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王装少女キノン  作者: 澄澪
第1話 剣のアイドルと破壊の鉄球
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第02章

「はぁはぁはぁ・・・・」

2人の荒い息づかいが周囲に響く。

キノンはそっと、腰の鞘に手を触れる。そして、右手の剣の刀身、最後に正面のベイキャントを見つめる。

「 キノン、お前も使えるんだろう?見せてみろよ!オレのこれも出すつもりは無かったんだしな!」

ベイキャントは、手にある「それ」を振り回しながらキノンへと声をかける。

(ホントにね・・・もう少しとっておきたかったんだけどなぁ)

と、心の中で呟きながら、ゆっくりと剣を鞘に納める。

「これは、ちょっと時間かかるのよね・・・」

会場全体の空気が少し変わる・・・・そう、何かに期待しているのだ。

「あたしも9ポイント、あなたも9ポイント。どっちも最後の攻撃になるのね」

「ああ、そう言うことだな・・・ただし、オレが勝つがな!」

「あたしだって、負けられない!」

その時、うっすらと鞘の鯉口(こいくち)から光が漏れる。

「準備は出来たわ」

キノンは、鞘から今までと全く違う光輝く剣を抜きはなった。

「あたしの光刃剣(こうじんけん)は誰にも止められないわ!!」


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