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スローライフ2日目 懐かしい人たちに出会っちゃった!

「さて!それでは新居に参りましょう! タケル!!」


 そして半ば強引に転移用の魔法陣の中に入らされる


空間転移(テレポート)


 そして次の瞬間目の前の景色が可愛い女の子の部屋から草原へと変わった


「ここは?」


「ここはリーク大陸の南の最先端に位置する草原よ」


 リーク大陸は魔王城のある魔大陸から大陸を1つ挟んだ場所にあり、魔大陸は全ての大陸の北にあると言われているから……結構離れているってわけか……


「ちなみにここの周辺に魔物避けの結界を貼ってあるから魔物が入る心配もないわよ」


 魔物避けの結界か……あれはかなり魔力や技術が必要だ。流石魔王の娘……だと言うべきか


 それから10分程度歩きくと大きな屋敷とまではいかないが普通の一軒家よりちょっと大きめの家が見えた


「ここにに住むのか? 2人で住むにしてはちょっと大きすぎやしないか?」


 そう尋ねるとミライはにやりと笑いながらこう言った


「あら、いつ私が2人で住むなんていったかしら? ほら、そんなことはどうでもいいから早く家の中に入りなさい」

 そういうので俺は玄関の扉を開いた。


「あ、おかえりなさい! ……って勇者様!? ちょ、ちょっとミライ様これはどういう事ですか?」

 

 黒髪で短髪に真紅の様な目の色……


 眼鏡をかけており服装はメイド服……


 年齢は14歳程だようか


 慌てふためく少女……どこかで見たような気が


「あら、言わなかったかしら? 私の旦那様を連れてくると」


「確かに言いましたけど勇者様だとは思ってなくてですね」


「まぁ、そんなことはいいじゃない……それよりサキとマユは?」


「先ほどおつかいに行かれましたよ」


 …………思い出した!


「ねぇ、君もしかしてツール村のランルちゃん?」


「はい、やっと思い出してくれましたか……勇者様」


 俺がクソ神様(ゼウス)によって転移された先が彼女のいたツール村であり、初めてこの世界で出会った人がランルちゃんだった。


「そういや、何も言わずに村を出て行ってしまったね……」


「とても心配したんですよ? でも、魔王を倒したって聞いてホッとしました! 生きてるんだって」


「そのことに関しては本当にすまないと思ってる」


「なら1つお願いしてもいいですか?」


「ああ、俺に出来ることなら」


「私を……私を勇者様の……」


「俺の?」


 彼女は少し考えてからこう答えた


「……私とお風呂に入ってください!!」


「お、おう分かった……それより俺の事を勇者様じゃなくて名前で呼んでほしいな」


「わ、分かりましたタケル様……もう、タケル様の馬鹿」


 最後の方は小声だったで俺には聞こえなかった


 ガチャッ


「「たっだいまーー!!」」


 扉が開くとともに2人の少女の声が聞こえた。


 淡いピンクの髪色で長い髪を後ろでくくりポニーテールをしていて紫色の目の色……


 服装は青色のワンピース……


 年齢は8歳くらいかな


「お父様?」


 え? お父様!? この世界で俺をお父様と呼ぶのはただ1人


「まさかサキュバスの村にいたサキちゃん?」


「はい! そうです! サキです! お父様!」


 サキュバスの村……俺が魔大陸に乗り込んだ時に初めて行った村だった。


 サキュバスの村には男性がおらず女性だけが暮らしていてまだ幼かったサキちゃんは男である俺を見るとお父様と言ってきたのだ……なんでだ


「やっと、やっとサキはお父様に会えました! お父様はこれからサキと一緒にいーっぱい遊ぶのです!」


「わかった、いっぱい遊ぼうな」


 俺は何故かサキちゃんのお願いには断れないのだ


「私を無視しないでよ! お兄ちゃん!」


 そんな声とともに俺の腰あたりに何かが衝突した


 お兄ちゃん!?……この世界に俺をお兄ちゃんと呼ぶやつはいないはず


 前にいた世界なら血の繋がりのない凛という名前の妹がいた……小さい頃はお兄ちゃん! お兄ちゃん! と言って俺の後ろをついてきていたが最近は話してないな……お兄ちゃん泣きそうだよ ちなみに俺はシスコンじゃないからな? ここ重要 テストに出ません


 とりあえず腰あたりを見ると


 ちょっと赤みがかった黒髪に緑色の目服装は黄色のダボッとしたパーカーに緑のショートパンツ


 凛と瓜二つの子がいた


「初めまして……じゃないかな、お久しぶりだねお兄ちゃん!」


「俺とどこかで会ったことあるのか?」


「覚えてないの? もう、二ヶ月前に戦ったじゃない……魔山の麓で」


 魔山の麓……まさか


「……邪神龍アンリ・マユ」


「思い出した? けどもう邪神龍はやめたのよ、今はただのアンリ・マユ、お兄ちゃんの妹、マユって呼んでね」


「でも何で凛に似てるんだ?」


「いったでしょ? わたしは貴方の妹、つまり妹の姿でなければならない……だから貴方の記憶から妹の姿を見てこの姿にしたのよ」


 妹の姿になるとか……アンリ・マユ恐るまじ


「さて、一通り自己紹介も済んだことだしタケルがやりたがってたスローライフを満喫しましょ……この5人で」


 こんな、幼女が多いところでスローライフができるわけねぇだろぉおおおお


 ふう……こんな時にはこんな言葉がお似合いかな?


『やっぱり幼女は最高だぜっ!』


 うん……俺はロリコンじゃねぇえええ


 そう考えているとサキちゃんが嬉しそうにこっちにやってきてこう言った


「それではお父様! サキと一緒に遊びましょう!!」

さてさていかがだったでしょうか


長い間更新しなくてほんと申し訳ございません


以後気おつけます


面白いかったらブクマお願いします(〃・д・) -д-))ペコリン


誤字、脱字があれば指摘お願いしますm(_ _)m


ではまた次回お会いしましょう

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