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涙を拭いて  作者: RUI
3/3

日常

とある居酒屋。


私自身お酒はあまり飲まないけれど、妙が大好きだからご飯を食べに行くとなると大体が居酒屋になる。


「それでどーした?」


私は前の彼氏とあったことを話した。

今まで病気のことを隠していたからそれを打ち明けると、別れを告げられたこと…


「なんだそいつ!?最低だな!」


「でもなんとなく彼の気持ちも分かるんだ。自分の好きな人がそうなったら誰だってとまどうよ…」


「だからってそんな中途半端なこと言うかぁ?ふざけてるなぁ!どこのどいつだ?あたしが文句言ってやる!!」


「ちょっ、いいよいいよ!彼が悪いわけじゃないんだから」


「アンタってばホント優しいよねぇ…まぁそこが舞のいいとこなんだけどさ」


そう言うと妙は飲みかけのファジーネーブルを口にする。

いつも味方してくれる妙。

私が病気だからかな?


違うよね?


そうじゃなくてもきっと妙は私の味方だよね?



トゥルルル…


「あっ、友達から電話だ。ちょっと待ってて!」


妙は店の外に出ていった。


「はぁ…」


こうゆう店で一人は苦手…


「お待たせしましたぁ!」


その時店員さんがテーブルの上にオレンジジュースを置く。


「えっ?私頼んでませんよ?」


「サービスですよ!お姉さんあんまり楽しくなさそうなんで。これ飲んで元気だして!」


そう言うとささっといってしまった。まだ大学生くらいかしら?

よくお客さんのことみててえらいわね。。


「どーかしたの?」


帰ってきた妙が話しかけてきた。


「ううん。何でもない」

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