表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
36/45

36 部屋に到着。


広間を出てから私たちは3階程上がったところにある部屋にたどり着いた。


ダチェットがアディック卿から指示を受けていたらしい。


ダチェットが扉を開けてくれ、中にはいった。


部屋の中央に長い机があり、燭台と花がその真ん中を飾っている。


白いテーブルクロスがかけられ、並んだイスの前には食器やクロスなどがきちんと準備されている。


それを見た私のお腹がきゅるるっと小さくなった。


「あ、いや。これはその」


「そういえばそろそろ昼食の頃か。陛下たちはまだ時間がかかるだろうが、待てるか?」


ダチェットが心配そうに聞いてくれるが、出来ればこういうときは聞かなかったことにしてほしかった。


「大丈夫。ちょっと音はしたけど、そんなにお腹空いてない」


「我は腹が減った!何かつまめるようなものはないのか?」


「そうだな。待つ間に茶でも飲めないか聞いてみよう」


足元で伏せったカルラの要望にアンバーくんが応え、城の人に伝えるため部屋を出る。


「ところでダチェット。ここには誰が来るんだ?」


カルラが首をもたげて机の方を見る。


机に準備されたところを見ると、10人が食事をするようだ。


「あぁ、多分さっき壇上にいた陛下のご家族と聖女様、シャロッツさんとベルモア卿と恵梨香。あと俺だと思います」


「え!?陛下の家族と食事!?めっちゃ緊張する。やだなぁ」


「俺も嫌で断ったんだけど、ほら。聖女様が婚約しただろ?あれでどうしてもっていわれてさ」


「ああ、そうだね。それじゃ断れないよねぇ」


「おい、それでは我のぶんがないではないか!」


カルラに言われてもう一度机の上を見た。


準備は10人分。


陛下の家族は、陛下とお妃様、それに皇子が3人。


有紗と私。


アンバーくんとシャロッツとダチェット。


これで10人分だ。


「本当だね。あれ?アディック卿の分もない」


「カルラ様の分は聞いてないけど、アディック卿は陛下の執事でもあるからなぁ。一緒には食べないよ」


「そんなことはどうでもよい!我の分はどうなる!」


わざわざ起き上がってカルラはダチェットに抗議する。


けれど、これを用意したのは陛下たちだ。


ダチェットにいったところでどうにもならない。


「ダチェットにいっても仕方ないよ。陛下が来たら用意してもらえるか聞いてみよう」


そう言うとカルラは納得したように鼻をならすとまた寝そべった。




カルラはご飯食べられるのでしょうか。


ブクマ、評価ありがとうございます!


次話はちょっとのんびり回が書きたい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ