4-10 「コハクの秘密」
クリス、ソフィ、コハクの留守番組の様子をクリス視点でお送りします。
〈クリス視点〉
ーマルブランシュ王国 首都オーベル 宿屋
硬貨での組み分けの結果、私はソフィとコハクと一緒に宿屋で留守番となった。
取り敢えずはコハクと留守番するだけなので3人で一部屋をとる。
んー折角ジャズとデート出来ると思ったのになぁ...。
部屋の備え付けの椅子に座り、そんな事を考えつつソフィの方を見るとソフィは机で武器の整備を行っていた。
この娘はジャズの妾なのよね...。
あれ?だとするとソフィってジャズが女だって事を知ってるのかな...?
私みたいに知らずに勘違いして好きになったとか...?
いやそれとも知った上で妾に...?
するとそこでコハクが立ったままソフィに話し掛ける。
「お嬢さん。何か命令はあるかしらぁ?
何も無ければ左目を治したいからベッドで休みたいのだけど?」
そう言えば魔力は”黒の大剣”メンバーの回復に回して、コハクは大丈夫そうだったから目はそのままだったわね...。
「だったら身体を触らせて。」
え?ちょっとソフィ何言ってるの!?
「あらぁ?あなた私の身体に興味があるのぉ?
ふふふ...。私は目の修復の為にスリープモードに入るから好きにしていいわよぉ。」
そう言うとコハクはベッドに横になり目を閉じる。
ソフィはコハクが眠っているベッドの横に立つと、コハクの胸を鷲掴みにする。
「ん。柔らかい。」
ちょ、ちょっとどう言う事?
た、確かにコハクは人間では見た事無いほどの巨乳だけど...。
まさかソフィって女の子の身体に興味が!?
わ、私はジャズのは興味あるけど...別に女の子が好きって訳じゃないし...。
私が考えを巡らせている間にもソフィはコハクの色んな部分をまさぐる。
そしてソフィの手はコハクのスカートの中に...。
「ちょ、ちょっと...!流石にそれは...!」
私は思わず反射的にソフィを制する。
「どうして?」
ソフィが不思議そうに聞いて来る。
無表情でソフィが何を考えているのか分からない...。
「いやいくら何でもそれはね...ちょっと...。」
「本人から許可は得てる。」
「え?あ、うん。確かにそうだけど...。」
そうだけど...!何て言えばいいんだ...。
そ、そうだジャズだよ!これは浮気だよ!
「で、でも...ジャズに悪いと思わないの...?」
「黒騎士様にも許可を得ている。」
え?嘘!?
ジャズが許可を...?
あ!そう言えば以前ジャズは”エピクロスの庭園”について興味があると言っていたわね...。
つまり他の女の子同士がイチャイチャするのが好きって事か...。
で、ソフィはそれを実践してると言う事...?
えぇ?じじゃあジャズに気に入って貰う為には私もコハクの胸を触っておいた方がいいのかな...?
「だ、だったら...私も触るわ...!」
私は混乱して来て思考が追いつかなくなり、思わずそう宣言していた。
「ん。どうぞ。」
そう言うとソフィはベッドから一歩下がり、私の為に場所を開けてくれる。
私はベッドに近付き眠っているコハクを見下ろす。
コハクは寝息も立てずにまるで死んでいるかの様に停止していた。
こうて見るとまるで人形見たいね...。
整った顔、シルクの様に滑らかで色白な肌、そして広げた掌よりも大きな双丘。
私は昔から人より胸が大きかったので気にならなかったけど...これは反則よね...。
そして私は意を決してコハクの豊満な胸に触れる。
確かに柔らかい...。
自分の胸は勿論触った事があるけど、他の人の胸に触れる機会何て今まで無かった。
どうしてこうも感覚が違うのだろう...。
確かにコレは気持ち良い...。ソフィが触りたくなるのも頷ける。
「ゴメンねソフィ...。私勘違いしてたわ...。」
私はコハクの柔らかな胸を揉みしだきながらソフィに謝る。
「ん?...で、どう思う?」
ソフィは謝られた事に疑問を感じた様で、首を傾げ、感想を聞いて来る。
「確かに柔らかいわ...。」
「そう。やっぱりおかしい。」
「え?おかしいって、どう言う意味?」
「クリスはコハクに剣で攻撃した?」
「うん。だけど大してダメージを与えられなかったわ。」
「ん。私も。で、その時の手応えはどうだった?」
「それは...硬くて刃が通らない様な...え?」
私はハッとしてソフィの方を見る。
「そう。戦闘中に刃を突き立てても硬くて、まるでダメージを与えられないのに、身体自体は普通の人間と変わらず柔らかい。」
「確かに...。」
そうだ...確かに不思議だ...。
「もし次にコハクと戦闘になった時、これが鍵になるはず。」
ソフィはいつもより少し難しい顔をしてコハクを見詰める。
あれ?そうなるとさっきからソフィはその為にコハクの身体を触ってたって事...?
だとしたら...ちょ、ちょっと私の恥ずかし過ぎる勘違いじゃないっ!?
私は頭から湯気が出るんじゃ無いかと思う程、顔が熱くなるのを感じた。
「クリス?顔が赤い。大丈夫?」
ソフィが心配して聞いて来る。
「だ、だ、大丈夫よ...!」
私は何とか取り繕う。
するとソフィは一息置いて、話を切り出す。
「じゃあ次の話。黒騎士様の事で話しておきたい事がある。」
次回ソフィがいよいよ本題を切り出します...。
次回土曜投稿予定です。
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