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スローライフ6日目 ○○化&あの子との出会いを話し合っちゃった!

『異世界に転生されて勇者になり魔王を倒したら魔王の娘からプロポーズ!?神様どうか俺に静かなスローライフを与えてください!』から、『異世界でプロポーズ!?〜魔王の娘から告白されたけど俺は静かな生活を送りたい』にタイトル変更致しました……これからもよろしくお願いします(〃・д・) -д-))ペコリン

 それから俺とマユはダンジョンを後にし、家へと帰って行った……玉藻とともに


「これはどういうことですか? タケル?」

 顔は笑っているが目が笑っていない……

「あの、ソロモンの指輪です……はい」


「ソロモンの指輪? あれが? どう見ても女の子でしょう?」

 はい、まるっきりその通りでござます……

「文献を読んでみてもソロモンの指輪が女の子に変わるということは書いておりませんが……どういう事ですかね?」

 いや、俺に言われてもわからないですねぇ〜

「はぁ……もういいです……ところでタケル、あなたあの約束を忘れていませんか?」

 あの約束?なんのことかな〜

「とぼけても無駄です!! 約束したじゃないですか! 明日1日私の側から離れない、もちろんトイレもお風呂の時も離れないと!」

 いや、忘れてたわけじゃないよ? けどさトイレとかお風呂はちょっとなぁ、ミライも女の子な訳だし……

「私はタケルのお嫁さんです! もちろん求められたらなんでもします! ……あんなことやこんなことも……」

 お嫁さん………ってさっきから俺の心で考えてる事読んでない!?

「えぇ、私はタケルの考えてることなんてお見通しです! ちなみに『精神感応魔法(テレパシー)』ですの!」

 俺のプライバシーだだ漏れじゃねえがァあああ

 と、とにかく逃げねえと……俺に明日がねぇ!

「あらあら、タケル……どこに行くの? もしかして約束破って逃げるの? そんなの許せない……よ? ニゲナイデニゲナイデタケル」

 ひぇええ! ミライが、ミライがヤンデレ化しちまった!


 ガチャ


 ん? なんの音だ?

 音のした方を見ると俺の手首に手錠がかけられており、もう片方はミライの手首にかけられていた……まじかよ


「ふふふっ、これで逃げられないね? タ・ケ・ル♡」


 ぎゃぁああああああああああああああ


 それから1日ずっと俺にべったりなミライさんなのでした……え? トイレや風呂はどうしたかって? ……ふっ、お前らの想像に任せるぜ!



 そして今俺は自分の部屋のベットで寝転んでいる……もちろんミライと一緒にな

「なんかドキドキしますね! タケル!!」

 別の意味でドキドキしてるよ、俺は

「寝れませんね! タケル!!」

 お前が怖くて寝れないよ、俺は

「お話しましょ! タケル!! あなたが私の元に来るまでに起こったことを私に教えてください!!」

 まぁ、それくらいならいいか

 まず最初に出会ったのはランルちゃんだったな……


 ────────────────────── 

全知全能の神ゼウス(あのクソジジィ)

「従って君を異世界に転生してあげることにしたのじゃ。 ゆっくり第二の人生を楽しんでくれ」のこの一言で俺はこの異世界に転生された……そして目が覚まし周りを見ると木、木、木、森の中にいたのだ。

 そして適当に歩き回ってると小さな村に着いた……

 なんかでっかい家がむらの真ん中にあったからここが村長の家なんだなぁと思いつつ扉を叩いた。


「すいませーん誰かいますかぁー」

 すると扉の奥から「はーい」という声が聞こえ、扉が開いた。


「どちら様でしょうか?」


「かわいい……おっと、あの、道に迷ったみたいなんですけどここはどこですか?」

 こんな変な質問にも笑顔を絶やさずに説明してくれた……

「えっと、ここはツール村と言います、あ、自己紹介がまだでしたね ここの村の村長の娘でランル・ルーベルトと言います」

「あ、俺は、朝k……いやあ、タケル・アサクラ、ええっと、多分記憶喪失です」

 この世界とは別の世界にいて転生されたって言われても信用されないしな、こう言ってたほうがいいか

「記憶喪失なのですね……で、では住んでいるところもないんでしょう? なら。この街に住んではどうですか?一応冒険者ギルドもあるので冒険者にもなることもできますが……」

 冒険者だって!?

「なる! 俺冒険者になります!!」



 それからランルちゃんの案内で冒険者ギルドに行ってギルドカードやら何やらを登録し俺は冒険者となった……そして尊重の許しを得て村長の家に居候し、ランルちゃんが村から出る時の護衛やギルドからの依頼をこなしていった……そしてそれから2〜3週間たったある日事件が起こった……

 ツール村にモンスターが襲撃したのだ……

 まぁ、襲撃してきたモンスターはスライムやゴブリンなどの雑魚モンスターだったので村の人が重傷を負うことはなく無事に倒したのだが……ある噂が吹かれていた


 ────魔王が侵略を始めようしていると───


 それを聞いた俺は覚悟を決めた。魔王を倒すと……

 俺はあくまでも静かなスローライフを送るためにこの村からでずゆっくりとしていた……だが魔王がいると知った途端いてもたってもいられなかった。絶対魔王は俺のスローライフを邪魔するだろうとそう考えたのだ。だから俺は魔王を倒して静かなスローライフを送るんだ! と


 だから俺はランルルちゃんに何も言わずにツール村を飛び出した


 そしてそれから俺は死に物狂いでレベルを上げギルドの依頼をこなし信頼ができる仲間を作り、当時最高ランルクだったAランルクまでのし上がった……


 だが俺は気づかなかった……


 気づいていなかった……


 誰も俺の事を信頼していなかったということに……


 俺を良くしてくれたこの国の王も……


 俺が通っていた酒場のマスターも……


 俺が所属していたギルドマスターも……


 そして俺が信頼していたと思っていた大切な……


 いや、大切だと思っていたパーティメンバーも……


 誰にも信頼されておらず、俺をただの捨て駒にされていたことに……









 そして俺は何もかもを失った…………










 そして何もかもを失った俺はある場所へと向かったのであった……

作者は最近ヤンデレにハマってるのです!(❁´ω`❁)

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