表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ハーレム目的で転生したら魔剣になった  作者: 橘 アオト
第1章
10/56

第9話

「さあ、ついたぞ、ここがこの町、マエリベル最高で最強のギルド、ザ・ピースメーカーだ」


そこは2回建てのとても大きな建物だった。


ピースメーカー…平和の作り手か…

ギルドの名前にふさわしい冒険者がいるといいんだが…前回変なフラグたった気がしたし


「レナさんとハクは念のため僕の後ろに居て、めんどくさいことが起きる気がするんだ…」


「?わかったわ」


「了解です!」


二人とも素直で助かる。


「さぁ、行こう」


グレッグさんの続き、ギルドのドアをくぐると…


「うおっあぶね」


飛んできた大剣とナイフ3本をとりあえずチリにしといた。まったく、レナさんとハクが怪我したらどーさるんだよまったく。ん?グレッグさんなんでこっちみてんの?


「おいお前!何しやがった!」


強面の冒険者らしき男がこちらに近寄ってきた


「なにとは?」


「とぼけんな!俺様の武器をどこにやりやがった!」


あぁ、こいつらが投げたのか。

とりあえず足元のゴミを指さす


「あぁん?このゴミがなんだったんだ」 てめぇ!」


「これがあんたの武器だよ、僕の仲間に当たりそうだったから燃やしただけだ。仲間を守るのは普通だろ?」


「これが俺達の武器だと!?舐めてんのかてめぇ!それに仲間だと?…へぇ、その女2人と有り金全部こっちに渡して土下座したら許してやるよ糞ガキ」


…殺してもいいよな


この世界にきて初めて、殺気を放つ。

それ以上喋るな、という意味を込めたとても弱い殺気だ


「「「っ!?」」」


「お、おい、なんだよ、なんだよこの殺気はよぉ!お前なんなんだよ!ちくしょぉぉおお!」


そんなに殺気を出していないのに周りの人もびびってる。グレッグさんなんて気絶したぞ。レナさんとハクは問題ないようだ、よかったよかっ…よくないこれ気絶してる!


周りのことを気にしていると男がかなり遅い速度で殴ってきた。あくびが出そうだ。

そのまま腕をつかみ、肩のあたりまで燃やす。

せいぜいタバコに火をつけるライターくらいの火が出るような魔力しか込めてないのに、男の腕が炭になり、落ちた。


「うがぁぁぁあああっ!腕が!俺様の腕がぁぁああ!」


うるさいな。そのまま燃やし尽くそうかな…


男に触れ、燃やそうとしたその時


「君!何をしているんだ!」


僕と同じくらいの身長に、細身の身体、1本の真っ白な剣を腰にさした男が、二階から叫んだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ