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あなたは、悲惨な情景を見たことがありますか?私は、平穏に生きてきました。

前消したものをまた書きたいと思います

中二病という言葉は、最近よく聞く。思春期の真っただ中に起こると言われる病気?みたいなものだ。それは、とてつもなく恥ずかしいもので消してしまいたいくらいイタイ。これから出てくる者たちは、そのイタイ道を通ってしまった者たちの物語だ。



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 季節は4月、春。入学の時期、私にとっては最悪な時期となった。


 4月10日、この日は高校の入学式である。部屋で学校へ行くを準備をしていた私に

『朝ご飯できたよ』

             『今いく』

 とスマホのアプリ内の会話で話す。別に仲が悪いわけではない。しかし、数年前に比べれば会話数は減った。

 準備をしながら、階段を下りリビングにあるテーブルの席に着く。

「いただきます。」

「そういえば今日、入学式ね。楽しみ?」

「楽しみと不安の両方かな?かなりありきたりだけど」

「やっぱりそうよね。あ~母さんも戻れるもんなら戻りたいな~」

「え?そんなに気に入ってなかったの?高校生活」

「いや、むしろ逆ね。もっと楽しみたかった」

「ふ~ん。」

「だから後悔しないようにね。」

「あ、うん。」

 そんなこんなで、母と話しながら食事をし、学校へ行く。

   

「行ってきます」

「いってらっしゃい」

「いい日にしてね」

「うん。きっといい日になる」

 学校までの登校時間は、余裕をもって登校する。まぁ今日が楽しみということもあるがいろいろな事を思いながら歩いた。友達の事・勉強についての事・部活などまるで中学生の入学式の日のように。

しかし、その平穏は、一瞬にして崩れることとなる。

ドーーン!!

 いきなり通学路しかも駅のほうで大きい爆発音がなった。すぐ近くということで小走りで見に行った。

まさか、テロ?電車の衝突?など原因を探っていた。そして、近くに行ってみると今まで見たことの無いような無残な事になっていた、人は倒れ、血は大量に流れており、泣いてる人や逃げ惑う人々・・・。

 そして、顔を見上げるや否やそこには、三メートル以上もあるであろう。この世界には、存在しないであろう生物?が立っていた。

「あぁ・・・・ぁ」

 逃げようとしても、足がすくんで動かない。でも、このままでは死んでしまう。動いてよ私!

「キェェェェェェ!!!」

 生物?の口の中は赤く染まっていた。今まで気が付かなかったがそれの腕・脚には、見てすぐ分かるようにべったりと大量の血がついていた。それを見て私は、余計足が動かなくなり、まともに声も出せず、膝がに力が入らなくなり、地についてしまう。私は死を覚悟した。走馬灯であるのか知らないが今までの記憶が甦った。

 そして、生物であろう何かが腕を振りかざした。

 しかし、最後の希望を信じて声を出した!

「た、、、助けて!」

「分かった。助けてやるよ」

 一瞬、声がしたように聞こえた。あたりが白く光った。これが死後の世界だとも悟った。しかし、まだ感覚があった。恐る恐る目を開けてみた。そこには、少女らしき人物が立っており。

「大丈夫か?」

と尋ねて来た。

私は理解出来なかった。何故なら・・・今にも振り下ろしそうな腕を片手で止めているから・・・。

「私は、霧岡きりおか 真南まな魔法使いだ!」

 そう告げる、少女との出会いが私 癒守ゆしゅ 麗華れいかの人生を狂わせるのだった。


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