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眠れる森の寝過し姫

眠れる森の寝過ごし姫

作者: 黒湖クロコ

 起きる時間になってからの後少しの惰眠。

 これこそ、何にも代えがたい、一番の至福だと思う。侍女が起しに来る少し前に目が覚めて、だらだらっとシュミーズで横になれるこの時間は最高だ。

 コルセットは苦しいし、ドレスは重いし、ヒールの靴は足が痛いし、着なくて済むならば着たくはない。でも着なければ頭のおかしな女性だと思われるだろう。王女である私が、そんな奇行を行えばとんでもない騒ぎになってしまう。


 そう思いながら、かなり長い時間だらだらしているのに、いつまでたっても侍女が来ないのはどういうわけだろう。天蓋の中に入り込む光を見る限り、夜中に目が覚めたわけではないだろう。

 流石にお腹もすいてきたし、喉も乾いた。

 侍女に起される前に起き上がるのは無作法だけれど、私は天蓋についたカーテンをめくり外へ出ようとした。

「は?」

 そこに広がっているのは、私の部屋ではなかった。

 何故か甲冑が飾るように置かれ、盾が壁に飾られている。さらに見たこともない、大きな透明度の高いガラスの中に、何本もの剣が飾るように置かれてる。

 ……どういう趣味?


 殿方の中には、女性が宝石を愛でるように、剣や甲冑をコレクションにする人もいるような話を聞いたことはある。

 ということは、ここはとんでもない財力がある殿方の宝物庫ということだろうか? いや、なら、何で私のベッドがこんな場所に置かれているの?

 それも私を乗せたまま。


 そうなのだ。部屋は全く見覚えがないのに、このベッドだけは私のものだ。

 なぜならば、私が幼いころに傷をつけてしまった場所がそのまま残っているから間違いない。

「どういうことなの? ……だ、誰か!」

 眠ったまま、ベッドごとここへ連れ去った人間がいる。

 もしかしたらこんな奇妙なことをするのは魔法使いかもしれない。……魔法使いが剣に興味あるなんて聞いたこともないけれど。

 それでも、殺されずにここに居ると言うことは、相手は私を殺すつもりはないはず。


 声を上げると、部屋のドアの向こうから足音が聞こえた。

 私はギュッと服の胸元を握る。今の私はシュミーズ。こんな格好で人前に出るのははしたない。でもこのまま何もせずにいるのは無理だ。

 そうだ。せめて布団で体を隠そう。

 私は慌てて天蓋へ戻る。

 しかし慌て過ぎたのか、体がもたつきバタンと転んだ。


「もう閉館の時間ですよ。……お客さま?」

 私は無様にも転んだ状態で、人攫いの屋敷の住人と顔を合わせることになった。恥ずかしい、死にたい。

 あまりに辛すぎる状態に、目が潤み、視界が歪む。

「えっ? 外国人の子供? どうしよう。もしかして、迷子? 日本語分かるかな?」

 にほんご?

 どこの言語か分からないが、相手の男の言葉は理解できた。……もしかしたら魔法使いの加護のおかげかしら。

 私は生まれた時に十二人の魔法使いから加護を受けたそうだ。でも十三人目の魔法使いを呼ばなかったせいで、呪われたとお母様から聞いている。その呪いは十五の時に起こるから、呪いを跳ねのけ無事に十六歳になれたら教えてくれることになっていた。


 まだ私は十五歳。呪いが終っていないので、祝福も教わっていない。でもたぶんこれは、それが理由だろう。

「にほんごは分かりませんが、貴方の言葉は分かります。私の名前はターリヤ・フォレスタとお申します。フォレスタ王の一人娘です」

「……フォレスタ王? 何の冗談……えっ。まさか!」

 目の前の使用人は早歩きで私の隣を通り抜けると、私が眠っていた天蓋ベッドのカーテンを開けた。


「嘘だろ。……マジか。えっ。この子が眠れる森の美女?」

 男は困惑した表情で私を見降ろした。

 『ねむれるもりのびじょ』となぜ私が呼ばれているのかは分からないが、私がここで眠っていた者だということは理解してくれたようだ。

「貴方の主人がどなたかは分かりませんが、私を王国へ返して下さい。そうしたら、父に伝え必ず褒美を与えます」

 主人を裏切り私についてくれなければ、私は終わりだ。何がどうしてこんな場所にベットごと連れ去られたのかは分からないが、味方が必要なことだけは分かる。


 すると男は困ったように目線をそらした。……きっと主人を裏切ることができないのだろう。褒美ではどうにもならないのならば、一体どうすればいいのか。

「あー……すみません。貴方を王国へ返すことはできません」

「貴方が主人を裏切れないのは分かりました。ですが、父は必ず私を探して下さっているはずで——」

「そうではないのです。えっと、落ち着いて聞いてください。貴方の国、フォレスタ国は、もうこの世の中のどこにもありませんし、貴方のお父様も生きてはいません」

「そ、そんな……嘘」

 国がなく、父も死んでいるなんて。

 私の脳裏に、私を大切にして下さったお母様や侍女、友人達の顔が次々に思い浮かぶ。でも国がないと言うことは、きっとどこかの国に滅ぼされてしまったのだろう。

 

 もしかしたら、私は記憶喪失かもしれない。戦火に焼かれた国の最後を見て、信じたくないと忘れてしまったのかもしれない。

「嘘ではございません。おおよそ千年ほど前に亡くなったと、歴史書で読みました。老衰だったそうです。国王様には、眠りにつかれたターリヤ王女以外の子がおらず、隣国に嫁いだ王の妹君の娘が統治権を握り、隣国と連合王国となられ、緩やかに吸収されたそうです」

「……は?」

 父が老衰? しかも千年も前に?

 意味が分からなさ過ぎて私の口からは、なんの言葉も出てこない。


「信じられませんよね。千年も経っているなんて。貴方様は、ずっと千年間眠り続けておられたのです」

「いやいやいや。いくら二度寝が大好きな私でも、千年も眠れません!」

「それが、生れた時に魔法使いから呪いを受けられたようで……」

 嘘でしょ。ここで、魔法使いからの呪いが出てくるの?

 確かに呪われたとは聞いている。聞いているけれど、いくら何でも、千年も眠りつづけるなんてあり得ない。せめてゼロを一つか二つぐらい少なくしてよ! と思うけれど過ぎ去ってしまった千年の時は戻らない。


「その呪われた時に立ち会った者が残された本がこちらに展示されているものとなります。千年も前の本なのに、いまだ劣化が見られず、カビも生えていないことから、これもロストテクノロジーとされている、魔法によるものだと言われています。ただし、この本の文字はターリヤ王女しか読めない呪いがかけられているそうで……」

 そんな本があるなんて、両親から聞いたことがない。しかし今の私の状況を理解する手がかりと見て間違いないだろう。

「私が読むべき本だと言うのならば、見せてもらえるかしら?」

「少々お待ち下さい。鍵をとってきます」

 男が示した本もガラスの箱の中にしまわれていた。

 何故ガラスの箱に入れられているのかは分からないが、大切にされていたのだろう。

 男が出て行ってしまった後、私はベッドに戻り、腰かけた。

 

 千年の時……。

 全然想像がつかない。そもそも千年も生きる人間などいないのだから。

 全然納得はできないけれど、千年も経てば、父が亡くなっているのは当たり前だ。父だけでなく、母も友人も亡くなっているだろう。唯一の救いは、戦火で焼かれたわけではないことだ。

 よかった……と言っていいのだろうか?

 私の現状は変わらない。千年の時が経ち、自然と魔法が解けたのだろうが、目覚めたのと同時に王女ではなくなっていた。

「これからどうしよう……」

 私は異国の地でぽつりとつぶやいた。


◆◇◆◇◆◇



 男はしばらくすると戻ってきて、本を取り出してくれた。

 そして私が目覚めたことを他の者に伝えてくると言い、部屋を出て行った。呼ばれた誰かが来るまでは自由にしていていいと言うことだ。

 どうやらここは異国の地の博物館と呼ばれる場所で、昔の遺物を展示し、歴史を教える場所なのだそうだ。そして私もロストテクノロジーと呼ばれる魔法によって眠らされた姫ということで展示されていた。……よだれとかたらしていなかっただろうか? 誰かに寝顔を見られ続けていたのだと思うと、恥ずかしかった。

 

 そして手渡された本というか、手記を読み進めていったのだが……。

「えぇぇぇぇぇ。つまり私がこんなに眠ったのは、かける魔法が変わったからってこと⁈」

 私はあまりの事実に、ベットに倒れこんだ。

 信じられないことの連続に、もう頭の中はパンク寸前だ。


 どうやらこの手記を残した方は、孫の不運を取り除くためにタイムリープ能力を使って呪いを変えたそうだ。タイムリープとは、過去に意識だけが戻る魔法で、これも祝福の一種らしい。

 どうやら正史では、手記を残した方……長いので、著者とするが、著者の孫は王と結婚し王妃となったそうだ。しかし残酷なことに、王は別の女性を愛人として囲い、双子の子供まで作っていた。その愛人が私だ。

 嫉妬に狂った孫は双子を殺して王に食べさせ、私をも殺そうとしたが、王に阻止されて逆に殺されてしまったらしい。そして王は愛人を王妃としたそうだ。


 いや、子供の肉を夫に食べさせるって怖すぎでしょと思うが、悪いのは不倫をしていた王と愛人である私だ。これがなければ、このようなことは起こらなかったはずだ。

 しかしこの話はさらに混沌としていて、私は双子を出産していたが、どうやら魔法で眠っていた私にムラっときた王が、私ら知らぬ間に勝手に子作りしたそうだ。……えっ。最低。

 さらにやることだけやって立ち去った後、しばらくして思い出して見に来たら、可愛い子供がいたと。それで時折王宮を抜け出して会いに来ていたところ王妃に見つかり、王妃が嫉妬に狂ってしまった……。

 

 私、悪くなくない?

 魔法で眠っている時のことなど、どう考えても不可抗力だし、むしろ被害者だ。

 そして著者の孫も子供を殺して食べさせようとしたのはよくないことだけど、彼女もまた被害者だ。

 悪いのはどう考えても、下半身がだらしない王である。


 そしてこんな結末を迎えてしまった為、著者はタイムリープを使って過去に戻り、私が生れた時の状況を変え、祝福と呪いを変更させたそうだ。

 結果私は美貌の魔法を貰わない代わりに、生き物の声ならば何でも翻訳できる能力を持ち、呪いは百年眠るところを千年眠ることとなった。何故千年なのかというと、孫と顔を合わせずに済むように時間をずらしたかったが、ゼロを一つ増やすぐらいの介入しかできなかったと……。いや、ゼロ一つがかなり大きいんですけど。

 また屑王はどうやら著者の親類ではあったようなので、徹底的にその性根を正し、運命の力で私の元へ導かれてしまった時は、物理的な力で私に粗相をする前に引き離したそうだ。

 結果、私は王に孕まされることなく、平和に千年寝過ごしたと。めでたし、めでたし。


「いや、めでたくはないわね」

 知らん男の子を生むなんて恐怖でしかないので、それを妨害してくれたのは嬉しい。もしかしたら、産んでいたら子供への情がわき、愛していたのかもしれないが、私は産んだ彼女ではないので、なんの感情も湧かない。

 子供を奪ってしまったことへの謝罪もこの手記には書かれていたが、許すかどうかを言えるのは私ではない私だけだ。


「千年ねぇ……どうしようかしら」

 死にたいとは思わないけれど、何をして生きればいいのか分からない。両親はいない。国もない。守るべき民もない。

 それでも、生きている。

「タイムリープ能力が欲しいの私じゃない?」

 とはいえ、千年眠る呪いを十五歳になるまでに消す方法なんて本当にあるか分からないけれど。



◆◇◆◇◆◇



 その後、最初に出会った使用人かと思った男、鏡恭一かがみきょういちがいろんな人を連れて来た。

 どうやら千年後の世界で、魔法を使える人はいないらしい。いるかもしれないが、少なくても表舞台にはいない。

 だから私を診察するのは、医者だ。千年眠った私の健康を見るために。

 千年経った後の医者のやり方はよく分からないものだった。呪いをするわけでもないのに、針を刺して血を抜くし、よく分からない箱がある部屋に連れられたり、よく分からない板の前に立たされたり……。

 そして見せられた絵が私の体の中だと言われても意味が分からなかった。魔法使いはいないと言われたけれど、実は千年経って魔法使いと呼ばれなくなっただけで、魔法使いではあるのではないだろうか?


「千年の歳月って恐ろしい……」

「恐ろしいと言いつつ、順応している君も凄いね」

「そう?」

「だって、千年前なら、そんな服着なかっただろう?」

 私は指さされたジャンパースカートを見下ろす。確かに、私の時代なら、あり得ない服装ね。コルセットで胴回りを締め付けることもないし、重すぎるドレスでもない。

「でも今はこれが普通なのでしょ? 博物館のお客様でも同じようなものを着た女性を何人も見たわ。それに千年前より楽なのよ。コルセットじゃない下着というのが何より嬉しいわ」

「……下着の話は、あまり大っぴらに話さない方がいいよ」

「そうなのね。下着の宣伝が普通に広告として出ていたから、この時代は大っぴらに話すものかと思ったの」

 私がこの時代を理解するために貸し出されたタブレットという電子機器では、様々なことを調べられた。どうやらこの時代にも本は存在するが、こちらの方がより早く調べ物ができるそうだ。


「それより恐ろしいのが、食事よ。食事。なにこれ、美味しすぎるんだけど」

「普通のハンバーガーだな」

「そう、はんばーがー。凄すぎでしょ。なにこれ、飲み物?」

「ゆっくり噛んで食べな。誰もとらないから」

 お店という場所での食事も初めてならば、こんな柔らかいパンもお肉も初めてだった。葉っぱも苦くないし、塩味がしっかりしていて味も美味しいし。

 

「シェフを呼んで褒めたいわ」

「バイトの子がびっくりするから、呼ばないように。それ、迷惑行為だから」

「確かに、千年前に滅んだ国の姫に褒められてもうれしくないわよね……」

「いや、姫とか関係なく忙しい時間に、店の人にご迷惑かけるなって意味だから」

 城では美味しかったらシェフに声をかければ、とても名誉なことだと喜んでもらえたのに、千年経つと違うらしい。ならば彼らは一体何を糧にあんなに忙しそうに働いているのかしら? 城にいたどの使用人よりも動きが素早い気がする。千年の間に人間の動きも進化したのかしら?


「この間ごちそうになったカレーも飲み物のように食べられたし、おにぎりも美味しいし、パンケーキとかふわふわ過ぎだし、から揚げとか意味分からないぐらい美味しいし。千年後はなんて素晴らしい世界なの」

「まあ、千年前とは食事事情は違うだろうな」

 この世界の食事は庶民のものとは思えない量と質があった。

 王族であった私はもちろん飢えることなんてなかった。でも甘味と言えばフルーツのみ。そのフルーツだって、この間食べたものの方が甘かった。


 そんなフルーツをふんだん使ったクレープとか意味が分からないレベルの甘さだし、和菓子と呼ばれる色鮮やかなものもものすごく甘かった。

「千年前なら、太ることを気にして、痩せるために頑張るなんてなかっただろ?」

「は? 太っているのは富の証でしょ?」

「それが違うんだな。見目の問題もあるけど、何より太っている方が病気になるから、皆気を付けているんだ。わざわざ痩せる為のお茶とか飲んだりして」

「太っている方が病気になるってどういうこと? 痩せている方が病気になるでしょ?」

 やせ細った者は病にかかりやすいし、病にかかるとそのまま亡くなってしまうこともある。

 それが逆?


「まあ、何事もほどほどにということだな。もちろん痩せすぎても体に悪いから。ターリヤも気をつけろよ」

「ええ。忠告受け取るわ」

 太ったら病気になると言われると、最近食事が美味しすぎることと、コルセットをしないこともあって、胴回りが気になる。

 少し食べる量を減らした方がいいのかしら?

 美味しすぎるので、かなり苦渋の決断だけれど。


「そういえば、本当に博物館に就職でいいのか? 母国があった場所へ戻り、魔法使いの祝福について調べれば、もしかしたら過去をやりなおせるかもしれないのに」

「ええ。博物館でなら、私の時代のこととかの説明できるもの。生きている者の言葉なら、すべて翻訳される魔法もかかっているしね。この世界に慣れるには丁度いいと思うの」

 私が目覚めたことは、すぐに世界中のニュースとなった。

 すぐさま、私が元居た国があった場所からは連絡が入り、帰還を望むようなことも言われたそうだ。他の国からも、ロストテクノロジーとなった魔法についての解析がしたい為の勧誘が入っていると聞く。

 でもねぇ。


 もしもここでタイムリープの方法が分かってそれをしたとして、正史の通りの動きとなったら最悪だ。王に見初められて王妃になっても、幸せだなんて思えない。だから私はこの歴史でいいと思ってる。

 それに千年後はこんなに楽しいのだ。

 楽しまなければ損である。

「私は多分、呪いじゃなくて、祝福されたのよ。王子様がいない、この世界で生きていくためにね」

 手記の人が、魔法に介入したということは、私が赤子の時に立ち会っているはずだ。その時、私の命を奪ってしまうことだってできたはずだ。

 でもそうしなかった。

 どういう理由でそうなったかは分からないけれど、今の状況は彼女からの祝福だと思う。

「だから、鏡さん。これからも同僚として、よろしくね」

 私は笑顔で、鏡さんと握手をした。

 王子様がいなくても、自分の力で幸せになるために。

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好きです!!!主人公がなんにも悪くないのが良いし、最後に自分の力で生きていくことに共感を覚えました!!!さっぱりした最後が、主人公の性格とぴったりで、最高でした!!!!
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