【 あらすじと主な登場人物2 】
あらすじと主な登場人物その2
旧妖怪世界の頂点、遠野十天狗に承認を得、都会にはびこる現代の妖怪「心の闇」退治を続けるシンイチ少年。天狗の代理人「てんぐ探偵」として、火の剣「小鴉」はますます冴える!
高畑シンイチ(10) 妖怪が見え、天狗の力を持つ。
ネムカケ(3000) シンイチのお供。しゃべるデブの虎猫。居眠り好き。
大天狗(早池峰山薬師坊) 遠野の巨人天狗。遠野十天狗の一。シンイチの師匠。妖怪を斬れる小鴉、ねじる力、つらぬく力、法術や七つ道具などを授けた。
六角牛山炎魔炎寂坊 遠野の二の天狗。火力は一番。
石上山白女 遠野の三の天狗。アルビノの女天狗。
権現山飯綱神 四の天狗。白い狐(飯綱の法の管狐)を使う。
五葉山真人坊 五の天狗。中国から来た。
物見山鎧丸 六の天狗。安倍貞任の部下だったが、山を守るため天狗になった。
白見山立丸坊 七の天狗。行者天狗。
明神独眼 八の天狗。一つ目で酒好き。
天ヶ森イタチ坊 九の天狗。新人の天狗。
天野山天道坊 遠野十天狗の長老。第三の目を持つ。当初はシンイチを信用していなかった(飛天僧正のせい?)。
右烏、左烏 天道坊の脇侍の烏天狗。
飛天僧正 半人半天狗。空を飛ぶ赤い衣の僧。大天狗とは仲が悪い。
遠野:
岩手県の山奥にある盆地。山に囲まれ、七十七の山があるという。
妖怪話で有名な「遠野物語」の舞台で知られる。文明の発展により住むべき闇がなくなり、都会から追われた旧妖怪たちが集まって、いまや妖怪王国になっている。
都会:
都会から闇が消えた。だから都会には妖怪がいない。
ところが、その隙に新しい妖怪が増えた。やつらの名は「心の闇」。都会には闇があったのだ。人の心の闇が。




