表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
日本を救うのは、おまんこ教  作者: 野馬三朗
9/9

おまんこ教の社会

おまんこ教が普及した未来には、現代の物質消費文明は大きく性格を変えることでしょう。


現代の物質文明は、商品生産に大きく依存しています。

商品は、人間の「欲望」を乗せて、めまぐるしく走り回っています。


人間の三大欲望は、食欲・性欲・睡眠欲です。

かつては食欲の解決に文明の存亡がかかりましたが、現在はクリティカルな地点を越えかけている地点です。

今後は、性欲と睡眠欲が大きな意味を持つことになるでしょう。


睡眠欲というのは休息への欲求です。

現代文明はこまねずみのように駆け続けることを強制されているので、遠からず大きなテーマとして浮上しそうです。


性欲に関しては、現代消費文明の中でかなり発展しているように一見見えますが、「性」商品は、見た目の刺激ばかりを競い合い、性本来の豊かな内実がまるで失われてしまっています。


性は、人間生活のもっとも豊かな部分に関わる大事な部分です。

現在の学校教育は、そのもっとも大事な部分を排除している欠陥教育です。


教育を評価するには、何を教えているかよりも、何を教えていないかが重要です。

現代の学校教育は、一人一人が幸せに生きるための基本的な多くの部分を欠いてしまっています。


それは本来家庭で教えることだったのですが、そこが空洞化した結果、インターネットや消費文明が提供するジャンク情報を頼りにする様になっているのです。


国家による子供たちへのネグレクトが大規模に進行していると言ってかまわないでしょう。


おまんこ教は、これに対案を提示していく必要があるでしょう。


「愛と和合」の具体的な作法を、全ての子供たちと、そして多くの大人たちにも伝えていく必要があるはずです。


今のほとんどの大人たちは、刹那的で快楽的なセックスしか眼中にないのですから。


深く、ずっとずっと深く、人々が愛し合うことができるようになれば、そこに新しい時代の「家族」が生まれます。

そこで得た確かな「感情」をベースに、人が「信頼」を語ることが始まり、「社会」に育っていきます。


それが、おまんこ教のなすべきこれからの道のりです。

おまんこ様に、愛を!

おちんぽ様に、尊敬を!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ