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狂色始め

作者: 二ゲラ

私は自分に問う

我、此処にあり

それは無益で意味、価値をなさなく

それは短い旅路の物語

ならば何故、生の道歩み続ける

ある者は、愛と解き

ある者は、金と解き

ある者は、性と解く

ならば欲あらばこの人道が歩けるのか

欲無き者がいるのならば

それは生物として成り立たず

だが我ら、人の道はこの時を駆ける

それはまるでシャボン玉の様に

もしこの道に利をなすなら

私は悪魔に成ろう

もしこの道に意味を持たすなら

私はこの世に刃を立てよう

もしこの道に価値見出すなら

私はすべての聖者になろう

それは叶ぬ、故に心など要らぬ

真は心を無くし

闇の底でまだ終わらぬと

足掻く愚かな人でしかない

それでも時は止まらぬ

この闇の底に希望の光は届かず

されどこの足を止めることせず

この身に矢が刺さろうと

この足を止めることせず

例えこの足が捥げようと

立ち留まることは許さぬ

この道は茨の道

さあ、この時を駆けて、見るとしましょう


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