそ、彼らの士気を下げさせないための報酬、進軍間の環境、不安を感じさせない戦力を整えなければなりません。」


「その口、君は既に想定しているのだろうな…具体的には?」


「一つは全ての兵にカラの玉を配布します。時差なくその俸給を与えその士気を下げないようにするためです。ですから銭所の人や会計も従軍させる必要があります。カラの玉については既に発注していますのでそろそろ軍部に届いている頃でしょう。」


「俸給か…普段通りとはいくまいな。」


アグニン様がポツリと呟く。この城都に残る者や防衛戦に残る者よりも、これからロ国に進行する兵たちの方が当然負担は大きい。いくら国の為とはいえ、同じ報酬であれば不公平感が生まれるだろう。


「次に進軍間の環境についてですが衛生を専門とした部隊を従軍させたいと思います。治療による兵の戦線復帰もありますが進軍中は特に衛生面が荒れますから。その他、補給線を確保して商人たちを入れ、カラの玉で自由に購入ができる状況を作りたいです。」


「なっ、戦場に商人を入れるのか!?」


「補給線を行き来する部隊に随伴することを許可するだけです。儲けになるとわかれば商人たちは多少の危険があってもついて来ますよ。」


むしろ、許可せずとも商人たちはやってくるだろう。ならば此方である程度操作できる環境を作っておきたいという狙いもあった。


「最後の戦力についてですが、これは補給線の確保と同等となります。矢や弾薬、食糧は当然として補充人員、薬品類、必要資材などの兵站は最低必須です。補給線が確保できなければそれ以上の進軍は疎か撤退も考慮しなければなりません。」


「それを強行軍と同時に行えというのか…この防衛線も維持しなければならないというのに。」


「事前にホシノ商会や他の商会や協会にも話は通しています。矢や弾薬などの武器は今も生産を止めていませんし、どこも戦時特需を狙っていましたから商会主たちは誰もが乗り気でした。現金なものですよね…」


現場に出るのは商会主ではなく末端の商人たちだ。彼らの浅慮に少し気に障るところはあるけれども軍部としては実際助かるのでなんとも言い難い。そして何より私自身がその商会主でもあった。


「進軍についてだけでなく民営にも根回しを終えているか…本当に抜け目がないな。」


「有難う御座います。それで進軍部隊についての人事についてはお決まりなのでしょうか?」


既にある程度、進軍する部隊に従軍する騎士や部隊、文官などは事前に軍議であらかた決めている。最後まで決まっていないのは総括指揮者、つまり戦の御旗になる王族だった。

ニメレン様とルウェリンさんはアグニン様の方を向く。この戦の総括指揮者はニメレン様だけれども王族として最高権力を持つのは王様であるアグニン様だ。


「…兵の士気を鼓舞し、軍指揮を執る者としては未熟だがそれ故に皆を信じ、敢えて自らが口を出さなかった点も評価できる。ヴォルガやナイルが居るならば不足はないだろう。」


「それでは…!」


「ルウェリンの言う通り私は少々お前を過保護にし過ぎていたかもしれぬ。ロ国への進軍の指揮はニメレン、お前に任せたい。」


「っ!有難う御座います!」


「ルウェリン、補佐役を頼めるか。」


「ああ、任せておけ。」


ニメレン様は己が認められたことに震え、ルウェリンさんは淡々と了承する。


「ナイル、君もだ。ニメレンの事を宜しく頼む。先ほども言葉にした通り、ニメレンは軍略の知見はまだ未熟、君のその慧眼で奴を導いてやって欲しい。」


「私には過ぎた言葉です。今回は準備から全て関わってこれたからこそ予測できた結果でした。本来であればヴォルガ様などの方が実績もその知見も上でしょう。そのうえで私が助力できることがあればお引き受け致します。」


「それで良い…しかし、謙遜も過ぎれば嫌味となるぞ?」


「…光栄であります。それではこのカミニ駐屯基地の詳細と今後想定されるロ国の攻撃についてはアグニン様が総括指揮者としてご説明します。」


私が進軍部隊が出た後に、この拠点防衛について想定される、敵軍の侵攻経路や戦略、敵勢力などについてと、合わせてその対処要領をアグニン様に説明していく。もちろん、紙に資料としても書き残しているはいるけれど、同時に口頭で伝えることも大事だ。

いくらロ国深くに進軍できたとしても、この地が突破されれば意味がない。ここが突破されれば残るは城都が戦場になるのだ。


一通り概要を説明した後にさらに詳細に入ったところで「少し休止を入れたほうが良いのでは…」と横槍が入ったので一度、お茶を淹れ直す時間をとる。むぅ、ちょうどノッてきたところだったのに…


―ピーピーピピーピ…―


突然の電信音。本営にある電信は至急用、つまり何か不測の事態が起こったということだ。


「お話中申し訳ありせん、ナイル様…」


「解りました、ヴォルガ様の元へ行きます。申し訳ありませんアグニン様、ニメレン様。少し失礼します。」


電信の内容が聞こえていた私は通信兵が言う前に返答し、挨拶も早々に本営を出る。


既に遊撃隊の掃討戦も終盤、周辺検索は日が落ちても行うだろうけれど峠はもう越えたはずなのに何が起こったというのだろうか。少し足早に陣頭指揮所へと戻る。

私が到着した時、ちょうど二分隊程度の兵指揮所を後にするところだった。


「どうかいたしましたか?」


「来たか…先ほど東側山手を索敵していた隊から連絡があってな。東側山手の頂付近で何者かが潜伏していた形跡を発見したらしい。」


「え…」


「合わせて遊撃隊後方にいた一部の者が遠くに走り去るウマの蹴る土煙を見たらしい。」


「…観測兵ですか。」


「たぶんな。」


観測兵、戦果観測を目的とした兵のことだ。本隊などとは別系統の指示で動いており、その目的は遠征した軍の戦果を確認して主へその様子を伝達することだ。


「まぁ十中八九、主はインジギルカ王でしょうね。」


「早ウマを継いだとして、リデゴカーカまで遅くとも6日というところか。どうする、情報での利は無くなったかもしれないぞ。」


「見たと言っても遠目からでは何が起こったかまでは解らないでしょう。それにロ国への進軍を明日にでも開始する予定です。」


「なに?早すぎではないか?」


「その件をちょうどアグニン様たちとお話していたところだったのですよ。ここはアグニン様に引き継ぎ、部隊編成ができ次第明日にでもラギヤンに向けて出発します。総括指揮はニメレン様、他の人事は軍議の通りです。ですからヴォルガ様も合間をとって身体を休めて置いて下さい。」


「…承知した。しかし、それで補給線は追いつくのか?」


「急ぎ確保するしかないでしょうね。ラギヤンまでの経路は国境に並びますから確保は容易でしょう。問題はその後の継続ですね。私たちがなるべく早く北上しなければ分断されかねません。」


横に長く広がった補給線はそのどこかを切られただけで補給路が中断してしまう。それでは意味がないので補給線自体を守れる位置を取りながら進軍するしかない。


「ラギヤンは勢力は2000程度と少ない、駐屯しているのも傭兵部隊だけだ。制圧は比較的容易であると思うが…」


かといって油断はできない。此方の侵攻部隊も2500程度になるだろう。この人員を如何に減らさずオンリタスまで進軍することができるかが今後の肝になる。

ラギヤンまでは急いでも4日…ラギヤン攻略については此方から奇襲することができるかもしれないけれども、その後はロ国は守りを固めるだろう。それにラギヤンから更に北東に位置するスカーゴワンタルの動きも気になる。


「とりあえず今は速度が大事です。どちらにせよオンリタスに着く頃にはロ国は布陣を引いているでしょう。それこそ万の兵かもしれません…ですが今更退けませんね。」


「そうだな…」


そこに急ぎの報告だろうか、伝兵が息を切らして指揮所に駆け込んでくる。


「遊撃部隊から火急!と、最中にすみません…」


「いや良い。内容を。」


「申し上げます。現在の我軍被害数4、負傷者13、敵の敗走兵はその殆どは抵抗のち撃退するも、捕虜となっている人数が60にも上り、まだ増える見込みだそうです。勾留するための人員、資材等の支援が欲しいとのこと。」


「解った、人員を出そう。捕虜の移送支援部隊に2部隊をあてる。弓隊からと前衛職を数人つけろ。編成次第、すぐに出発だ。」


ヴォルガ様は間髪入れずに通信兵に指示を出し、それを電信にて第一線に送る。パラナたちテッポウ隊は第二線、貴重な人材である彼女たちが前に出ることはないだろう。


「ヴォルガ様、その捕虜の移送、私も随伴して良いですか?」


「君がか?掃討は進んでいるとはいえ、前線はまだ何が起こるかわからんぞ?」


「とはいえ、その殆どは撃退したのでしょう?あとは山手に逃げ込んだ者の検索や強行突破を試みた者の追撃でしょう。問題ありません。」


「許可する…だが無茶はするなよ。」


今週はちょっと執筆速度が落ちています…すみません。


一方的に勝利したイ国軍ですがナイルはその敗走する兵たちを逃がす気はまったくありません。敗北を知って指揮官も失ったロ国軍の兵たちに勝ち筋はありませんが、この人権などまだない世界では捕虜という概念自体がまだないので敗退=死か略奪ですから兎に角逃げようとするのは当然です。


次回、後編に続きます。

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