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萌えボイスと呼ばないで  作者: 零堵
~二学期編~
68/86

~第六十六話~

うん、滅茶苦茶長い・・・

ちょっち疲れましたね。

次の日になり、僕は朝早くに目が覚めた。

まあ、何でこんな早くに目が覚めたんだろう……? と思い、時間を確認してみると、朝の六時となっていた。

さすがに早すぎかな……と思いながら、自分の部屋から出て、リビングに向かってみると、さすがに早いからか、物音一つしなかった。

朱莉あかり母さんと圭吾けいご父さん……まだ寝ているのかな? と思ったけど、自分から話しかける必要ってないよね? と思う事にして洗面所で顔を洗う事にした。

顔を洗ってから、鏡で自分の姿を確認してみると、すっかりと髪が伸びている僕の姿が映りこんでいて、見た目が美少女に見えてしまっている。

これって、髪を切ったら、男に見えるのかな? と考えたけど、結局、短くしても女の子に間違われる可能性が大きかった。

顔を洗った後、黒のヘアゴムで後ろの髪を縛って、ポニーテール姿にした。

その作業が終わった後、リビングの方に行くと、いつの間にか、料理を作り終えていたのか、朱莉母さんが、テーブルの上に朝食を並べていた。

「あ、聖ちゃん、おはよう、今日は随分と早起きじゃない?」

「うん、ちょっと目が覚めちゃってね」

「じゃあ、ゆっくり朝食を食べられるんじゃないかしら? 遅刻って感じじゃあないでしょ?」

「うん、学校行く時間まで結構あるから、ゆっくり食べられるよ」

「そっか、じゃあ……ゆっくり召し上がってね? 私は、お弁当の準備をするわ」

そう言って、朱莉母が、台所に向かって行った。

僕は、椅子に座り、出されている朝食を見てみる。

朝食のメニューは、焼きたてのハンバーグ定食だった。

さっき起きたから思うんだけど、これ……いつ調理したのかな?

焼いている音とか全く聞こえなかったけど……家の台所って防音効果ばっちりだっけ? 時間が経過しているから、このハンバーグも冷えている筈……

レンジとかで暖めたのかな? とか疑問に思っていると

「ただいま」

と言って、帰ってきたのが、圭吾父だった。

今帰って来たって事は、仕事してたのかな?と思い、僕は圭吾父に

「お父さん、今まで仕事だったの?」

「あ、ああ…仕事のスケジュールがたまってな?ずっと仕事だったんだ、あ、そうだ、聖?」

「何?」

「学校が終わったら、真っ直ぐ帰ってくれないか?」

「別にいいけど……でも何で?」

「いやな? 聖に紹介したい人物がいるからな? 学校が終わったらでいいから、一緒に出かけるぞ」

「紹介したい人物……? それって一体誰なの?」

「それは、午後になってからのお楽しみだ」

圭吾父が、そう言うだけで、これ以上教えてくれなかった。

「ふわあ……寝てないからな、寝るとするか……」

と言って、部屋に行ってしまい、圭吾父は、どうやらそのまま寝てしまうみたいだった。

午後になったらね……一体誰に会うんだろう? と思いながら、朝食を食べ終わって、自分の部屋に戻る。

部屋に戻り、着ている服を脱いで、山野辺高校の制服に着替える事にした。

制服に着替え終わった後、低い声の発声練習をしてから、鞄を開いて

必要な物を鞄の中に入れて、入れ終わった後、自分の部屋を出る。

部屋を出ると、お弁当箱を持った、朱莉母さんがやって来て

「はい、聖ちゃん、お弁当」

そう言って、僕にお弁当箱を渡してきた。

「ありがとう、じゃあ、行って来ます」

「行ってらっしゃい」

朱莉母にそう言われて、外に出る。

外の天気は快晴で、雲ひとつない天気だった。

今日は時間に余裕があるので、ゆっくりしたペースで通学路を歩く事にした。

通学路を歩いていると

「おはよう、天野君」

そう言ったのは、同じクラスで演劇部所属の山本理恵やまもとりえさんだった。

僕は、外なので低い声で

「おはようございます、理恵さん」

「理恵で結構だよ? ま、天野君がそう言いたいなら、ボクはそれで構わないけどね? ところで……天野君に聞きたい事があるんだけど、いいかな?」

「はい?何ですか?」

「実は……昨日テレビを何気なく見ていてね? あるテレビコマーシャルの声が、どうも……君の声にそっくりだったんだが……、そのCMってアイドルの蓮城麗華れんじょうれいかのCMだったんだ、昨日山野辺ラジオで、ホワイトが「蓮城麗華に会いました」って言っていただろ? もしや……と思ってね? で、どうなんだい?」

「…………やっぱり、解っちゃいました?」

「ああ、あの声は結構独特だからな? 解るようなものだよ、やっぱり、天野君だったんだね? あの声」

「…………でも、あれは父がやってくれって頼んできたから、やる事になった訳なんです」

「そうだったのか……まあ、なかなか良かったぞ? で、その蓮城麗華のニューシングル、結構売れてるらしいぞ? オリコンチャートにも載ったようだしな?」

「そうなんですか?」

「何だ、知らないのか?」

「歌番組とか、そういうのってあんまり見てないので……」

「そっか、ま、これであの声は誰なんだ? と言う謎は解ったな、じゃあボクは、先に教室に行っているよ」

そう言って、僕より速いスピードで、先に行ってしまった。

僕はゆっくりと歩き、山野辺高校についた頃には、チャイムがなる2分前ぐらいだった。

この分なら鳴る前に教室に入る事が出来たので、急ぐ必要もなく、ゆっくりと歩いていき、自分のクラスの中に入る。

中に入ってから、自分の席に着いて、鞄の中身を机の中に入れる作業をしていると、チャイムが鳴って、担任の薄井うすい先生が入ってきて、こう言って来た。

「皆、おはよう……今日の連絡事項だが、今日は平常通りの授業となっている、で、明日が修学旅行となっているぞ? その修学旅行の段取りは、帰りのHRで行いたいと思う、では出席を取ったら、授業を始めたいと思う」

そう言って、出席を取っていき、取り終わった後、授業が始まったのだった。

午前中の授業内容は、それほど難しくはなかった。

まあ、先生に当てられて問題を解くと言う事はなく、黒板に書かれてある文章をノートに書き写すという作業だけで、よかったので

僕が当てられて、答えを言うとかは無かったので、ほっとした。

その授業が終わって、次の授業は体育の授業だった。

体操着に着替えて、体育館に行って、体育教師の川原芹かわはらせり先生が

「はーい、今日はバトミントンをしたいとおもいまーす」

と言って、どうやら……バトミントンをやる事になったみたいだった。

バトミントン用のコートを立てて、シャトルとラケットを用意して、チーム分けをして、バトミントンをやった。

僕は、あまりやった事なかったので、旨く出来るかどうか不安だったけど、何とか点を取る事が出来たので、別に勝ち負けは気にしてないので何も考えず、バトミントンに集中したけど、結果は負けてしまった。

試合が終わると、芹先生が

「はーい、今日はここまでとします、片づけをして、終わりましょうー」

と言ったので、片づけをして、体育の授業が終わった。

体操着から制服に着替えて、時間が過ぎていって、お昼の時間になった。

僕はお弁当箱を持って、同じクラスの亮太と一緒に、放送室へと向かう事にした。

放送室に辿り着くと、既に先輩達が集まっていて、昼食を取っている。

「あ、二人とも来たわね?」

そう言ったのが、部長の中田彩なかたあや部長で

彩部長は、右手にお握り、左手にサンドイッチを持っていた。

まさか……一緒に食べるのかな? と思っていると

「あ、聖君達も食べる? ちょっと作りすぎちゃったのよ」

と言ったのが、双子の西岡洋子にしおかようこ先輩だった。

洋子先輩のお弁当を見てみると、確かにサンドイッチが多めに作ってあった。

「俺も結構食ったからな、でもまだ減らないんだ」

そう太一先輩が言っていて、唇の端に卵らしきものがちょっと付いていた。

これ……言った方がいいのかな? と思っていると

「太一、顔、汚れてるわよ? ちゃんと吹きなさいよ」

と、洋子先輩がそう言っていて

「あ、本当だ」

そう言って、ハンカチで顔を吹いた後

「じゃあ、俺は先にブースに行ってるよ」

太一先輩が、ブースの方に向かった。

「今日は、太一と亮太君の番だから、亮太君もお弁当食べ終わったら、ブースに行ってね?」

「はい」

そう言って、亮太のお弁当を見てみると、パンだけだった。

揚げ物パンみたいなので、もしかして……

家がカレー屋さんだから、カレーパンなのかな? と思っていたら、やっぱり、カレーパンだった。

「聖のお弁当は、どんなだ?」

亮太がカレーパンを食べながら、そう言っているので、僕は、お弁当箱を開いてみる。

中に入っていたのは、僕のお弁当箱もサンドイッチ中心だった。

「あ、どうやら……聖君もサンドイッチみたいね?」

「はい、どうやらそうみたいです」

「じゃあ、皆で分け合って食べましょうか?」

「あ、それいいわね? 聖君、いい?」

「はい、僕はそれでOKです」

先輩達と分け合いっこしながら、食べる事にした。

ちなみに僕のサンドイッチは、卵サンドにハムサラダサンドで、洋子先輩のサンドイッチは、ツナマヨサンドにカツサンドだった。

皆で食べて、あっという間に残す事なく、食べ終わって

亮太が

「じゃあ、ブースに行ってきます」

と言って、亮太もブースの方に向かった。

亮太がブースに入った後、彩部長が

「じゃあ、準備はいい?」

太一先輩と亮太を確認してから

「洋子、お願いね」

「はいはーい」

洋子先輩が、機械を弄って、マイクでこう話す。

「これから、お昼の放送を始めます」

こうして、今日のラジオ放送が、始まるのだった。


今日のラジオ放送は、僕はルームの方で待機する事になっていて、今日の当番は、亮太と太一先輩の二人となっていて、お昼のラジオ放送が始まったのでした。


「こんにちはー今日も始まりました、ヤマノベラジオ、メインパーソナリティーはもちろん、毎度お馴染みブラックと」


「はい、赤って情熱だよね……!って色の、レッドです」


「以上の二人でお送りしております、それにしてもレッドさん?」


「ん? 何だい」


「何かありました? キャラがちょっと可笑しいですけど?」


「んーそうかな? ま、色々と試行錯誤してみて、人気が出てみればそれで行こうかな?って思ってね、今日は爽やかーに言ってみようかな?って思って、こうなりました」


「はあ、そうですか……まあ、普通にしていれば人気も出るんじゃないでしょうかね?」


「やっぱそうだよね?」


「ま、ホワイトちゃんが圧倒的な人気ですけど」


「う……そ、それは……うん、認めるよ……」


「さーこの話は置いといて、もうそろそろ冬休みって感じですよね? ちなみにレッドさんは、冬休みって好きですか?」


「うーんそうだなあ……宿題が出されなかったら、結構好きかも、まあイベント盛り沢山ですしね」


「ほうほう、たとえば?」


「ほら、クリスマスに年越しもあるじゃないか?」


「あー確かにそうですね? ちなみにレッドさん、去年のクリスマスはどうでしたか?」


「えっと……クリスマスだから、やっぱり女の子と遊びに行きたいでしょ?男としてはさ? で、声をかけて「ええ、いいよーじゃあ、当日、連絡してね?」とメルアドをゲットして、クリスマスの当日になって、その子にメールを送ったら、「melerdaemonさんから返信来ました」と…………」


「はーー……それは何というか……ご愁傷さまです」


「くっそー今年は絶対に女の子と遊んでやるーー!!」


「そんな事を堂々とラジオで宣言しないでくださいねーそんな事を言っていると、レッドさんの評判下がりますよーあ、もうとっくに下がってますね」


「ううぅぅ!!」


「さて、それではいつもの音楽を流したいと思います、ほらレッドさん、曲紹介お願いしますよ」


「う……あ、はい、えーーっと……今日の曲は、ドラマ「天空カイザー」で使用された楽曲を流したいと思います、それでは聴いて下さい「天使の飛翔」


そう太一先輩が言った後、音楽が流れる。

その間に、洋子先輩がミニパソを持って、ブースの中に向かった。

数分の曲が終わり、再び二人がマイクで、話し出す。


「今日流した曲は、ドラマ「天空カイザー」の天使の飛翔でした、ちなみに自分は、この天空カイザーのドラマ版、結構見ていましたね、レッドさんはどうでした?」


「俺も見ていたかな、と言うか……出てくるキャストが、可愛かったし」


「そっちが目当てですか、ちゃんとお話も見ましょうよ」


「話としては、結構面白かったし、続編が出るんだったら、また見ようかな?とか思っていたりしてるよ」


「そうですか……えっと……今日は、皆のマスコット、ホワイトちゃんがいないので「ホワイトちゃんに言って欲しい事」は、お休みとさせて頂きます、うーん……そうですね、今日は自分達二人のコメントを言ってみるとしましょうかね?えっと……「ブラック、手馴れてきたなあ」「レッド、受ける……いいやられキャラっぷりが最高w」「ブラック、ナイス突っ込み!」

「レッド、まあ…………がんばれ」と書かれてありますね? で、どう思います?レッドさん」


「……とりあえず、頑張る!!そしたら人気が出て、もてもてに……ふふふふ」



「はあー……そんな考えだから、人気が出ないと思うんですけどねーー……」


「ん? 何か?」


「いえ、んー今日は、ここまでとしておきましょう-お相手は漆黒の闇の色、ブラックと」


「燃える赤色、レッドです」


「以上の二人でお送りしていました、この番組は放送戦隊ヤマノレンジャーの提供で、お送りしました」


二人がそう言った後、部長の彩先輩の指示に従って僕は、ブースのマイクのスイッチを切る。

スイッチを切った後、ルームの方に三人戻ってきた。

三人が戻ってきた後、彩部長が、洋子先輩に

「洋子、お願いね?」

「はいはーい」

そう言って、機械を弄り、マイクのスイッチを入れて

「これで、お昼の放送を終わりにします」

そう言ってから、スイッチを切った。

「これで、Ok」

「じゃあ、あとは放課後に集まるだけね?では、解散!」

彩部長がそう言ったので、僕と亮太は、自分のクラスへと戻る事にした。

午後の授業になり、午後の授業は国語の文章問題をやる事になった。

先生から、プリント配られて、制限時間を決めて、先生が「はい、始め!」と言ったので、皆、一斉に文章問題に取り掛かる。

僕も中身を見ていって、これなら……出来るかな? と思い解答を生めていって、全部解答する事が出来た。

全問解き終わって、時間が余ったので、何をしてようかな?と考えて

とりあえず……何かしらのイラストを描いては消しゴムで消してを繰り返して、時間をつぶす事にした。

描いたのは、主に人物画で、下手か旨いか? と聞かれると、絵は昔から、結構得意な方だったので、上手に描く事が出来た。

描いては消してを繰り返し、時間になったのでプリントを集めて貰い、授業が終わった。

帰りのHRになって、担任の薄井うすい先生が

「では、今日の連絡事項だが……明日はいよいよ修学旅行となっているぞ、集合場所は、学校で朝の7時に校門前に集まるように、決して遅刻をしないように心かけてくれ、後は……修学旅行が終わったら、二学期最後のテスト週間となっているぞ、そのテスト週間が終わったら、冬休みとなっているので、ちゃんと勉強しておくように、では、解散」

そう言って、薄井先生が教室から出て行く。

先生が出て行った後、僕は鞄の中に必要な物を入れて、同じクラスの亮太と一緒に、放送室に向かう事にした。

放送室に辿り着くと、既に先輩達が集まっていて

おまけに顧問の朝崎翠あさざきみどり先生もいた。

「お、二人とも来たな? 二人は解っていると思うけど、二人とも明日は修学旅行だろ?」

「はい、そうです」

「じゃあ、その間のお昼のラジオはどうするかだけど……君達二人がいない間は、この三人でやって行くと言う事に決まったぞ」

「そうなんですか?」

「ええ、そうなるわね? 私がルーム担当で、ラジオ担当が洋子と太一にやって貰う事にしたわ」

「ああ、そう言う事になるな」

「二人とも、修学旅行楽しんで行ってね?」

「あ、はい」

「あの……翠先生」

「ん?何だ? 赤井」

「先輩達が卒業した後、残るのは俺と聖だけになりますよね? そしたら、放送部は廃部とかになるんですか?」

「んーそうだな……確かに二人だけじゃラジオは出来ないからな、ラジオは無くなるが、放送部は無くならないぞ? 二人でも活動して貰う事になる、でも来年は新入生が入るから、新入生の勧誘をして、部員を集めるといいぞ?」

「じゃあ、来年は僕か亮太が、この放送部の部長って事になるんですよね?」

「ああ、そう言う事になるな」

「……ねえ、亮太? 部長ってやりたい?」

「うーん……そうだな、聖はどうなんだ?」

「……部長って、あれでしょ? 確か……新入生が入った時に、部活紹介で発表する事になるから、僕は……あんまりやりたくないかも……」

「でも、聖が部長だったら、人集まりそうだと思うけどな……先生もそう思いますよね?」

「そうだな……確かに、天野が部長になると、興味本位で入ってくる奴もいるかも知れないぞ?」

「…………そうですか……」

「ま、まあまあ……部長を決めるのは、三学期にしておきましょう、あ、もうこんな時間ね? 洋子、お願い」

「はいはーい」

そう言って、洋子先輩が、機械を弄って、マイクのスイッチを入れて、こう話す。

「下校の時刻となりました、皆様速やかに下校して下さい、繰り返します、下校の時刻となりました、皆様速やかに下校して下さい」

そう言った後、マイクのスイッチを切る。

「はい、これでOK」

「じゃあ、今日はもうこれで解散にしておきましょうか? では、解散!」

そう彩部長が言うので「お疲れ様でした」と言って、僕は、亮太と一緒に帰る事にした。

帰る途中、亮太が

「明日、楽しみだよな……聖は?」

と聞いてきたので

「そうですね……場所が初めてですので、何があるのか? ちょっとワクワクします」

「そっか、明日は遅れない様にしないとな? それじゃあ、俺はこっちだから、じゃあな」

「あ、はい、さようなら」

そう言って僕は、亮太と別れて、自分の家へと戻る事にした。

家に戻ると、圭吾けいご父さんがいて

「お、聖、帰って来たか……じゃあ、着替えて来なさい」

と言ったので、僕は「うん」と言って、自分の部屋に行き

山野辺高校の制服を脱いで、動きやすい私服に着替える事にした。

着替え終わった後、自分の部屋を出ると、圭吾父がやって来て

「うん、その姿も可愛いなあ……思いっきり美少女に見えるな? うんうん」

そう言って、頭を撫でて来た。

「父さん……それ、あまり嬉しくないかも……」

「いいじゃないか、さ、行くぞ」

「うん、でも……何所に行くの?」

「それはついてからのお楽しみだな」

父さんがそう言ったきり、何も教えてくれなかった。

僕は、一体何所に向かうんだろう?と思っていたのであった。


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