「犯罪者or犯罪者」
「えぇー『もう、なんなんだよこいつは!!』って言ったから自己紹介したのにー。」
「えっ。」
「えっ。」
「えっ、いや、俺。声に出してました…?」
「えっ、いや、出してないよ?」
えっ、ほんとなんなんだよこの人。
「えっ。あー…、だからね?俺はさっきから言ってるとおり超能力者で、人の考えてることが分かったり。」
気持ち悪い。ストカなんですか?
「…ストカではないからね?あとは瞬間移動したり。」
あっ、バレてた。へー、瞬間移動で無銭飲食とかするんですか?
「あのね、無銭飲食は犯罪だよ。あと透視したり。」
「女湯でも覗くんですか?」
声に出たけど気にしない。
「なんでさっきから俺を犯罪者にしたがるの!!??」
訴えれるかなって思いました。(こなみかん)
「やめて!?全く…、君も大概普通だなんて言ってるけど、結構個性強いと思うよ。」
「それはない…っていうか全部心読むのもやめてもらえます!?ハッキリ言って、超不快です!!!!」
「うん、普通の人はそんなハッキリ嫌な事言わないからね!?」
嫌なことは嫌って言えって死んだおじーちゃんとおばーちゃんとおとーさんとおかーさんとおじさんとおばさんとせんせーと白雪林檎ちゃんが言ってました。
「なんかサラッとすごいこと思ってるけど。一つ聞きたい。誰だよ白雪林檎。」
白雪林檎ちゃんを知らないとは…世も末だ。
ゲーム、『ユメモノガタリ~12人のprincess~』のキャラクター。
『ユメモノガタリ~12人のprincess~』とはいわゆるギャルゲ。
童話のお姫様を現代のJKにしたよくあるやつです。林檎ちゃんは俺の推しメンです。
白雪姫が元なんだけど、かわいいよ黒髪大和撫子。
でも最近シンデレラが元の灰靴麗良ちゃん良い。金髪碧眼の努力家真面目ちゃんだよ。
「ちなみに第二弾まで出てて、第三弾は来年に発売します。」
「わぁ出会ってから君の笑顔初めて見たよ。なんか聞いたことあるとは思ったけど、そういえば友達もそんなこと言ってたな…。」
「えー、俺も友達になりたい。」
その人は誰が好きなんだろ。林檎ちゃんかな、麗良ちゃんかな?鈴さんかな…あっ、かぐやんかも。
「俺のことは犯罪者扱いなのに、この差には草が生えます。」
「刈ります?あっ、確か草刈るやつお隣さんが持ってるはず…。」
あれなんて言うんだっけ。草刈り機でいいんだっけ?
「ううん、いらない。なんか君と話してると2tやってる気分になるね。」
「俺2t民ですよ。」
常駐基本の張り付き余裕、時には自分で立てます。
「君ホントに個性強いな!?それで無個性とか言ってるの!?無個性の人に懺悔したほうが良いよ!!」
えっ、じゃあ、取り敢えずそこのあんた。
俺に謝ってください。