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(仮)異世界トラベル  作者: 望月笑子
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赤い龍

このメールを送信すると、執筆中小説にこの内容が追加されます。

不穏な空気を察したのだ。

雲の隙間から、鱗を全身に身に付けた赤い龍が姿を現した。くねらせた身体は、まるで蛇のようだ。

それは悠然とした姿で、ゆっくりと僕に迫っていた。

「ヤバい」

声が出ていた。

「まさか、僕?」

赤い雲があちこちで光を放ち、ここは地獄かと思わせるような轟音がとどろいた。

全身が全て現れるまで、開いた口が塞がらなかった。

赤い龍の全長は、200メートルはあると思われる。



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