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日常
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僕は、日常の生活に居たくなかった。僕は、どちらかと言えば、日常生活が嫌いなんだ。
寧ろ、睡眠に入った状態の方が好きだった。
だから、僕にとって、毎日の睡眠が何よりの楽しみだった。
日常生活では、仮面をかぶって生活していても、睡眠状態の中で、僕は自由自在だった。
その特技を、日常生活でも使うことで、そこに居るのに、そこに居ない状態を創ることが出来た。
現実にはそこにいるんだけど、意識だけが、どこか別の場所に飛んでいる状態だ。