4章終了時点の登場人物
章終わり恒例の登場人物まとめです。
4章終了時点での登場人物
■ジュリアside
◆ジュリア
この物語の主人公
都合の良いことを考えたりすることはあるが、スザクは自分ではない女性と共に歩むことを決めた「幻」では、向き合ってくれたことに感謝したり、スザクも仲間も無事魔界から戻ってきた「幻」にも負けず現実と向き合えた。
彼女も成長した。
また戦力しても、ガンさんに虹色の杖を作ってもらい、攻撃、回復の魔力がパワーアップした。
最終章、彼女とスザクの結末はどうなるのだろうか?
◆シオン
勇者に洗脳されていた女性の一人。
ドニ―の村でラフェールと再会。
自分の感情を押し付けたり、彼の前から逃げたりと『楽』な選択をしてきた彼女。
果たしてラフェールとはどうなるのか。
◆スザク
ジュリアの幼馴染。
強くなることで彼女が自分ではなく勇者を選んだという事実から目をそらしてきた。
目的があいまいな努力は自己満足だと、塔の主に言われ、魔物との戦闘中にもかかわらず戦意を失いかける。その場はラフェールとルギウスに救われた。
ラフェールとルギウスと語り合う。彼は奥手らしい。
◆ティア
ギルド副マスターの女性。
女神の聖域、レジェンドサイクロプス戦で強さを見せた。
勇者の『幻影』に怯えるクレア、シオン、ジュリアの代わりに切りかかる。
だが、他の3人と違って洗脳されてないことを勇者の『幻影』に指摘される。
それで心が乱されるが恐怖を乗り越えた彼女たちに「仲間」であることを言ってもらい、持ち直す。
またジュリアが「幻」から目覚めたとき真っ先に抱きしめる。それは彼女が見た「幻」に関係があるらしい。
◆ルギウス
元魔族四天王
アサルトモードで敵を殲滅したり、転移魔法も使った。
魔王との戦いでも活躍が期待される。
◆クレア
元魔族四天王
女神の聖域、ファイナルドラゴン戦では圧倒的な強さを見せた。
だが、勇者の『幻影』を見たときは、また洗脳されるのではないかと怯えてしまった。
エリーとシュリも救ってあげたいと思っている。
◇ラフェール
シオンの元恋人
勇者を暗殺するために、自分の逞しい身体を活かした近接戦闘ではなく、クロスボウの遠距離攻撃の技を磨いた。
スザクより過激ではあるが、明確な目的をもって努力した。
またシオンが自分を捨てて、勇者に着いて行った現実から目をそらすため、言い寄ってきた女性を抱いた。
シオンが洗脳から解放されて故郷に戻ってきた後は冷たく突き放す。彼女は洗脳されて勇者を抱かれたが、自身は自分の意志で他の女性を抱いたことで彼女とどう向き合えばいいかわからなくなる。
そしてシオンが再び王都へ行ったことを知ると、自分が突き放したにもかかわらず、追うことを決める。
しかし王都には勇者がいる。もし洗脳された状態のシオンと再会したら・・・と考えてしまう。
そんな時、女神の塔の話を思い出して、そこで女神のペンダントを手に入れて、洗脳の脅威がなくなってから会おうと決意する。
そしてドニーの村でシオンと再会。結果的に彼女達と協力して目的のものを手に入れることができた。
彼自身、彼女がちゃんと洗脳されずに王都で過ごしていたことを確認できて、気持ちがスッキリとしているが・・・。
果たしてシオンと元に戻ることができるのだろうか?
■魔王side
◆エレン
拳姫の異名を持つ。
最終章でジュリアたちは彼女を取り戻すことができるのだろうか?
◆マリア
勇者に洗脳されていた女性の一人。
魔王に洗脳され、『魔王妃』となった。
ジュリアたちは、『魔王妃』となった彼女を取り戻すことができるのだろうか?
◆ディーン
エレンの夫。
魔王によって復活。
◆魔王
自らが弱いことを自覚している魔王。「魔族統一化」を進める。
種族を統一して平和を実現しようと考えているが・・・。
勇者が最強だという幻影を見せて勇者に好き放題させる。そして洗脳の能力を勇者に与えていた。
勇者を取り込むことで、最強だと思った勇者が魔王に負けたことを宣告して絶望させ、その心の隙をついて、人族を魔族化しようと計画している。
◆魔剣聖エリー
勇者パーティだった女性。
クレアは彼女達も救いたいと、彼女の分も女神のペンダントを用意したが・・・。
◆魔賢者シュリ
勇者パーティだった女性。
クレアは彼女達も救いたいと、彼女の分も女神のペンダントを用意したが・・・。
◆漆黒の騎士レオンハルト
王都の騎士でスザクに剣の修行をつけてくれた人。
最終章ではスザクと決着をつけることとなる。
◆勇者フォース
勇者。
彼も過去に恋人を取られた経験がある。
だが自分が勇者だとわかると、その恋人は再びすり寄ってくる。
王都で騎士団を壊滅させた四天王を倒せたのは、ファントムによって力を与えられていたから。
そしてその時に魔王の持つ洗脳の能力を手に入れた。
勇者として力をつけても、洗脳して自分を好きになるように魅了状態にしても、「フォースと呼んでくれ」って言っても・・・。
自分のことを「勇者」ではなく「フォース」として見てくれる人は皆無だった。
そういう意味では「勇者」という名前に一番振り回された人物だったのかもしれない。
最後は魔王に取り込まれた。
■その他登場人物
◆ドレーク
ギルドマスター
ジュリア達が魔界に向かった後も、もしもの時のための準備をしていた。
そのおかげでジュリア達の窮地を救った。
◇カムイ
ルクの街で若くして宿屋を経営する男性。
魔族のルギウスやクレアを見ても宿泊させてくれた。
良い、悪いに種族なんて関係ないという考えを持っている。
◇エイミー
カムイの妻。
彼のことを深く愛している。
◇ガン
ドニ―の村の世話好きのドワーフ。
面倒見がよいが、女神の塔に用があるジュリア達に、さりげなく素材を取ってくるように言う。
自分の店で鍛冶技術で作ったものを売るのが夢。
女神の塔で持ってきた女神の秘宝をペンダントとして加工して彼らに渡した。
◇塔の主様
幼女の姿をしている。
女性陣だけで塔を登らせるように仕向け、彼女たちの心の支えの彼らが側にいない状態で「幻」を見せるということをした。
またスザクやルギウスの心を揺さぶった。
遂に次回から最終章です。
文化の日から再開予定です。