表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
94/165

新生ネロ


「知ってる天井だ‥‥‥」

知らない‥‥‥でやりたかったけど、知ってたのでこうなってしまった。俺の寝室だ。

「主殿〜!お目覚めですか!良かった‥‥‥」

 リヴィアが付いていてくれたらしい。


「ネロ、起きた?大丈夫?」

「ネロくん、みんな心配してたのよ」

「無事で良かったニャ〜」

 みんなも入ってきてくれたようだ。


「心配かけて済まなかった。もう大丈夫だ」

 シャルがおずおずと訪ねてきた。

「ネロ、雰囲気変わった?」

「かもな。気絶している間に水神様に会った」

「「「「「‼︎‼︎!!」」」」」

「やはり、そうでしたか」

 リヴィアだけは察しが付いていたようだ。

「恐ろしく魔力が上がっております故、以前でも我よりも上でしたが‥‥‥」


 「鑑定!」

 久しぶりだなぁ、鑑定するの。今度みんなのも見てみようかな?


ネロ=ヴァッサー 15歳

HP 320/320

MP① ∞

MP② 530000/530000

腕力  12

器用  19

素早さ 22

体力  15

魔力  ☆

魅力  20


水神


? あれ? なんか色々変わってんな。うん、見直したけど間違ってない。

 よし、ツッコむぞ。


「おかしいだろ‼︎」


「「「‼︎‼︎‼︎」」」

みんなビビる、そりゃ、そうだ。みんなには見えてないからな。見られたら見られたでビビられる気もするが。

 ちなみにリヴィアは魔力感知が出来るので、薄々気付いていたようだ。


 他の数値は軒並み普通だ、成長したから腕力、体力も上がっている。だいぶ頑張ったよな、俺。自分で自分を褒めてやりたい。

 おかしいのはやはりMPと魔力だ。


 まずMP① ∞ってなんだよ。まぁ、エリクサーが作れていた事で無限に使える事になってはいたが。とりあえず人外決定です。


 そんでMP② 530000って。フリー○様の戦闘力かよ、くっそ。もし、コレを言ってみろ、「私のMP②は530000です」って?

「MP②って何ですか?」 って言われるわ。


 そして 魔力 ☆って。数字じゃないだろ。いくつなんだよ。無いとは思うけど、まさか下がってんじゃねーだろうな?


 最後に水魔法の記載が無くなり、水神の祝福も無くなり、「水神」になってんじゃん。何?神?俺は人間をやめるぞぉ!って?

 とんでもねぇ、あたしゃ神様だよ、って言っていいんか?、良いんだ。


「ネロ、確認出来た?」

「ああ、うん。色々おかしくて、理解出来てないけど」

 とりあえず人じゃなくなってるみたいよ、とは言えなかった。言いたくなかった。

面白い、続きが気になる、と思っていただけたら、評価、ブックマークお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ