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第七章
ここは水の魔王イケの部屋。
水の魔王イケはITRのボスと電話をしていたのだった。
「とりあえず、明日の朝ヒーノとかと、砂粉王国に向かう」
イケがボスに言った。
「わかった。一応言っておくが戦いには一つも協力しないからな」
「わかってるぜ」
そして水の魔王イケの部屋にはテイ、火の魔王ヒーノ、チート冒険者ムシジ、猫のマメも集まったのだった。
「とりあえず、作戦を考えねーといけないな」
テイが言った。
「作戦なんて考えないでとりあえず、砂粉王国に着いたらすぐにZSSランクの悪魔を見つけて全員でいっせいに攻撃しようぜ」
ムシジが言った。
「確かにな。今ここで作戦を決めても奴が強すぎてチャラになるかもしれないしな」
ヒーノが言った。
そして次の日、朝五時、テイたちは砂粉王国に向かったのだった。