第17話
レナさんと話し合い、いろいろと買わなければ行けない荷物をメモをとり、買い物を済ませたあと、僕達はギルドに来ていた。ギルドマスターが準備してくれると言っていたテントなどを受け取りに来たのだ。
ちなみに用意してくれるのに準備した物は着替えだ。さすがに下着などはさすがにギルドに揃えてもらう訳にはいかない。
とゆうわけでギルドに来たんだが…
「やぁやぁレイン君!よく来たね!食料、水、テントに寝袋3つ準備させてもらったよ!着替えとかはレイン君たちでよろしくね!」
…この人こんなキャラだっけ…出会った時はこんなキャラじゃなかった気がする。
「ど、どうもアスランさん、テンション高いですね」
「だっていつもテンション高い人とかがガチギレして静かになったらくっそ怖いじゃん?だから…ね?」
確かに怖い、普段怒らない人が怒ると本気で怖い。未知って怖いよね
「さて!それじゃあ荷物を渡そう!テレレテッテレー!マジックバッグ~」
「おいやめろ!」
それはまずい
「ん?」
「いや、なんでも」
「えっと、そのマジックバッグってなんですか?」
「いい質問だね赤髪のお姉さん!名前は確かレナさんだったかな?えっとね、マジックバッグってのはなんでも入る超激レアバッグさ!入る量は多分5t!バッグの中の時間は止まってるから食べ物は腐らないし出来立てホヤホヤの物が食べられるよ!あと生きてるものは入りません!」
多分?
「どうして多分なんですか?」
「それはねハクちゃん、実際どれだけ入るか検証するのがめんどくさくなったのさ!」
めんどいって…
「ここに全部はいってる!だから着替えをそろえたら!」
アスランさんは真面目な顔になり鋭い目つきでこう言った。
「すぐにこの町をさりなさい。国が君らに目をつけた。このままでは君らは国の奴隷になる。」