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Prism —聖剣—

女の子の服って考えるの難しいですね。なので趣味に走りました。


 フロハ村に着いた私とマオの二人は、マオが滞在していた少し大きめな家の中に入っていた。木造の家の二階は数部屋ほど空いており、そこが宿になっていた——いわゆる民宿って言うやつだ。


 階段を登って案内された部屋に入った私は片方のベッドに腰をかけると、道中聞けなかったマオの魔法とスキルについてもう一度聞いてみることにした。


「で、さっき聞きそびれたけど、マオはどの属性の魔法が使えるの?」

「僕は火と水、風と土と雷……それから闇だね。」


 小さなテーブルに合わせて座りながら、今までと同じく普通に応えたマオの返事に私は困惑していた。

 だって、二つ以上使えるのは珍しいって言ってたじゃん!


「え、そんなに使えるの? 本当に属性が二つ以上あったら珍しいの?」

「ま、まあね。あんまり自慢は出来ないんだけど……。」

「いやそれならもっと堂々としてればいいのに。だって凄いんでしょ?」


 そこまで喋ってから、私は一つ疑問に思った。全部で7つある魔法のほとんどを使えるのなら、残った光属性も使えるんじゃないかって。


「そういえば光属性の魔法は使えないの?」

「うん、僕は光属性は使えないんだ。今までも……これからもね。」


 愛想笑いを浮かべつつ、私は道中で使える魔法を聞いた時と同じように、マオからどこか悲しげな表情が見えた気がした。


 マオが言うには光属性の魔法は、もともとこの世界の神が作り出した物らしい。世界そのものではなく、神から始まった属性……それが光属性魔法が特殊属性魔法に分類される理由なんだそう。


「アレ? じゃあ闇属性魔法もそうなの?」

「まあ……似たようなもの、かな?」

「ふーん、そっか。」


 どこか歯切れの悪いその返事だったけど、私はあえて深掘りしないようにその話題を打ち切った。

 むしろこれはあまり触れない方がいい話題だった気がした。私もあっちの世界で似たようなことが嫌と言うほどあったし……。


 話題を晒そうと考えた私は何から聞こうか迷った。なんせ聞きたいことはまだまだ山ほどあったんだから。マオには悪いけど……。

 じゃあ……と悩んでいた私の視界の端に映り込んだものがあった。


 それはさっきのワイバーンとの戦いでマオが使っていた、青味を帯びた銀色の大剣だった。大きさに反して刀身は少し細長く、中心は赤く縁取られた円状になっていた。

 円の中にはダイヤのマークみたいな印が5つ並んでいて、それが意図してか星のマークになってる。そしてその円の両サイドから鳥の翼みたいなものが付いていた。


 そういえばあのとき剣から光が見えたけど、アレも魔法だったのかな? 


「ねぇ、その剣は?」

「ああコレ? これは僕の師匠から譲り受けた……というより無理矢理押し付けられた聖剣なんだ。」

「師匠から貰った聖剣? そんなに凄い人と剣なの?」


 浮かんだ疑問を率直に口に出した私に、マオは相変わらず人のいい笑みを浮かべて説明してくれた。


「僕の師匠のシンさんは勇者だったんだ。12年前に他のパーティの人たちと一緒に、ここと繋がってはいるけど違う世界……魔界と呼ばれる場所にいた魔王を倒した英雄なんだ。そのとき魔王にトドメを刺したのもこの剣なんだ。」

「へ、へえー……。」


 魔界に魔王、勇者……ゲームにはうとい私ですら聞き馴染みのあるワードの数々に呆然としていた。ワイバーンどころか、魔王って……。

 魔王という言葉に驚いていたのがわかったのかな。マオが聖剣について話すと一緒にフォローを入れてくれた。


「まあ、今はもう魔界との道は封印されてるし、魔王が率いていた軍も、この世界に残党がわずかに残ってるくらいだけどね。

 それとこの聖剣『プリズムブレイド』は、名前の通り特殊な水晶みたいなもので出来ているんだ。」


 そこからは少し難しい話になっていったけど、私はなんとか理解しようと聞き入っていた。


 なんでも聖剣の素材である水晶は『天の雫』と言われ、はるか昔に降ってきた空の贈り物——恐らく隕石を加工して作ったものらしい。それも1万年前から。

 そうして出来たこの(名前そのまんまな聖剣)プリズムブレイドは、時空間をも越える不思議な力を持つようになり、その能力でマオの師匠——勇者一行は魔界へと突入できたとのこと。


 さらに聖剣には、基本魔法である火、水、風、土、雷の魔法の魔力が宿っていて、該当する魔力を持つ選ばれた人間が振るえば、その魔法の威力を大幅に底上げしてくれる。一応使えない属性の魔法も少しだけなら使えるようになるみたいだけど。

 魔法の威力を大きくしつつ、魔力の消費も減らしてくれる……ただでさえ便利だけど剣としてみても強力で、道中で倒したワイバーンはもとより、魔力がなければ鋼でできた鱗を持つ生き物でも刃こぼれ無しで斬り裂けるそう。



「ねえ、本当に時空間を越えれるなら、私がこの世界に来たのってそれが原因ってこともあるの?」

「それはないと思うよ。師匠もこの聖剣にそんな能力は無くて、世界を越えたのはオーフィスさんの能力だろうって。」

「誰それ?」

「一万年前にこの聖剣を加工した、自称魔法鍛治職人さん。師匠が魔界に行く時に聖剣に何か細工してたみたいなんだ。それに師匠たちがボロボロになるまで苦戦した相手を苦もなく倒したとか……師匠もよく言ってたよ。絶対自分たちや魔王より強いって。」


 そんな無茶苦茶高性能なアグレッシブおじいちゃん嫌だな……。


「僕も小さいころ一度会ったことあるけど、すごく若々しかったよ。30歳行ってないくらい。あの人、世界の危機くらいにならないと姿を見せないらしいし、どこかで眠っているのかもね。」


 聖剣の話からかなり逸れた気がする……。

 そう考えながら、次に私はマオのスキルについて尋ねていた。


「じゃあ次はスキルね。マオは何が使えるの? どれくらい覚えてるの?」

「うーん……僕の今使えるスキルは大体……120個かな。」

「120……」

「本当は1つだけなんだけね。そのスキルっていうのが『1度目にしたスキルを覚えて再現するスキル』なんだ。」

「え、なにそれ? ……魔法もそうだけど、マオって大概チート過ぎじゃない?」


 つい思ったことをそのまま口に出してしまった。それも結構、いやかなり失礼な。

 幸いこの世界にはチートという単語が無かったらしく、マオは意味がわかっていないようすで首を捻っていた。


 私はチートに関して『凄い強い』とだけ説明してから、今度はあのワイバーンや生き物たちについて尋ねた。


「ワイバーンは準危険種に指定されてる竜の一種でね、あまり人が寄り付かないような山奥に住んでいるんだ。でもフロハ村も山にある村だけど、普段ならこんなところまで降りてくるような種族じゃないのに。」

「珍しかったの? この世界でも?」

「うん。それにワイバーンは基本群れで行動するはずなのに、あの場にいたのは一体だけ。もっと言うなら空を飛ばなかった……この近くで何かあったのかな。地殻変動とか。」


 このファンタジーあふれる世界に地殻変動なんて言葉あるんだ……なんて思ってた私の前で、マオは風呂敷を持って立ち上がった。


「そうだ、これから買い出しに行くけど、良かったらシオンも一緒に来る?」

「もちろん。宿泊代払って貰ったし、それくらい付き合うよ。」


 マオと同じように立ち上がった私は大きく伸びをすると、マオの後を追って部屋を出た。




♦︎




 フロハ村はあまり規模が大きいわけじゃなかった。山岳地帯に作られた小さな村だった。風が常に吹き続け、天気も良い。村の隣は険しい山、その逆の柵の向こうには斜面が急な崖があった。崖の下には川が流れていて、一部には隆起した岩で出来た地面があり、そこで牛やヤギが放牧されていた。……牛やヤギって、この世界でも元気にやっていけるんだ……。


 この村に着く前と同じように、私は歩きながらマオの話に耳を傾けていた。


 この村はかつて魔界から攻めてきた魔王軍に占拠され、住人のおよそ半数を殺害された。その理由も食べるとか反逆を考慮して……なんてものではなく、単純に遊びのような感覚だった。そうして半数にまで減ったときに駆けつけたのがマオの師匠、すなわち勇者一行、彼らはその力で魔王軍を圧倒してフロハ村を解放した……。



 (こんな平和そのものな村にそんなことがあったなんて……。)


 魔王軍なんて見たことない私には決して想像つかない地獄が広がっていたんだろう……村唯一の雑貨屋で買った食品を袋に入れながらそう考えていると、マオがなにかを指差しながら私の肩を叩いた。


「ねえシオン、次はあそこに行こうか?」

「? あそこって……?」


 マオの指差す先には一軒の店が建っていた。看板に書いているのは……服?


「ほら、シオンの服って目立つし、湖に沈んだ服装のままだと汚くなるだろうし。」

「た、たしかに……。」


 通りで行く先々や道中で視線を感じていたのはこれが原因だったんだ。そう言えば高校の制服のままだ。

 少し恥ずかしくなると、私はマオを引っ張るように呉服屋へと駆け込んだ。




♦︎




 このフロハ村は羊の羊毛や絹といったものが特産品で服や布の生産が盛んらしい。故に雑貨屋とは別に呉服屋が存在していた。たしかに雑貨屋もやけに布とかが多かった。

 お店に入った私は、とにかく安くて動きやすそうな服を選ぼうとした。しかし私の横で、店員が押しの弱そうなマオにセールストークで少しでも高い服を買わせようとオススメの商品を持って来ては迫っていた。


(ああ、こういうのはどの世界でも共通なんだ……。)


 私がそう思っているうちに、マオはすぐに根負けして少し値段の高い女性向けの服を買わされていた。安いので良かったのに……。


 中心のボタンのところにフリルの付いた白いブラウスと腹部まで届くとハイウエストの青と白のチェック柄のロングスカート、こげ茶色のロングブーツという一点セットだった。


 このファンタジーな世界にこんな服があるのはおかしいと感じたけど、店員曰くここからだいぶ西に離れた場所にある『ベノウーム王国』の王都で働くメイドが大体こんな格好をしているそう。


 こんな可愛い服を動物要素100%で作るのって簡単じゃないと思うんだけど……。そう言えばこの服装、何年か前にクラスメイトだった男子たちが騒いでいたのと似てるような……なんとかを殺す服だっけ?


 そんなことを考えながら、私は改めてマオにお礼を言うと、昼食のために2人でフロハ村の中でもそこそこの大きさを誇る建物である食堂へと入った。




♦︎




 看板に『Kitchen,FUROHA』と書かれた建物の中はいくつかのテーブル席と、シェフの目の前に座るカウンター席の2種類があった。

 村人や、マオと同じ旅行者のような風貌の人たちでテーブル席は埋まっており、私たちはカウンター席に着くことにした。


 メニューは……焼肉やステーキ、焼き魚と言った、私のいた世界でもよく見られるありふれた料理もあれば、『リザードテールの炙り焼き』だの『ドラゴフライの姿揚げ』など如何にもな物まで多数載っていた。


 私はとりあえず値段も手頃な豚肉のステーキを頼むことにした。……ていうか、豚も居たんだ。

 隣に座っていたマオはと言うと『極彩鳥のささみ』なる鳥料理を食べていた。


「美味しいのソレ?」

「うん、脂っこくなくて食べやすいんだ。」


 へえ。と言っていると、マオの隣にヨボヨボで白い髪と髭の目立つお爺さんが座った。しばらくこっちを見ていると、ホッホッ。とよくある笑い声を上げていた。


「この村の料理が口に合って良かったですぞ。村を束ねるものとして誇りに思いますわい。」

「あ、どうも……。」

「お邪魔しています。」


 私とマオはそれぞれ目の前のお爺さん——恐らく村長と思われる人に挨拶していた。ウエイトレスが村長にお茶を置いていた。

 お茶を両手でゆっくり飲んでから、村長さんは私たちに口を開いた。


「近頃、森の方でワイバーンが良く出るのです。そのせいで旅行者たちが減ってしまいましての……お見かけしましたかな?」

「ええ、けど彼がすぐに倒したので問題ありませんでした。」


 私がそう言うと村長さんはしばらくマオの頭から足までじっくり観察すると、笑いながら続ける。


「そんなにお若いのにワイバーンを……いやさすが勇者様ですな。」

「? 勇者は彼の師匠じゃあ……? だって勇者が魔王を倒したんですよね?」

「なんと……!それは、誠ですかな?」

「あっ……。えっと……まあ、一応そうです。」


 まただ。やっぱりマオは何かを隠していて、それをあまり人に知られたくないんだ。……悪いことしちゃったな。


 そんな私たちのそれぞれの心境など知る由もなく、村長さんはうんうんと頷いていた。


「儂が言っていたのはその初代勇者ではなく、あとに続こうとするギルド所属の戦士や騎士、魔法使いと言った、新進気鋭の若者たちのことですぞ。……いやしかし、あの初代勇者のシン様のお弟子さんならば問題なかったでしょうなぁ。なにせあの方の強さといえば……」


 懐かしむように、かつての勇者の英雄譚を話そうとした村長さんの言葉を遮るようにマオが声を上げた。


「あの、師匠の話は嫌というほど知っているので!……それで、何故ワイバーンの出現が確認されているか、何か詳しく知りませんか?」

「うーむ……ここ最近は雨も降らなんだし、干ばつで降りて来おったのか。はたまた新しい住処を探しているのか……。

 まあ、なにかあればこの山の神たる(やしろ)様が守ってくださるわ、ホッホッホ。」

(やしろ)……」


 笑う村長さんに対してマオは難しい顔をしていたけど、私には村長さんが神だと言う(やしろ)が何を意味するのかいまいちよく分からなかった……。




♦︎




 食堂をあとにした私たちが泊まっている民宿にたどり着いたとき、門をくぐり抜けてきた一台の荷台の付いた馬車が私たちの横を通り過ぎて行った。

 貴族や偉い人が乗ると言うよりは、民間で利用していそうな風貌をしたその馬車の荷台部分にかけられた布には『GWS』と書かれていた。


「なにアレ?」

「GWS……グレイウォーカーサービスのことだよ。彼らは契約する色んな国や村、集落同士の仲介をして、それから契約した品を相手まで運搬して、特産品や日用品を各集落に流通させてるんだ。

 多分他の国から持ってきた品を置いて、明日フロハ村から布や服を持って行くってとこかな。」

「そんな危険なことよくできるね……。」

「この周辺の主要国の中でも、さっき店員さんが言ってたベノウーム王国、ここから北にある冷層圏のレイバス王国、南の温暖気候のサンダリカ共和国が直接契約してるからね。危険は多いけど羽振りは良いみたいだよ。」


 よくわからないけど、大変だなぁ。と思いながら、私たちは民宿の自室へと戻っていった。




♦︎




 その日の深夜、私にとって初日となる異世界生活が終えようとしていた。寝息を聞くに、マオはもう寝てしまったようだ。

 まだ眠れなかった私は上半身を起こして、昼に脱いだまま処分に困っていた高校の制服を握りしめてつい考え事にふけってしまっていた。


(……母さんや父親(アイツ)、今ごろ何してるのかな……?)


 父親(アイツ)に関してははっきり言ってどうでもいい。気になるのは死んでしまったか——私は人殺しになってしまったかだ。まあ殺そうとした時点で同じか。

 ただ父親(アイツ)が刑務所で捕まっている間、私を女手一つで育ててくれた母さんには迷惑かけてしまったことをひどく後悔していた。けど母さんも迷惑な娘が居なくなって清々してるかもしれない。


 そう考えてから一方的に思考を中断して、私はマオに買って貰った、肩にかける布製のポーチの中に制服を大事にしまった。もしかしたらいつか着ることになるかもしれないし……。


 明日マオはフロハ村を出て、次の村に向かうらしい。

 私はその話を聞いたとき、マオが何のために旅をしているのかを聞いていなかったことを思い出して直接聞いてみた。



『何のため……僕が僕自身で居られるため。それと、僕自身の明日を掴むため……かな?』



 深く考えてから答えたマオの姿を見て、私は心の底からマオのことを尊敬していた。同時に私自身思い悩んでいた。


 今後どう生きて行くか、この村に私自身の居場所はあるか……。

 思い悩んでも仕方ない。明日からのことは明日考えよう。そう思い立った私はベッドから抜け出し、なんとなく部屋の窓の前に立つと、窓を開けて空を見上げた。

 昨日元の世界で見たときと比べて、見える星の数はそう変わっていなかった。逆に空に昇っていた月はわずかに欠けていた。


(月の満ち欠けとかはあるけど、そんなに差がないのかな……)


 そんなことを考えてから私はベッドに戻るために、開いた窓に手をかけて——直後、月や星の光を遮るように、巨大な何かの影がフロハ村の空を通過した。


「な、なに今の……。」


 空を悠々と飛んで行った影——全長数十メートル以上はあろうかという巨大な鳥の姿を見上げながら呆然としていると、すぐ横で大きな音が聞こえた。

 一瞬ビクッとしながらそちらに顔を向けると、寝ていたはずのマオが起きていた。マオは寝巻きから凄い勢いで灰色と黒の服に着替えていた。


「マ、マオ……起きてたんだ。」

「ううん、今目が覚めた。

 特に活動の様子が見られないから多分大丈夫だろうと安心していたけど……ワイバーンの目撃が増えていたのはアレから逃げていたからなのか。」


 1人で納得したような様子を見せるマオに対して、私は全くついて行けなかった。


「え、アレがなんなのか知ってるの!?」

「村長さんが言っていた(やしろ)様って覚えてる?」

「それって、村長さんがこの山の神って言っていた…」

「そう、その神様。アレがその正体……正確には変質した姿なんだ。」


 マオの言葉は到底信じられるものではなかった。魔法の説明の時にも神の話は聞いていたけど……


「アレが……あのでっかい鳥が神様……!?」

「今は話してる場合じゃない。僕は(やしろ)様を追うけど、このことは誰にも話さないでいてほしいんだ。詳しい話は帰ったらするから!」


 それだけ言うと、マオは窓に足を掛けると大きくジャンプ——ではなく、ものすごい勢いで空を飛んで行った。マオが言っていた120の再現スキルの1つに空を飛べるスキルが有ったんだろう。

 少なくとも飛行機より速い速度で影の正体であると言う(やしろ)様のあとを追ってしまった……。


サブタイ要素が前半だけで終わってしまった…。

神については主人公のセリフ通り次回説明します。申し訳ございません。

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