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魔物を従えた少女~チートスキルもって転生したけど私は呑気に魔物を説教する~  作者: 闇夜 黒華
第一幕 異世界はほのぼの生活?
8/8

転生七日目~ステは大切~

聖王スヴィエート様を先頭とする大行列は、

王都外へ「魔物討伐」へ出かけるそうだ。

...にしても、聖王様直々に魔物を討伐するなんて..

やっぱり、支持率アップのために?それとも戦いたいの?

圧倒的に、火力が不足しているはずなのになー。


「ルミナス?...冒険紋章の取得に行きますよ?」


「あ、ごめんごめん。いこうか。」


完全に忘れてたけど...冒険紋章の取得に行かないとね。

...取得ってどういう感じなのかな?ステータスとか見られるの?

...あのステータスは見られて大丈夫なのか?

結構半端ない数なんだけどさ。...まぁ、見られるなんてまだ決まってないし。

てか、ファルシュに聞けばいいだけの話か。


「ねぇ、ファルシュ。

 冒険紋章ってさ、取得するのにどんな感じなの?」


「取得...ですか?

 ただただステータスを見られて、規定を超えているかを見てもらい

 規定以上なら、合格して冒険紋章をもらえるんですよ。」


あー見事なフラグ回収だね、うん。

やっぱりステは重要だもんね。ゲームでもアニメでもこの世界でも。


「さ、着きましたよ ルミナスさん。」


わお、もう着いたのだな。

そう思いながら上を見上げると、ファルシュが見せてくれた

冒険紋章と同じマークが、でかでかと描かれていた。


「じゃ、さっそく入ろうか。」


「ええ、もちろんですよ。」


そう言って扉を開くと、白褐色のレンガ?で造られたカウンターが奧にあった。

中には無難な冒険服や赤基調の奇抜な服などの様々な服装な人。

また、獣人なのだろうか?犬のような耳を生やしている人もいた。

カウンターの奥には白と金を基調とした騎士団の隊服を着たアナウンサーみたいな人がいた。

.........あ、もちろん女性である。


「...さ、行きましょう?ルミナスさん。

 冒険紋章を入手して、王都を案内して差し上げますので。」


「うん、ありがと。

 ...じゃあ、早く行こう。ファルシュ。」


あー大変なことにならなかったらいいのだけどなー。

そう思いながら、カウンターに歩を進めた。

大丈夫、きっとなんとかなる。なんとかなるさ。


「こんにちは!今回はどんな御用でしょうか?

 冒険紋章の発行でしょうか?クエスト受注でしょうか?」


「あ、あの...冒険紋章の発行をお願いします。」


「はい!了解いたしました!」


さぁ、問題がないことを願うぞ。

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