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今様見聞録  作者: 左鶏守
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第一話~第五話 翁、今様に触るること

第一話 汁物温むる箱のこと


箱あり。男曰く、「これ、汁物温むるものなり。蓋開きて汁物を入れ、横の物を押したまへ」

あやしがりて押してみるに箱の中光たり。


第二話 まこと賢き板のこと


「板あり。いと薄き板なれど板の中、女踊りたる。あやしがりて板触るるも、女に触るることあたはず。」


第三話 いと速き物のこと


牛車の如きものあれど、牛馬の影なく、「これなむいかにして動かむ」と問はば、男曰く「鍵なむ回して、足のもの踏みたまへ」なむ言ひける。鍵回さば、獣の如きいみじき声にて吠え、足のもの踏まば忽ち疾く駆けり。「馬なむいずこにあらむや」


第四話 動く階のこと


階あり。「いざ昇らむ」と足をかけるも、男これを留め、「歩かずともよし」と言ひける。

足かけしまま留まりて「なぞ、我を留めむ」と問はむとするに、階動きて我を昇らす。


第五話 まこと猛き遊びのこと


板の如き箱あり。箱の前に座りて手の内のもの動かさば、箱の中の男意のままに動けり。翁、これを見て「心得たり」と言ひける。翁、箱の中の男動かさば、男の前のもの忽ち倒れり。翁高らかに、「我に敵う者あらば我の前に出でよ」と叫びたり。若者これに答へて曰く「我こそはこの中の長なり!」なむ言ひける。翁、「その心意気やよし!いざ始めむ!」と箱の中の男動かす。若者、翁を倒すことあたはず、忽ち倒れり。

序盤は、試しに書いてみたものが多く、非常に短いので、一つにまとめました。

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