映画ジョーカーと青葉の類似と京アニに望む事
ネットフレックスでちょっと前に話題になっていた
「ジョーカー」を見ました。
ネタバレを含みます。
障害持ちで仕事がうまくいかず、
親からはネグレクトされていた過去を知ったり、
社会は乱れて、不良少年には悪戯され、
怒って追いかけると逆に返り討ちの酷い暴力にあう。
貧富の差から暴動がおこりやすくなっていて、
今のアメリカを先読みしていたような映画でした。
ここまで書いて、京都アニメーションで、
火災を起こした青葉に境遇がとても似ている事に
気づいた人も多いのではないでしょうか。
映画では、コメディアン志望が番組に呼ばれ
尊敬していたコメディアンにバカにされ罵られる。
京都アニメショーン火災での青葉は、
小説家志望で、京都アニメーションに盗作だと疑い、
怒りを火災でぶけつる。
コメディで人の人生観を変えるのは難しいかも
しれないが、京都アニメーションには、
アニメで貧しい障害持ちの人間の人生観を変える
作品が作れたのではないかと自分は思ったりします。
少なくとも京都アニメーションが、
現実を見ないで京都アニメーションのアニメに
逃避して、それを好むような事がなければ青葉は、
京都アニメーションではなく他でストレスを発散した
かもしれません。
これからのアニメーション制作は、
こういった現実からの逃避ばかりのアニメを
作るのではなく、現実と向き合ったアニメを作って
ほしいというのが自分の願いです。