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『吉田松陰、令和を動かす』  作者: 長州萩人
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第二部:政界進出

1. デジタル世代の志士


「『論語』に曰く、『志を立てて万事の源とする』。諸君、現代の若者に欠けているのは、決して能力ではない。明確な志なのだ」


吉田松陰の声が、新設された萩市立青年センターの講堂に響き渡った。彼の前には、地元の高校生や大学生、社会人など百人ほどが熱心に耳を傾けている。壁に設置された大型スクリーンには、松陰が毛筆で記した「志」の一文字が映し出されていた。


松陰が現代に蘇って半年。山口操の助けを借りながら、彼は現代の技術や社会システムの理解に驚くべき適応力を見せていた。特に情報技術には強い関心を持ち、村田茜という若い大学院生の指導の下、SNSの扱いも巧みになっていた。


「先生、今日の講義内容も動画編集してアップしておきますね」


講義の終わりに、眼鏡をかけた若い女性―村田茜が松陰に声をかけた。彼女は松陰の講義をYouTubeやTikTokで配信する役目を買って出ていた。


「ありがとう、茜殿。ところで、前回の『現代教育の課題と改革案』はどうであったかな?」


「バズりました! 特に『学校を脱出せよ』という先生の教育論が話題になっています。コメント欄も炎上しています」


「炎上…? 火事か?」


「いえ、多くの人が熱く議論しているという意味です。教育委員会の人たちは批判的ですが、若い先生や学生たちからは『まさにその通り』という声が多いんです」


松陰はうなずいた。彼の現代教育への批判と改革案は、従来の枠組みを大きく超えるものだった。学校という閉じた空間での一律教育ではなく、社会の中で多様な師から学び、実践を通じて成長する「開かれた学びの場」の構築を提唱していた。


西園寺翔太が近づいてきた。ITベンチャー企業の若き経営者である彼は、松陰の現代テクノロジーの師となっていた。


「先生、あなたのフォロワーが100万を超えました。一般の歴史学者や教育者と比べて、桁違いの注目度です」


「ふむ、ならばこの声を活かさねばならぬな」


松陰の瞳に、決意の色が浮かんだ。


---


夜の萩市、松陰は山口操の自宅で彼女と向かい合っていた。テーブルの上には、松陰が手書きした教育改革案が広げられている。


「操殿、わたしは決めた。政治の場で変革を起こしたい」


操はお茶を差し出しながら、静かに目を見開いた。


「政治ですか…? つまり、選挙に?」


「然り。SNSでの発信だけでは限界がある。本当の変革は、制度を変えねば実現せぬ」


「でも先生、現代の政治は複雑です。無所属で出るとなると、組織も資金もない状態からのスタートになります」


「しかしそれが逆に利点となる。既存の政党に縛られぬ、真の志士として戦える」


松陰は立ち上がり、窓から見える萩の街の灯りを見つめた。


「参議院議員選挙が半年後にある。山口県選挙区から出馬したい」


操は反論しようとしたが、松陰の決意の強さを感じ取り、代わりに問いかけた。


「先生の選挙公約は?」


「『志のある日本の創造』。特に教育改革だ。若者たちの可能性を引き出し、未来を創る人材を育てる。それが国の根幹となる」


操はため息をついた。実現の難しさを感じながらも、松陰の情熱に打たれていた。


「…わかりました。私も協力します。まずは選対本部の立ち上げからですね」


松陰は深く頭を下げた。


「感謝する。しかし、我々だけでは困難だろう」


「大丈夫です。あなたのSNSでの影響力は侮れません。それに…」


操はスマホを取り出し、画面を松陰に見せた。


「先生の講義動画へのコメントを見てください。『松陰先生が選挙に出たら絶対に投票する』『現代の志士ここにあり』…支持者は既にいるんです」


松陰の眼差しが熱を帯びた。


2. 波紋を広げる出馬表明


「ただいま速報です。江戸時代末期の思想家・吉田松陰の子孫を名乗る『吉田松陰』氏が、参議院選挙山口県選挙区からの無所属出馬を表明しました。SNSで教育改革論を展開し、若年層を中心に人気を集めているこの人物は…」


東京・永田町。大手政党の一室で、五条貴司幹事長がテレビのニュースを眺めながら眉をひそめていた。


「この吉田松陰とかいう男、調査したか?」


秘書が資料を差し出す。


「はい。半年前に突如として萩市に現れた人物です。身元確認はできていませんが、SNSでの発信力は驚異的で、特に10代、20代の支持率が異常なほど高い。先日の講演会は入場制限が出るほどの人気でした」


五条は資料の写真を見て、鼻で笑った。


「古風な髪型に和服か。奇をてらった売名行為だな。地方の一選挙区、相手にする必要もない」


しかし、吉田松陰の名前は、思った以上に速く広がっていった。


---


「松陰センセイ、こちらを見てください」


村田茜が興奮気味に画面を松陰に見せた。彼らは選対本部として借りた小さなオフィスにいた。壁には手書きのスローガン「志のある日本へ」が貼られている。


「なんだ、この『ミーム』というものか?」


「そうです! 先生の『志なくば立つべからず』という言葉と写真が、インターネットで爆発的に拡散されています。特に若年層に共感を呼んでいます」


隣では西園寺翔太がパソコンに向かいながら言った。


「教育改革への共感だけでなく、既存政治への不満という側面も大きい。特にZ世代、アルファ世代は従来の政治に完全に失望している。先生の『志』という言葉が心に刺さっているんです」


山口操が数人の若いボランティアとともに入ってきた。彼らはみな「松陰新風」と書かれたTシャツを着ていた。


「先生、地元でのミニ集会が次々と埋まっています。特に若手教師や学生たちからの支援申し出が殺到しています」


松陰は満足げにうなずいた。


「よし、ならば直接対話を重ねよう。まずは県内の学校や企業を回り、若者たちの声を聞きたい」


選対メンバーが集まり、選挙戦略の最終確認が始まった。山口操が概要を説明する。


「デジタル戦略は村田さんと西園寺さん、街頭演説は私と松陰先生、そして地方集会は高杉くんを中心に…」


会議の途中、部屋のドアが開き、一人の女性が入ってきた。鋭い眼差しとノートを持った姿が印象的だった。


「久坂玲子です。政治記者をしています。松陰さんにインタビューをお願いしたいのですが」


松陰は立ち上がって彼女を迎えた。


「どうぞ。質問なら何でも答えよう」


玲子は松陰の目をまっすぐ見つめた。


「あなたは本当に改革できると思いますか? 現実の政治は理想論では動きません」


松陰は微笑んだ。


「確かに。だが、理想なくして変革なし。我々が今必要としているのは、実現可能な理想を示し、それに向かって行動する勇気だ」


玲子は何かを感じ取ったように、ペンを走らせた。このインタビューが、後に全国紙の一面を飾ることになるとは、この時誰も予想していなかった。


3. 対立と挑戦


参議院選挙が近づくにつれ、松陰の存在は無視できないものとなった。特に若年層からの支持率が急上昇し、大手政党も対応に追われるようになった。


都内の高級レストラン個室。五条貴司は明智勝也メディアグループ代表との会食の席で、ワイングラスを傾けながら言った。


「あの『松陰』とやらを何とかしてくれないか? 最近の世論調査では、若年層の7割が『投票したい』と回答している。冗談ではない」


明智は口元に笑みを浮かべた。


「私のメディアグループでなら、いくらでも対応できますよ。彼の『教育改革』案を徹底的に批判する特集を組みましょう。現実味のない空想論と批判すれば…」


「頼む。わが党の支持基盤が侵食されつつある。何より厄介なのは、彼が既成政党への対立軸を鮮明にしていることだ」


二人の会話は、秘密裏に進められた。だが、その内容は翌日、政治記者・久坂玲子のSNSで暴露されることになる。


---


選挙戦が本格化する中、松陰は県内各地を精力的に回っていた。彼の演説は、従来の政治家のそれとは一線を画していた。


萩市民会館での集会。会場は立ち見が出るほどの人で埋め尽くされていた。松陰は袴姿で壇上に立ち、マイクもなしで声を響かせた。


「諸君、我が国の教育は、試験のための知識詰め込みに終始している。これでは志を育てることはできない。私が提案する『現代版松下村塾』構想は、一人ひとりの才能と志を引き出す場となる」


松陰は具体的な政策を力強く語った。


「第一に、教育予算の倍増。第二に、学校の枠を超えた社会全体での教育体制の構築。第三に、起業家精神を育てる実践的なプログラムの導入。そして第四に、若者の可能性を引き出す『志支援制度』の創設だ」


聴衆からは大きな拍手が沸き起こった。特に、若い教師たちと学生の反応は熱狂的だった。


会場の後方では、久坂玲子が熱心にメモを取っていた。彼女の横には、地元テレビ局のカメラマンが立っている。


「久坂さん、あなたまでこの『松陰フィーバー』にかかったの?」カメラマンが冗談めかして言った。


玲子は真剣な表情で答えた。


「私は彼に懐疑的だった。でも、取材を重ねるうちに変わったの。彼は本物だわ。この国に必要なのは、彼のような志を持った政治家かもしれない」


---


しかし、選挙戦は順風満帆ではなかった。明智勝也の率いるメディアグループは、松陰の政策を「非現実的な空想」と批判する特集を連日放送。さらに、「正体不明の人物が政界を狙う危険性」を強調するコメンテーターが多数登場した。


特に「松陰は精神的に不安定」という噂が意図的に流され、彼の言動の一部が切り取られて批判材料となった。


選対本部では、危機感が高まっていた。


「先生、このままでは厳しいです。大手メディアのネガティブキャンペーンの影響が出始めています」山口操が懸念を示した。


松陰は冷静さを崩さなかった。


「操殿、恐れることはない。真実は必ず伝わる。我々は我々のやり方で、直接国民に語りかけよう」


「でも、テレビや新聞の影響力は…」


「現代には、それを超える力があるのではないか?」松陰は意味深な笑みを浮かべた。


彼らの会話を聞いていた西園寺翔太が前に出た。


「先生の言う通りです。私たちには『拡散力』があります」


翔太はスマートフォンを取り出して見せた。


「五条幹事長と明智代表の密談を暴露した久坂さんの投稿は、既に1000万ビューを超えています。さらに、先生の演説を若者たちが自発的に編集して拡散しています。これが現代の『口コミ』の力です」


村田茜も興奮気味に続けた。


「それに、先生の『松陰チャレンジ』というハッシュタグが流行っています。自分の志を宣言する動画を投稿する運動が全国に広がっているんです!」


松陰は満足げにうなずいた。


「よし、ならば我々はさらに直接対話を進めよう。明日からは『デジタル松下村塾』を開催する。オンラインで全国の若者と語り合おう」


「先生、それならライブ配信がいいでしょう」茜が提案した。


選対本部に新たな活気が戻ってきた。


4. 勝利への道


選挙戦最終週、松陰の支持率は急上昇していた。特に注目を集めたのは、彼が始めた「デジタル松下村塾」だった。毎晩、様々なテーマについて全国の若者とオンラインで対話する試みは、前例のない反響を呼んだ。


「今夜のテーマは『地方創生と若者の可能性』です。コメント欄からの質問にも答えていきます」


村田茜がファシリテーターを務め、松陰は画面越しに全国の視聴者と対話を続けた。


「福岡からの質問です。『地方では就職先が限られています。地方に残りたい若者をどう支援しますか?』」


松陰は考え深げに答えた。


「重要な問いだ。私が提案する『地方創生支援策』では、若者の起業を全面的に支援する。特に、地域の課題解決に取り組む事業には、最長3年間の生活保障を含む包括的支援を行う。君たちの志こそが、地方を変える原動力となる」


画面のコメント欄には「支持します!」「初めて政治に希望を持った」といった反応が溢れた。


続いて村田茜が画面に目を落とした。


「大阪からの質問です。『障害を持つ子どもたちへの教育について、松陰先生はどのようにお考えですか? 現状では支援が不十分で、才能を活かせない子どもたちが多くいます』」


松陰の表情が引き締まった。


「非常に重要な指摘だ。弱きものにこそ手を差し伸べるのが、政治家のあるべき姿だ。障害は個性であり、限界ではない。私が提案する教育改革では、障害を持つ子どもたちへの支援を大幅に強化する」


松陰は熱を込めて続けた。


「具体的には、特別支援学校への予算倍増、専門教員の増員、そして最新テクノロジーを活用した学習支援システムの導入だ。さらに重要なのは、障害の有無にかかわらず共に学ぶ『共生教育』の場を広げること。多様性を尊重する社会は、すべての人の才能を活かす社会だ。志ある国家とは、一人も取り残さない国家なのだ」


この発言に対しては、さらに大きな反響が起こった。「涙が出ました」「私の子どもにも希望が持てる」「初めて障害者教育について語る政治家を見た」といったコメントが次々と流れていった。


このライブ配信の様子は、翌日の各メディアでも取り上げられた。大手テレビ局でさえ、もはや松陰現象を無視できなくなっていた。


---


選挙前日、松陰は萩の松下村塾跡地で最後の演説を行った。歴史的な場所に、全国から集まった支持者で人があふれていた。


松陰は静かに語り始めた。


「我が師・佐久間象山は『東洋の道徳、西洋の芸術』を説いた。今の日本に必要なのは『伝統の価値観と最先端の知恵』の融合だ。古きを温め、新しきを知る。それこそが我が国の進むべき道である」


彼は聴衆を見渡した。若者たち、教師たち、そして地元の人々。多様な顔ぶれが彼の言葉に耳を傾けていた。


「選挙は明日だが、真の戦いはそこから始まる。皆の『志』を集め、新しい日本を創る。どうか、その第一歩に力を貸してほしい」


松陰が深々と頭を下げると、会場からは割れんばかりの拍手が起こった。


---


選挙当日、投票所には朝早くから若者たちの長い列ができた。SNSには「#初めての一票は松陰へ」というハッシュタグが溢れ、投票を報告する若者の姿が次々とアップロードされた。


開票が始まると、松陰選対本部に緊張が走った。


「先生、序盤は接戦です」山口操が速報を伝えた。


松陰は静かに茶を啜りながら、結果を待った。


夜が更けるにつれ、状況は明らかになってきた。過去最高の投票率を記録し、特に若年層の投票率が前回比で30ポイント以上上昇。そして、その大多数が松陰に投票していた。


「当確です! 吉田松陰さん、当選確実です!」


選対本部に歓声が上がった。村田茜は喜びのあまり泣き出し、西園寺翔太は松陰の肩を力強く叩いた。


「先生、やりましたね!」


松陰は穏やかに微笑んだ。


「いや、我々はまだ何もしていない。これからが本当の戦いだ」


彼の目は、はるか東京・永田町に向けられていた。


---


東京の政党本部では、五条貴司が険しい表情でテレビ画面を見つめていた。


「…これは想定外だ。対策を練らないと」


明智勝也から電話がかかってきた。


「五条さん、あれは単なる地方の現象と思っていましたが…全国に波及する可能性があります。私のメディアでも、もはや無視できない存在になっています」


五条は冷たく言い放った。


「次は徹底的に潰す。彼の『志』なるものが、現実の政治でどれほど無力か思い知らせてやる」


しかし、彼の言葉には、かすかな不安が混じっていた。


5. 新たな出発


松陰当選から一週間後、彼は初めて国会議事堂に足を踏み入れた。


「壮麗な建物だな」


松陰は和服姿で議事堂を見上げた。その姿を多くのカメラが追いかけている。


初登院の日、松陰は参議院本会議場で宣誓を行った。


「私、吉田松陰は、国民の生命と幸福のために全力を尽くすことを誓います。特に、次世代を担う若者たちの可能性を最大限に引き出す教育改革を実現し、『志のある日本』を築くことに命を懸けます」


彼の宣誓は従来の形式を超え、自らの志を明確に述べるものだった。それは国会の慣例を破るものだったが、議場には静かな感動が広がった。


記者会見場では、久坂玲子が質問を投げかけた。


「松陰議員、一人の無所属議員に何ができるとお考えですか?」


松陰は微笑んだ。


「私一人では限界がある。だが、志を同じくする者は必ず現れる。既存の政党の枠を超えた『志士連合』を結成したい。党派を超えて、日本の未来のために行動する議員を募りたい」


その言葉は、翌日の新聞各紙で大きく取り上げられた。


---


松陰の初の国会質問は、生中継された。教育予算の大幅増額、起業支援制度の確立、地方分権の推進など、彼の提案は具体的かつ大胆なものだった。


「大臣、子どもたちは国の宝です。その教育に、なぜGDPの僅か3.5%しか投資しないのですか? OECD平均の5%以上を目指すべきです」


大臣が「財政状況を考慮すると…」と答弁を始めると、松陰は厳しく切り返した。


「では伺います。何に優先的に投資すべきでしょうか? 未来を担う子どもたちでなければ、一体何に投資するのですか?」


大臣は言葉に詰まった。


その様子がSNSで瞬く間に拡散され、「#松陰質問」がトレンド入り。「初めて国会中継を最後まで見た」「政治が面白くなってきた」という若者の投稿が相次いだ。


---


松陰が議員活動を始めて一ヶ月、彼の呼びかけに応じた若手議員が集まり、党派を超えた「志士連合」結成の記者会見が開かれた。


「我々は党利党略ではなく、国家百年の計のために行動する。特に教育改革、若者支援、地方創生の三本柱を中心に、政策を推進する」


松陰の隣には、10名の若手議員が並んでいた。自民党から2名、立憲民主党から3名、その他の政党や無所属から5名。全員が40代以下の議員たちだった。


「我々は少数かもしれない。しかし、『志』あるところに道は開ける。まずは教育改革法案の提出を目指す」


松陰が力強く宣言すると、会場から大きな拍手が沸き起こった。


---


東京・神保町の古書店で、松陰は山口操と向き合っていた。


「操殿、ようやく一歩を踏み出せた」


「はい。でも、これからが本当の戦いですね」


松陰は古書の『陽明心学』を手に取りながら、静かに語った。


「知行合一。知るだけでなく、行動してこそ意味がある。我々はまだ始まったばかりだ」


操は心配そうに言った。


「五条幹事長たちの反撃も激しくなるでしょう」


「恐れることはない。志ある者は必ず道に出会う」


松陰の目は、確かな光を宿していた。彼の政治家としての歩みは、ここから本格的に始まるのだった。


窓の外では、夕暮れの空に、新しい時代の幕開けを予感させる夕焼けが広がっていた。


蒼い炎 〜新しい時代へ〜

https://suno.com/song/fe63684d-8e90-43da-87bf-e6997a1f7571

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